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学校に行かないという選択。

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2023年現在、中学校2年・小学校4年の学校に行かないという選択をした子どもたちとの日々の暮らし。学校や学びにまつわること。学びとはなんだろうということを日々感じ考える記録。
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2022年5月の記事一覧

学校に行かないという選択。幼稚園にはいってます。「私は、最高にムカついている。」

学校に行かないという選択。幼稚園にはいってます。「私は、最高にムカついている。」

私の脳内には、さかなクンや、古舘伊知郎さんや、鬼平・長谷川平蔵や、ヤンキーが住んでおり、皆さん、仲良く同居している。

しかし、数日前の出来事に、私は、まだムカついている。脳内の住人たちの対応を超えた所で、ムカついているのだ。

「ムカつく」という表現が本来は好きではない。

しかし、私は今、最高にムカついている。
だから、今回、敢えて「ムカついた」と書くことを選んでみた。

その出来事は、一匹の

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月に1度の20分程度の中学校個人面接日。

長男「勉強の途中で来たからこの時間、すんごい迷惑。」
先生「まあまあ、月に一度だけだから!」

あはは。思春期男子に、あっさり対応していただきありがたい。

面談の後は、長男とスープカレーランチ。ご飯大盛り700g也。米を愛する男。

夫の治療を受けに来てくれている近所のおばあちゃん。「これ、上の息子さん、生き物が好きだから、好きかと思って。珍しいから。」はて?何の虫?と思って、大事そうに包まれたティッシュを開いてみたら、そこには、豆粒大のシュルツェマダニが。「ダニか。そうとう血吸ってんな。」と長男。冷静だな。

学校に行かなという選択。「誰かと比べない、比べられない。自分で学ぶということ。」

学校に行かなという選択。「誰かと比べない、比べられない。自分で学ぶということ。」

13歳の長男は、小学校に3日間ばかり登校し、この3月、無事に小学校を卒業した。

この春から中学生になったが、彼の学びに対する姿勢は一貫している。

「中学校には行かない。」

中学入学までに関する記事はこちら。

中学校の先生とは、月に1回・20分程面談をしている。生存確認の意味もあり、家庭でどの様に日々過ごしているかをお話する場である。

「制服は何の為にあるのか。」と疑問を呈していた長男の気

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学校に行かないという選択。「アンモナイトと生きる。~50年の歩みとこれから~」

学校に行かないという選択。「アンモナイトと生きる。~50年の歩みとこれから~」

今日は、幼稚園をサボり休み、家族で博物館を訪れた。
今週末までの企画展があり、古生代生物好きの二男から観に行きたいと希望があったのだ。

三笠市にある三笠市立博物館・通称「アンモナイト博物館」も二男が大好きな博物館である。今まで何度も足を運んでおり、係員の方に2年ぶりにお会いした時にも「久しぶりね!」と声を掛けていただいた。

本当に古生代生物や恐竜が好きなのだなぁ、と彼を見ていると思う。

三笠

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漫画みたいな毎日。「己れを愛するが如く、汝の隣人を愛せよ。」後編。

漫画みたいな毎日。「己れを愛するが如く、汝の隣人を愛せよ。」後編。

私たち家族と隣人との歴史はこちらの記事。

冷戦のような状況が続いていた、昨年のある日のこと。

長男がトランペットから帰宅し、すぐに口を開いた。

「今日の行き帰りのバスでお隣の〇〇さんと一緒だったんだよ。」

「へ~そうだったんだ。お出かけだったのかね。」

「帰りのバスを降りて、挨拶したら、珍しく話しかけてきてさ~。」

「え?なんて?」

「〈あんた、バスの中で口笛吹いてたでしょ!バスの中

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漫画みたいな毎日。「己れを愛するが如く、汝の隣人を愛せよ。」前編。

漫画みたいな毎日。「己れを愛するが如く、汝の隣人を愛せよ。」前編。

これまで、一軒家やマンションなどの集合住宅に暮らしてきたが、周囲の方々とも特にトラブルなく平穏無事であった。

小さな子どもがいると、思わぬところで、相手が不快に思うこともあるので、その辺りはなるべく気をつけて暮らしてきたつもりだった・・・。

縁あって、6年ほど前、私たち家族は、それまでのマンション暮らしから、今の一軒家へと引っ越してきた。長男が年長組になった秋のことだった。

長男がかねてから

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学校に行かないという選択。「〈習い事〉は、子どもたちに何をもたらすのか?」

学校に行かないという選択。「〈習い事〉は、子どもたちに何をもたらすのか?」

ピアノが好きな二男についての記事はこちら。

ピアノが好きな二男。
彼が習っているのは、ギターだ。
彼は、ギターの練習を殆どしない。

ギターのレッスンに行くことを嫌がることなく、1年以上続けている。ピアノも好きだが、ギターも好きで、もっと弾けるようになりたいと思っているようだ。

二男が、ギターを習い始めるまでには、別々の教室の3人の先生による体験レッスンを受けた。

初めに体験レッスンを受けた

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学校に行かない選択。「スプーン一匙のはちみつと、ハチドリのひとしずく。」

学校に行かない選択。「スプーン一匙のはちみつと、ハチドリのひとしずく。」

キッチンで、夕飯の支度をしていると、二男がやってきてこう話はじめた。

「あのさ、ずっと、気になっているんだけど、はちみつって美味しいし、好きなんだけど、あのはちみつは、蜂が一生かけてスプーン一匙分しか集められないんでしょ?そう思うとさ、なんか、自分が食べていいのかなぁ・・・って思っちゃうんだよね。」

キッチンに並ぶはちみつの入った瓶を私は、しみじみ眺めた。

美味しいよね。蜂蜜。

これは、正

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学校に行かないという選択。幼稚園には行ってます。「脳内の古舘伊知郎が、とある一場面を実況したら。」

学校に行かないという選択。幼稚園には行ってます。「脳内の古舘伊知郎が、とある一場面を実況したら。」

この所、私の脳内は、ヤンキーとさかなクンが仲良く暮らしてくれている。
そんな記事はこちら。

真摯で紳士なさかなクンのお陰で、私の脳内は平和になり、末娘の希望通りに幼稚園に一緒に通うことができている。

そんな中、私が敬愛する、大好きなnoterの糸田あびかさんがくださったコメント、

「脳内叶姉妹、脳内鬼平、脳内古舘伊知郎も良さそうですね✨」

叶姉妹語録なるものを検索してみたが、脳内のヤンキー

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