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学校に行かないという選択。

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2023年現在、中学校2年・小学校4年の学校に行かないという選択をした子どもたちとの日々の暮らし。学校や学びにまつわること。学びとはなんだろうということを日々感じ考える記録。
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#子どもの邪魔をしない

こどもの邪魔をしないこと。

こどもの邪魔をしないこと。

大人たちがよくこどもにする質問の中のひとつに、「大きくなったら何になりたい?」というのがある。

本来であれば、目の前の「今」のことだけを感じていれば十分である子どもたちに、そのような質問は必要なのだろうかとその言葉を耳にするたび、心の中で溜め息をつく。

そんな先のことまで決めていたら、寄り道もできず、窮屈にならないかなかぁ・・・。それを一般的には、「安心」「安定」とかいうのだろうか。大人が子ど

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どのくらい?を知りたがる大人たち。

どのくらい?を知りたがる大人たち。

相手の事を知りたいと思った時、あなたなら、どんな質問をしますか。

あるいは、しませんか。

子どもたちに大人が聞く。

「どのくらい好きなの?」

「どのくらいの時間、勉強してるの?」

「どのくらい知ってるの?」

どのくらい??????

こどもたちのこたえはだいだいこんな感じだ。

「ん~、わかんない。」

友人のお子さんがラジオに出演することになり、先日、収録があったそうだ。そのお子さん

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漫画みたいな毎日。「今日は、何色が好き?」

漫画みたいな毎日。「今日は、何色が好き?」

「何色が好き?」と聞かれたら、皆さんはどう答えるだろう。
青、赤、ピンク、紫、黄色・・・色はいろいろだ。

末娘が家族に対して、よくする質問がある。

「お母さん、今日は何色が好き?」

私は、この質問がとても好きだ。

〈好きな色は、固定されたものではない。〉と彼女は思っているのだな、と質問から感じるから。

うん、そうだよね。

その日の気分や体調、天気や気温によって、食べたい物や着る物が変わ

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小学校の面談日。二男と二人歩いて学校へ。歩きながら、ウルトラマンから始まり、昭和の暮らしの話で盛り上がる。二男が「便利になりすぎると、不便なことも沢山あるよね。」と。いや、それ、真理だよね。忘れっぽくなっている脳内と心のメモに記す。そういう事を考えて暮らしている二男を尊敬する。

学校に行かないという選択。「長男人生初テストを受けたその後。」

学校に行かないという選択。「長男人生初テストを受けたその後。」

先日、長男が人生初のテストを受けた。

その後、どうしたかしら?と気にかけてくださっている方もいらっしゃるかと思うので(いや、いないかもしれないが。)その後のことを記しておきたい。

定期テストを無事に受け終え、「学校の椅子が固い。あんな椅子で一日中勉強するの無理。」と感想を漏らしていた長男。アウェイ感満載であっただろうに、然程、疲れた様子も見せず、心臓に剛毛が生えていることに感心した親馬鹿な私と

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子どもたちの成長に、良いも悪いもない。他者からの評価の中で生きない。失敗は経験でしかない。より心踊る方を、より楽しい方を選択する。より自分を好きになる方へと進め!と心の底からエールを送り続けたい。そして大人が出来るのは、彼らの歩みを邪魔しない事だけだと思う、青い空の中の雪景色。

アートスタジオで「ノイズマシーン・ラーメンさん」の解体作業。子どもたちの「解体前にラーメンさんの声が聞きたい!」のリクエストに応じて頂きました。残念ながら今日でサヨナラ。作ると壊すは対。感覚の共有こそ成果。ラーメンさんについてはこちら→https://note.com/sundays_children/n/naa763510816c

長男が昨日から段ボールピザ窯を準備していたが、強風で本日に延期。生地作りまで終え、本日、窯焼きピザ屋・開店♪前回は3枚しか焼けない窯だったので、今回は6枚!に改良。段ボールを横にしたので、火が近く焼き加減が難しかったと。その時々改善点が出てくる様子。長男ピザ屋・まだまだ続く~!

学校に行かないという選択。「段ボールでピザは焼けるのか?!」

学校に行かないという選択。「段ボールでピザは焼けるのか?!」

いつだって、物事は突然動き出すもの。

一昨日の突然の〈思いつき王子〉のひとこと。その時刻、21時。

「段ボール窯でピザ焼きたい。」

え~っと????

どうやらこの発言の出処はこちら。

とにかく、アウトドアが好きな長男。先日も、急に、「テントで寝たい気分になったから、テント立ててくる。」とお隣の空き地にテントを立てて、そこで寝泊まりしていた。

夫が、「やりたいなら、自分で調べてごらんよ。

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学校に行かないという選択。「オレの時代、到来。」

学校に行かないという選択。「オレの時代、到来。」

二男・9歳。
現在、小学校3年生。
実質登校日数・0日。
我が家の面白癒し系担当。

そんな彼が、床に座って一枚のチラシを穴が空くほど眺めている。

そこにはこう書かれていた。

「マイルドキャンプ 忍者修行 2泊3日 対象年齢1~3年生 」

生存確認の為、月に一回、小学校に面談に行っているのだが、その際に渡される配布物には、授業で使ったプリントだけではなく、市や各関係機関から配られるお知らせの

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漫画みたいな毎日。「なんてことない夏の一日。」

漫画みたいな毎日。「なんてことない夏の一日。」

今日も暑い一日となった。

しかし、札幌では、朝夕は窓を開けたまま寝てしまえば、肌寒さを感じることさえあるのだから、「暑い」と言っていいものだろうか・・・と本州で生まれ育った私は思うのだ。

久々に近くの生き物系科学館に行こうということになり、早めのお昼ご飯を済ませ、二男と末娘の二人とバスに乗る。長男は、定期があるにも関わらず、体力が余っているので、バスには乗らず自転車でいくというので、現地で待ち

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学校に行かない選択。幼稚園には行ってます。「同じ空間で子どもたちが育つ時間を共有すること。」

学校に行かない選択。幼稚園には行ってます。「同じ空間で子どもたちが育つ時間を共有すること。」

長男と同じ時期に幼稚園に通っていた、ひとつ下の子のお母さんから、郵便が届いた。

封筒の中身は、二男の誕生日にと手作りのピンバッジ。

「ちょうど、誰か誕生日の人がいたら、プレゼントしようと思って作ってたの。二男くんに贈れて良かった!」

「お母さんにもおめでとう。二男くんを産んでくれてありがとうの気持ちを込めて。」と、私にプレゼントと、手作りのピアスが入っていた。

可愛らしいラッピングに、ドラ

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学校に行かないという選択。「アンモナイトと生きる。~50年の歩みとこれから~」

学校に行かないという選択。「アンモナイトと生きる。~50年の歩みとこれから~」

今日は、幼稚園をサボり休み、家族で博物館を訪れた。
今週末までの企画展があり、古生代生物好きの二男から観に行きたいと希望があったのだ。

三笠市にある三笠市立博物館・通称「アンモナイト博物館」も二男が大好きな博物館である。今まで何度も足を運んでおり、係員の方に2年ぶりにお会いした時にも「久しぶりね!」と声を掛けていただいた。

本当に古生代生物や恐竜が好きなのだなぁ、と彼を見ていると思う。

三笠

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今日は、長男の卒業証書授与式でした。 
ひとりの卒業式。今日、感じた様々なこと。
充分に味わい、ゆっくりnoteに書いていきたいと思います。

物凄く偉そうな長男ですが、引き続き見守っていただければ幸いです。感謝です。

お礼に、本日の偉そうな長男の画像をお届けします。魔除けに。