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色弱の世界を彩る

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世界に色が無ければ、たぶん世界は夢なんだと思う。 夢の中で瞳を閉じれば、たぶん世界は無なんだと思う。 スターバックスでアイスコーヒーを頼むのも、マクドナルドでハンバーガーを頼むの…
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#短編小説

令和と鉛筆で書く瞬間<野郎>の夢は

令和と鉛筆で書く瞬間<野郎>の夢は

僕はまだ『令和』という文字を書いていない。
紙に書けば『令和』という時代が本当に来たと実感できるのだろうけれど、こうしてPCで文字を打ち込んでもなんだか現実味がない。

役所にでも行けば令和と書くこともあるだろうけれど行く予定もない。
会社の日付は西暦だし、何かに記入することもなし、『R』と書くことも、『R』に◯することも今のところない。

そんなことを思うと、本当に令和という時代になったのだろう

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小説のタイトルは何にしようか、noteを初めてすぐに下書き保存して眠っているこれ。

小説のタイトルは何にしようか、noteを初めてすぐに下書き保存して眠っているこれ。

発掘場から見つかるモノの多くは、古い人の化石であったり、古い動物の化石であったり、紙幣と硬貨と呼ばれるモノの化石が見つかる。

たまに親指くらい筒状のよくわからないものも見つかるけれど、それは弾と呼ばれるモノの化石で、子どもの私たちは見つけ次第大人に報告しなければいけない。

それがその昔何に使われていたなんて知らないけれど、大人たちが喜ぶ顔を見ると多分私の予想ではとても高価なもので、一つだけで家

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神さまは人間より、高次元帯に存在する人類だとしたら、神さまにお願いするなんて馬鹿げてるなと思った今日1日は、何をやってもパルプンテだった。

神さまは人間より、高次元帯に存在する人類だとしたら、神さまにお願いするなんて馬鹿げてるなと思った今日1日は、何をやってもパルプンテだった。

パルプンテ ああパルプンテ パルプンテ

仕事しながらやれ紙に小説のネタを考えていたら、何をやってもパルプンテ状態。
何か+パルプンテつけたらなんだか面白いことに気が付いて(自分の中で)いろんなものにパルプンテつけてた。

企画パルプンテ いらっしゃいませパルプンテ ここからパルプンテ 他

ああくだらない。

この件はここまでです。

先ほど Part-Time Friendsの心地良いポップな

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トムは真夜中の庭で

トムは真夜中の庭で

ふらっと午前中にBook offに立ち寄ってロトの紋章〜紋章を継ぐもの〜を読もうとしていたら懐かしい本を見つけてついつい全部読んでしまった。

『トムは真夜中の庭で』

初めは少しだけ冒頭を読もうと思っていたんだけど、児童文学とは思えないほどに文章に引き込まれてしまった。

世界中で読み継がれていく文学はやっぱり魅力があるんだと大人になって改めて思った。

言葉は、言葉のままでその本質を味わえない

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過ちを気にやむことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。

過ちを気にやむことはない。ただ認めて次の糧にすればいい。それが大人の特権だ。

何年前か忘れてしまったが、六本木ヒルズで開催された福井晴敏×富野由悠季と星を眺める会のような名前だったか忘れたけれど、参加したの覚えている。

2時間くらいのトークショー&質問会が行われた後に屋上で星を見ながら空(宇宙)に思いをはせるとというものだった。

残念ながら当日は雨で天体観測はできなかったが、その分二人の会話を楽しめました。

福井晴敏さんは言わずと知れた大作家。亡国のイージスをはじめ終

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人にはみんな人生を変えられる力がある

人にはみんな人生を変えられる力がある

今年の24時間テレビのテーマは「人生を変えてくれた人」
みやぞんが初のトライアスロンに挑戦して見事放送時間内にゴールをした。
ゴールしたときに相方のあらぽんがみやぞんよりも号泣していたことに驚いたし、みやぞんがインタビューで「やっと二人で武道館に立てたね」と言っていたことも印象的だった。(去年はみやぞんだけ出ていたかららしい)

スイム1.5Km、バイク60Km、ラン100Km。凄すぎると思う!

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mixiというコンテンツがありまして「1」

mixiというコンテンツがありまして「1」

最初にmixiについてではありません。

noteに何を書こうか考えていたら、そういえばmixiというものが昔々流行っていたなと思って、HPを開いてみた。
IDとパスワードは思いのほかすぐにヒットして開くことができた。
遡って読んでみるとなかなかカオスな状況で笑いながら読むことができた。
当時、二十代前半はこんなことを思いながら過ごしていたんだなと過去を振り返るとなかなか面白い部分もあり、今と変わ

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穏やかすぎて息がつまりそう

穏やかすぎて息がつまりそう

実家に帰るといつも思うことがある。
ゆっくりと流れる雲
小川のせせらぎ
木々が揺れる音
虫の鳴き声
草刈機のエンジン音
朝起きると蜘蛛の巣ができていたり
遠くで太鼓の音が聞こえたり
星がすごくきれいに見えたり

穏やかで、それでいて息がつまりそうなくらい
時間がゆっくりと過ぎていく

そんな時は風の通る東屋で横になって音楽を聴くのが好きだ

郁子ちゃんの声は夏になると聴きたくなる。

七尾旅人 ×

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初めてダレス国際空港に降り立ったのは二十四歳の七夕の日だった。ぼくは嬉しくなってグッドモーニングアメリカ!と叫んだ。

初めてダレス国際空港に降り立ったのは二十四歳の七夕の日だった。ぼくは嬉しくなってグッドモーニングアメリカ!と叫んだ。

 今日は七夕。
 ぼくの七夕の記憶はこれくらい。
 星は見えないけど、きっと織姫と彦星はどこかで会ってるのかな。
 たまにはデネブのことも思い出してあげてください。

 「流星」 流星の上に飛び乗ったのなら
 星のオーケストラを引き連れて
 飛び出そう

 小さな星のあの子のために
 かわいい顔したあの子のために
 僕は叫ぶんだ

 星がささやくこんな夜だから
 君のために叫ぶんだ
 届くといいな

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