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#140字小説/#monogataryお題/祝・卒業/青春・学園/3作品まとめ記事

今回は《祝・卒業》記念で【青春・学園】を

テーマにした3作品を紹介します


卒業式
終業式を終えて、入学式進級を控えている春休みの時期ですね。
そんな学生達の【青春】や【学園生活】を感じる140字小説を紹介します。

※作品の解説は時間を経てからいずれするかもしれませんが……
 まず先入観などを持たずに読んでいただきたいので、あえて書きません。
※改行などは投稿時から修正しています。

monogatary.com (説明は作品の後にあり)のお題投稿から↓

大嫌いだった制服を脱ぎ捨てて、まだ咲いていない桜並木を駆けていく。
隣のアオハルは青かったが、自力で手に入れた春。
蛹化不全を起こすかもしれないし、羽化できたとしても、蝶のように華麗に舞い、高く飛べないのも知っているけど……。
少しだけ身が軽くなった気がして、小さくジャンプした。

#monogatary  2023年3月10日のお題 「脱皮」
3月10日作 『ステップ』

高校の卒業式は3月上旬、中学の卒業式は3月中旬(第3週が多い・幼稚園や
保育園の卒園式も同時期が多い)、小学校の卒業式は3月下旬というのが、全国的に多く見られる傾向のようです。
地域や各人によって、桜の情景に何が結びつくかもそれぞれですよね。
卒業式の時、入学式の時、その後に桜が咲く…地域の違いもありますから。
日本の四季ならではの風情を感じられますね。

サンコイチと呼ばれていた私達。
不運なクラス替えで私はぼっちになっちゃった。
「えーん、寂しいよぉ。お昼は一緒に食べよ」
約束を守って4限目が終わると速攻隣のクラスに通う日々。

2週間後「うちらは嬉しいんだけど……クラスに友達作った方がいいよ?」
既にグループが出来上がった後なんですけど!

#monogatary  2023年3月14日のお題 「ホワイトスプリング」
3月14日作 『白けた春』

※4月になり、クラス替えを控えている学生さんに注意喚起の一作(!?)

「坂道を越えた先に絶景が待ってるはず!」
自分探しの自転車旅を提案してきた友達が雄叫びをあげた。
数分後がっかりする姿が目に浮かぶ。
実際の景色は絵葉書に劣るだろう。
この坂道を制覇しても、すぐまた別の坂道が現れるだけ。
でも、2人で笑い合った夏は……残る。
汗臭いTシャツのおまけつきで。

#monogatary  2023年3月15日のお題 「坂道を越えた先に」
3月15日作 『立ち漕ぎのリミット』

※坂道を越えた先、ならぬ、春を越えた先にある夏の物語です。
 しかし、卒業を迎えた時に思い出すのはこんな景色かもしれませんね。
 また、主人公が大学生や社会人でもおかしくない、学生に限定しない
 【青春】の話です。

以上、想田翠monogatary.com のお題投稿より
【カテゴリー:青春・学園】3作品をまとめて紹介しました。

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