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創業の軌跡

皆さん

初めまして。
一般社団法人Ayumi 代表理事の山口広登です。

今回は私の起業への想いとこれからを書き綴ったnoteです。
是非最後まで読んでくださると嬉しいです。

2021年8月10日に一般社団法人Ayumiの設立をしました。

2020年3月に3年間非常にお世話になった会社を退社し、2020年4月からIT系のベンチャー企業へ転職。そして、その企業で働いていく中で、2020年の7月から起業をしたいと考えました。そして、起業をするのであれば自分の中では事業内容は1つでした。その事業が今回の一般社団法人Ayumiの事業と繋がっています。

1.いよいよ始まる


私は車椅子生活を送るの従兄弟との旅行や飲食で感じた課題だけでなく、生前の重度のリウマチだった祖母が、「手足が動きづらくても、体が病に蝕まれても、それでも自分で働いたお金でご飯が食べたい。旅行がしたい」という話が忘れられないという願いや想い。

この2つを両方叶えることが出来る社会にしたいと思いました。
そして2社目で痛感した、店舗経営をされている個人店舗や企業の過酷な状況。倒産する会社も知り合い含めて多くみてきました。

従兄弟の想い・願い
生前の祖母が残した想い・願い
店舗・企業経営者が倒産していく寸前に私に語ってくれた想い・願い

より良い社会にするためには山口広登が何を出来るのか。
ひたすら考えました。

そして、当法人の理事2名と「バリアフリー認証推進運動」事業を立ち上げました。

いよいよスタートです。

Ayumiが出来る事から、最速・最短で1つずつ着実に店舗・企業に価値を提供して、事業を推進していきたいと思っています。

たとえ今は事業が走りだしたAyumiでも、
沢山の人を笑顔に変える・機会を創るAyumiになります。

従兄弟や天国で見ている祖母との約束を破らないために。

信念を持ってブレずにAyumiの「バリアフリー認証推進事業」をやっていきます。

2.一般社団法人Ayumiについて

私が設立する一般社団法人Ayumiについてご説明させてください。

■事業名
バリアフリー認証推進運動

誰のどんな課題を解決する事業なのか?
高齢者を含む身体障害者の方々に対しバリアフリー情報が記載されていません。そして身体障害者を含む障がい者達の雇用は2019年に比べ、2020年の雇用率は40%減少・新規求人数も30%減少と雇用機会も少なくなっています。店舗側はバリアフリー対応・バリアを壊す心のバリアフリー対応をしてくださるのに、アピールする場所もアピール方法も知らない。そんなミスマッチが起きている市場があります。それが故に、本来は社会的認知されるではずの身体障害者達からの社会的認知がされていません。

主なこの事業の価値提供
①身体障害者に対するバリアフリー情報の提供
②「バリアフリー認証」という専門職・概念を創り、雇用創出と促進
②店舗・企業に対しての社会的認知力向上・CSR活動への貢献

■Ayumiの由来
この事業の根幹でもありますが、物理的バリアフリーがなくても心のバリアフリーがあれば十二分に障害者の方々の選択肢が広がります。店舗だけじゃなりたたない、お客も含めた、配慮を始めとした「歩み寄り」
そして障害者の方々も、歩み寄る方々に対して感謝の気持ちを持って「歩み寄る」。お互いが「出来ない・あれはだめだ・これはだめだ」ではなく、まずは出来ることから、一歩踏み出すところから始めてみる。
否定的じゃなくて建設的。誹謗中傷じゃなくて歩み寄り。
そんな社会を創っていきたいという願いを込めています。私の起業のきっかけでもある従兄弟や生前の祖母が、日常生活を送る時に大切にしていることでもあります。

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■Vision
人生の選択肢を増やし、平等な機会を創る

■Mission
未来に期待できる社会に変える

■法人内バリュー 
①素直に・誠実に
②細部まで拘り、お客様の期待を超え続ける
③自分視点ではなく、市場に目をむける
④挑戦・変化・失敗を恐れない
⑤謙虚で学びに貪欲に
⑥価値のあることを正しくやり続ける
⑦歩み寄りを大切に

■Ayumiの存在意義
障害者と健常者の間での区別がなくなるほどに、不自由なくお互いが歩み寄れる社会を創っていく。

■障害の定義
Ayumiの中で、障害という定義は「社会との壁」
なので、障害者というのは人体機能に障害を起こしているというのではなく、Googleに情報が載っていない・企業から受け入れられない(雇用されない)・過保護(挑戦させてくれない)・情報が調べづらい・あなたは出来ないと勝手に周りの意見を押し付けて自立させない・やりたいことが出来ない等、全ては社会が作り出した「障害」であると定義しています。

これから人としても事業としても成長させていきます。

3.何故私がこの事業をやるのか?

従兄弟との旅行などの体験から、
車椅子の方々がもっと生きやすく楽しく過ごせる社会にしたい。

車椅子の人にしか分からない世界があるかもしれないですが、車椅子の人と一緒にいる人の気持ちは少しだけなら理解出来る。同行者・介助者にしかわからない事にも価値がある。だから私がやる。

だから私はユーザー理解のために車椅子に乗って活動をしました。
自分の活動に従兄弟・友人・先輩が理解をしてくれて一緒に活動を手伝ってくれました。

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私が想うことは2つ。


車椅子の人の見る世界・動ける世界を変える。

障害者・健常者なんて関係ない。みんな人であって、それぞれにしか発揮出来ない価値がある。それに気付こうとする、気付ける社会にする。



何故私がここまで本気なのか?

従兄弟が車椅子で旅行やご飯によく一緒に行っていました。
基本的に自分が旅館探しや店探しの担当でした。
正直、旅館探しをする上で本当に大変でした。
従兄弟にも言いました。「正直、大変で面倒だ」と。

バリアフリーと一言で済ませることが多いですが、
バリアフリーにも沢山の種類がある事に気づきました。

・スロープがあるのかどうか?
・車椅子用のトイレは各階にあるのかどうか?
・お風呂場に車椅子用の椅子があるのか?
・食事や駐車場には車椅子用のスペースがあるのか?
・車椅子とテーブルの高さがあっているのか?
・手すりの高さは?

調べる要素は沢山ありました。あげたらキリがないです。
でもこう言ったようにここまで細かく記載をしているサイトがありませんでした。

サイトも無ければ、宿泊先の従業員が細かく把握もしていませんでした。バリアフリーの詳細を把握するために、予約先に電話をしないといけない。これも手間だと思いました。

店舗側も最大限努力してくださることもあります。それを1つのクチコミでお客様が来なくなるのも少し違和感があります。

一方的な口コミではなく、フラットに公平にバリアフリー・心のバリアフリー認定をするだけでこの現象は限りなく軽減されると思っています。

そして、従兄弟にバリアフリー情報の開示や予約サイトの事業計画のことを話していた時、「ばあちゃんの死目にあえなかったの後悔してるんでしょ?だったら俺だけにじゃなくて重度のリウマチで若い時から車椅子生活を送っていたおばあちゃんも喜ぶようなサービスも考えなよ、広登なら出来るよ」と言われました。

昔、祖母が「もう少し周りと同じように外出やおいしいものを食べるだけでなく、自分で働いたお金で何かしたい」と言っていたのを思い出しました。

そして、これまで話してきた「バリアフリー認証推進運動」に繋がります。

この事業を通して明るい未来を私達にとっても、当事者達にとっても、店舗や企業にとっても訪れる三方良しの社会を創ります。

※2021年9月18日に記事のタイトル名のみ修正をさせていただきました。

【Ayumi-バリアフリーメディア】
https://the-ayumi.jp/

【Ayumi-Instagramアカウント】
https://www.instagram.com/barrier_free.ayumi/?hl=ja

【Ayumi-ホームページ】
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【山口広登-Instagramアカウント】
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