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着物どのくらいお持ちなんですか?
と、いつも素敵な着物姿で部活の指導に来てくださる、わたしのお茶の先生が質問されていて、何枚お持ちか、ご本人も見当もつかないくらいなのですが、弟子のわたくしも、いつのまにかたくさんの着物に恵まれているので、そのことを書き留めておきます。
着物が特別のものでなくなって、10年ほど経ちました。
月に3回あるお茶のお稽古はいつも着物です。
お稽古のある朝は8時半に着付け始めるのがタイムリミット。
今
高3生、『陰翳礼讃』を読むにあたり、「夜咄の茶事」の動画を見せてみた
自分が高校生の時に国語の授業で出会ったきり、30数年ぶりの再会。
谷崎潤一郎『陰翳礼讃』
再会といっても、忘れていたわけではなく、高校生のわたしにはっきりとした爪痕を残して、血肉になった文章の一つです。
教材として、教えるのは実は初めて。新教育課程で蔑ろにされている「文学国語」という授業を今年初めて持つことになり、楽しいのと授業作りに時間がかかるのとで、勤務時間は昨年よりかなりオーバー。
ハーブリーディングを体験、ズバリ御指摘のとおりで香りの力を改めて実感
いつも通っている美容室でカラーの待ち時間に、ハーブリーディングなるものを初体験しました。
何十種類かあるハーブを次々に嗅いで、直感的に好きだと思うものを選り分けます。
知っている香りも知らない香りもあって、たくさん嗅いでいると、好きかどうかよくわからないもがたくさんもあるなかで、
あ、いい匂い!
って明らかに感じるものがいくつかあり、わたしは5種類くらいを選んでいました。
何のハーブかは見な
勤務時間削減を成果目標の第一に謳わなければならない業態をつくりだしておいて予算も人員も増やさず、質の向上はしたいという場合にできること
生活のほとんどを仕事が占めている状態は不健全だ。
「職員の勤務時間が異常に長すぎる。余白がなければ何も生まれない。そのため時間外の面談などは設定しない。兄や姉の時には受けられていたサービスと同じものが提供されなくても、保護者のみなさんにはご理解願いたい。」
わが社のリーダーの明確なメッセージ。👏
その通り。そこに何の異論もない。
でも、それが組織の最も重要な目標ではつまらない。
学校経営理念
「抹茶」と「畳」再発見! 高校茶道部旅行in西尾
3月下旬、2回に分けて愛知県西尾市を訪れました。茶道部恒例の春の研修旅行。それぞれ10人ほどの高校茶道部女子たちとのおでかけ。1日目はあいにくの雨でしたが、それぞれ楽しい研修ができました。
★1日目のコース
西尾城→西尾歴史資料館→松鶴園→あいや抹茶ミュージアム→抹茶ラボ
★2日目のコース
尚古荘庭園→旧近衞邸茶室→松鶴園→榊原タタミ店
この旅行での学びベスト3第3位🍃
抹茶を引く石臼は5
勤務校での「茶道普及作戦」がじわじわと効果を上げている⁈
わたしの「茶道の普及作戦」について誰に頼まれたわけでもないのですが、気まぐれな使命感のもと、地味でありながらしつこく(笑)行ってきた「茶道普及作戦」
最近、蒔いた種のうちのいくつかは芽を出してくれているのだなと思えることが増えてきて、何より心楽しい思いがします。
公立高校では同じ学校に12年も務めるのは長い方です。
そのなかで、最初の2年間を除く10年間、
自分も長く親しんでいる「裏千家茶道」の
対立・論破ではなく、摩擦が大事キーワード③フリクションについて
①レジリエンス、②リバティに続いて…
③フリクション(摩擦)の話定数と変数「ハード」と「ソフト」という対立項で語られることはこれまでもよくあったのですが、最近もっとしっくりくる視点は、「定数」と「変数」という考え方です。これもvoicyで澤円さんや越川慎司さんが取り上げているのを聞いて、自分の中でとっても腹落ちしました。
「ハード」と「ソフト」で語る言説の中では、その2極の間で
「必ずしも『主
「レジリエンス」と「リバティ」 大学入学共通テスト後の高校で☆越川慎司さんの2024「働き方」キーワード☆から考える
ビジネスのトレンドを知ることはとても大事だといつも思っています。
教育が明け渡してはいけないことと、変わらなければいけないこと、社会の変革のなかで判断に迷うことがとても多いです。越川さんと緒方さんの対談はとても興味深く、共感しました。越川さん、対談の冒頭でまずこのように結論を提示されました。
3つのキーワードから1月前半の仕事を振り返ってみたいと思います。
キーワード①レジリエンス(しなやかさ
まさしく、『この世にたやすい仕事はない』。どう働くかを自分で選び取る自由を持ち続けたい。
正月休み最終日は、箱根駅伝の復路を横目に見つつ、津村記久子『この世にたやすい仕事はない』を読み終えました。
文庫版の帯の「新潮社入社2年目・K」さんの自筆ポップ風に書かれたコメントです。
簡潔かつ、読みたくなる!
で購入してきました。
読み終えてみて
「そうなんだ…」と
うちの職場にも入社2年目の青年がいますが、彼もラストシーンで涙を流すかな、いや流さないな。(想像です笑)意外に流すのかな…
本屋大賞ノミネート!読書感想文『水車小屋のネネ』と再び『黄色い家』と
津村記久子さんの『水車小屋のネネ』を読み終わりました。幸福な時間をじっくり味わうように読みました。
ネネがヨウムだと知らずにこの本を手に取ったのですが、インスタグラムでヨウムの「アーボ」や「メイちゃん」をフォローしている鳥好きな私には、ネネの仕事ぶりや一挙手一投足?が鮮明に目に浮かび物語に引き込まれました。
表紙の絵や挿絵もこの小説の世界にあまりにぴったりで、こんなにふかふかとした温かい気持ち