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翻弄と抗いとユーフォの四月
四月が終わった。復職して1ヶ月と少し、久しぶりにお給料が口座に振り込まれた。お金を稼ぐのは簡単ではなくて、大小さまざま色とりどりの敵を一つずつ倒す、敵は次から次へと現れてくる、そんな感覚で先月は働いていた。
戦いの過程では、コントロールできるものとできないものを分け、極めて理性的に自らのリソースを割く対象を選び、そのほかは潔く捨てる必要があった。
そしてそもそも、そういった活動に苦しくなく取り
劣等感のどろどろに足を取られないようにね
小さい頃から負けず嫌いだった。
自分が負けた、と思い知らされるととてつもなく悔しい気持ちが湧き上がり、なにクソ〜〜〜〜、私が、この私が一番になるんだからぁぁあああと、めちゃくちゃに努力をした。
部活では、誰よりも早く朝練に行って、誰よりも遅くまで残って素振りをした。受験では、誰よりも長い勉強時間をこなして、誰もから憧れられる学歴を手にしたかった。
何よりも自分に負けるのが一番しんどく、辛かっ
遅くなってしまったが3月を振り返る
毎月「振り返り」をしている人類がいることを知り、なにそれかっこいい!なんかよさそう!と思ったので、真似してみようと思っちょるわけだ。
ところが、振り返ろう振り返ろう、書こう書こうと思いながら、3月を終えてからもう1週間以上経ってしまった。
もろもろ忙しかったのだ。しょうがない。完璧を目指さなくたっていいんだよ。心が赴くままに、書いていけばいいんだよ。
ということで、心が赴いたので、3月を振り
入らなくなったジーンズを捨てたら、痩せなきゃの呪いから解放された
私は長らく、自分の容姿が好きになれなかった。
小学生の頃、仲の良かった友達とじゃれ合っているときに、突如「ブスー!!」と言い放たれたことが、大人になっても心に刺さりっぱなしで抜けてくれない。
もちろんその友達に悪気がなかったのは分かっている。覚えたての言葉を使いたくなっちゃっただけだろう。
ただそれは、容姿の優劣なんて気にしたこともなかった無垢な少女に、「どうやら自分はかわいくないらしい」と
「頑張りたいけど頑張れない」の消化の仕方
頑張る自分が好きだった。
自分で掲げた目標に向かって、
やるべきことは取りこぼさずにやり、
努力を惜しまず、全力を出し尽くす。
周りの誰よりも時間を捧げ、
怠けずサボらずコツコツとやり、
頑張り屋さんという評判をものにする。
頑張れている時の高揚感は、自分をゾクゾクと心地よくさせる。
自己を疑うことなく肯定できる状態は、安心をもたらしてくれる。
やり切った後の達成感と開放感は、空を飛んで
復職が決まった日の気持ち
「やったー!!!」
復職までの手筈が整い、明日から復帰でお願いしますとの連絡をもらった時、私はそう思った。
そして、そう思った自分に驚いて、そう思えた自分に対してまた「やったー!!!」と思った。
あんなに辛くてしんどくて逃げたかった仕事に対して、戻れることが嬉しいと思えるまでに回復できた、その健やかさに対する喜び
その健やかさは自分の力で成し遂げたものだという達成感
やっと一人前の人間に
休職六週目 | 復職すっかぁ...編
正直、「働きてぇ〜〜」なんてこれっぽっちも思ってない。働かずに飯が食えるこの生活を、もう少し楽しんじゃいたい自分もいる。ただ、お休みすることで自分を取り戻せた実感がある今、そろそろ仕事に戻れそうな気もしている。
あと、金がねえ。金が欲しい。金をください。500円以上の食料品にビビり散らかし、飲食店では1番安いメニューを選び、医療費に蝕まれて貯金がざくざくと減っていくのただ眺めることしかできない生