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学校に行かないという選択。

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2023年現在、中学校2年・小学校4年の学校に行かないという選択をした子どもたちとの日々の暮らし。学校や学びにまつわること。学びとはなんだろうということを日々感じ考える記録。
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#末娘6歳二男10歳長男14歳

学校に行かないという選択。「自発的な学びとはどこから始まるのか。」

学校に行かないという選択。「自発的な学びとはどこから始まるのか。」

2月の終わりに長男の中学の定例面談があった。

学校に通わない選択をしている長男もこの春には中学3年生となる。所謂、不登校の子どもたちが進級するにあたり、もし望むのであれば、再度同じ学年で学ぶという選択もあるのだそうだ。私が中学生の頃には、そのような制度というか選択肢はなかったので、なるほど、そんなものがあるのか、本人さえ望むのであれば、そういった時間を過ごすものアリなのかもしれないな、と思う。

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年度末の小・中学校の面談終了。末娘と二男、発熱中で長男だけ面談へ。小学校で元担任の先生と勝手に面談する長男。笑 卒業しても会いたくなる先生に出逢えて良かったね。中学面談の帰りに激辛パキスタンカレーを食べにカフェへ。辛いけど、クセなる。顔に汗を吹きながら食べる長男のレアショット。笑

漫画みたいな毎日。「満ちてゆく 日々の中で。」

漫画みたいな毎日。「満ちてゆく 日々の中で。」

昨日、12年通った幼稚園を卒園した。

長男が2歳の夏に通い始めた森の中の幼稚園。赤ちゃんからお年寄りまで集う、賑やかな場所。親子で多くの時間を過ごした場所。神奈川から移住し、知人も友人も皆無だった私たち家族を、「おかえり」と迎え入れてくれたこの場所。

3人だった家族が、4人になり、5人になり、三角形だった関係性は、五角形となり、少しづつ環に近づいていく。子どもの誕生を喜び、育ちを見守り、自分も

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確実に春に近づいているあたたかい一日。雪が湿っていて、雪だるま作りに最適の日。三段雪だるま完成。春が来る喜びと、雪が無くなる寂しさとを味わいながら遊ぶ。子どもたちがこうして一緒に遊んでくれるのはあと何年だろうと最近はそんなことを思うことが増えた。子どもたちが大きくなった証拠。

先日、中学の定例面談の際、担任の先生と様々な雑談をした。先生が「やなぎださんに戸惑うことはありましたが、困ったことはありませんね〜。」と仰っていた。未知の生物との遭遇で、戸惑う事はあっても、困ってはいないのであれば良かった。笑 雑談とは、様々な情報や心情が組み込まれると思う。 

二男と勉強タイム。「教えよう」とか「覚えさせよう」という空気を少しでも感じると一気にテンションが下がり、超不機嫌になるので面白い。如何に「面白い」と思えるかを考えつつ進める。何でも全て覚える必要はないし「自分の引き出しから自由に出し入れできるようにしておく」って感じでいいかなと。

学校に行かないという選択。「幼稚園に行かないという選択をした末娘。」

学校に行かないという選択。「幼稚園に行かないという選択をした末娘。」

金曜日にそっと開店するお店、それが虹色通り。今日も来ていただきありがとうございます。

2024年は新たなメンバーが加わり、新しい風が吹いている虹色通りです。新メンバーの恵子さん、そい先生の記事もアップされました!

読み応えたっぷりのお二人の記事。これからの虹色通りにどんな色が加わっていくのだろうと私も楽しみです!

虹色通りって?と思う方に・・・メンバーのららみぃたんのとてもわかりやすいこちら

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学校に行かないという選択。「学校に行ってみようかな。」

学校に行かないという選択。「学校に行ってみようかな。」

昨日は月に一度の二男の小学校の面談日だった。

担任の先生は、「クラスにバスケット好きな子もたくさんいるから気が合うと思うんだけどなぁ!」「学校くるのどうですかね?」と今回も帰り際に言っていた。二男は聞いてないふりをしてさっさと玄関を出る。

雪解けが進む道を二男と歩いて帰りながら色々な話をする。20分くらいのこの時間は文字通り〈二人きり〉で、二男の様々な気持ちを聴ける貴重な時間。

「先生はさ、

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学校に行かないという選択。「比べるよりも、自分の場所で。2」

学校に行かないという選択。「比べるよりも、自分の場所で。2」

先日、noteでこのような記事を書かせていただいた。

比べる、とは何か?と考えている。
比べるということは、相対的なものであって、比べる対象が必要になる。

学校という場は、その最たるものなのだろうと自分の子ども時代を振り返ってしみじみと思う。誰かと比べて自分はどれだけ何が出来て、何が出来ないのか。何が自分の得意なことなのか。不得意なことは何なのか。

学校では、同じ年齢の子どもたちが一括りにな

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学校に行かないという選択。「想像することからしか始まらない。」

学校に行かないという選択。「想像することからしか始まらない。」

2024年、初めの虹色通りをお届けします。これも書き初めというのかもしれないなぁと思いながら、書かせていただいております。

今年は、虹色通りに新たに二人のメンバーが加わり、パワーアップしてお届けできると思います♪

昨年に引き続き、本年も虹色通りにお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願い致します😊

虹色通りって?と思う方に・・・メンバーのららみぃたんのとてもわかりやすいこちらの記事をご

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カフェで新聞紙のエコバックの作り方を教えてもらった日のこと。楽しそうに丁寧にエコバックを作っていた二男。帰宅してから「何か作りたい!」と文字通り目を輝かせ、工作を始める。「やりたい!」という気持ちが溢れている顔が見られた時ほど幸せなことはない。やりたいことを存分に。その先に未来。

末娘と絵本を読んでいると長男が、「ドジョウって種類によって髭の数が違うらしいよ。」 と。知らなかった!ドジョウは5対10本、ヒガシシマドジョウは3対6本、ホトケドジョウは4対8本なのだそう。絵本に出てきたドジョウ爺さんは、最初はただのドジョウで最後にホトケドジョウになっていた。

漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。5」

漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。5」

旅の記録1~4はこちら。

在校生との座談会を終え、私たちは個別面談の順番を待っていた。

「バスや電車の時間がある方から先に面談しますね。」

職員の方が待っている見学者に声をかけてくださる。周囲を見回すと、急いで面談をしたいという様子の方がいらっしゃらないようだった。車ではあったが、帰りも渋滞にはまる可能性も否めないので、先に面談をさせていただくことにした。

部屋の中には3人ほど先生たちが各

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漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。4」

漫画みたいな毎日。「探しに行くよ、内なる花を。4」

旅の記録1~3はこちら。

渋滞を何とかくぐり抜け、オープンスクールへの参加となった。公開授業の様子から、この学校に「学びとは自発的なもの」という意識が存在している気がしていた。

公開授業が終わると、下宿制を利用して高校に通っている生徒たちとの座談会が予定されている。

生徒も見学者もランダムに、なんとなく分かれて4つのテーブルに分かれて座る。私たちが囲んだテーブルには、高校二年生が一人、一年生

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