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何度でも読みたい。

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何度でも読みたい。noteで読ませていただいた、そんな記事をまとめています。
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#教育

無条件に幸せでいていい

無条件に幸せでいていい

先日、ある町に出掛けた時、町内放送が流れてきました。こどもの声で下校中の見守りをお願いする内容です。

「私達も交通ルールを守りますので、見守りをお願いします。」

この言葉に、私は「あっ・・」と思いました。最近考えていたことを思い出したからです。

それは、私達が幸せを何かと引き換えにしてしまうこと。
交通ルールを守りますから見守ってください。
頑張るから、努力してるから、大変だから、いい子でい

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心地よさの源泉は「単純作業」にあり?AI時代に際立つ瞑想空間としてのキャンプ

心地よさの源泉は「単純作業」にあり?AI時代に際立つ瞑想空間としてのキャンプ

広大な北海道キャンパス内にみずから野外教育のためのフィールドを切り開き、プライベートでも渓流釣りや山菜採り、キノコ狩り、バックカントリースキーなど一年を通して野山を歩く。國學院大學北海道短期大学部・田中一徳教授が「北海道の冒険王」と称されるゆえんです。

そんな田中教授に今回語ってもらうテーマは「野外活動における瞑想」について。

自然の中でさまざまなアクティビティに取り組んでいると、時間を忘れて

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学校に絶望した子どもとどう対峙するかーー「オードリー・タン 母の手記『成長戦争』 自分、そして世界との和解」から学んでみた

学校に絶望した子どもとどう対峙するかーー「オードリー・タン 母の手記『成長戦争』 自分、そして世界との和解」から学んでみた

こんにちは。

「オードリー・タン 母の手記『成長戦争』 自分、そして世界との和解」(KADOKAWA)が、本日発売だそうです。

「私たちが過去に受けた苦難を、誰かがもう一度味わうことがありませんように」――母親によって描かれた、これまで誰も見たことのないオードリーの横顔、そして家族の物語。

母・李雅卿さんの「成長戦争」(絶版)をライター近藤弥生子さんが、日本向けに翻訳・再構成。独占取材も含ま

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自分は褒めて育てられなくて良かった

褒められた覚えのない少年時代私は子供の頃、両親から褒められた覚えがない。

と言っても、よほどのヤンチャ少年で毎日叱られてばかりいたからだ、というわけではない。いや、実は叱られた覚えも(あまり)ない。

では、両親から無視されてネグレクト状態だったか、と言えばその全く逆だ。私の両親ほど、子供を心配しかつ信頼してくれる親はいないんじゃないかというくらいに愛を注いでくれた。

冒険家という生き方私はい

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多様な視点を持つための、冒険

多様な視点を持つための、冒険

先日、とある冊子に小学生向けに寄稿した原稿です。多様な視点を持つとは何か?冒険することとは何か?そんなことを書きました。

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皆さんは、北極と南極の違いを知っているでしょうか?

色々な本を読むと、ペンギンがいるのは南極で、シロクマがいるのは北極、なんて書いてあり

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