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🦌鹿本

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瀬戸内はうどん県高松で暮らす日常、起業して考えること。
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2021年9月の記事一覧

34歳、ことでんユーザー誕生。

34歳、ことでんユーザー誕生。

―「今まで当たり前にあったけど使ってこなかったものを使ってみる」というお話ですね(笑)。モノやサービスを後から使ってみて「なんだ、便利じゃん」と気づく場面ってありませんか? 以前は分からなくても、人生のステージによって利便性や良さを得られるタイミングはあるものだと思います。

僕は香川県高松市という地方に住んでいながら、(今は)車を持っていません。

幸い僕の家は私鉄とJRの2つの駅が近く、買い物

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神社に行こう。お願い事に慣れよう。

神社に行こう。お願い事に慣れよう。

―機会を作るためには、シンプルに「お願い」してみることが大事だと思っていて。しかし我々日本人、「なるべく人には頼らない」「自分で解決せよ」という価値観がねじ曲がって、お願いすること=弱い面をさらけ出すこと、のようになっている気がします。そこで、「お願い慣れする」ために神社に行こう、というのが今回のお話。

僕が暮らしている高松市木太町という街にも、小さな小さな八坂神社があります。『うどんの国の金色

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『日常のなかで、人のルーティーンに寄り添う場所』

『日常のなかで、人のルーティーンに寄り添う場所』

―自分が「こうありたい」という想いがあっても、漠然としたものになりがちです。うまく言葉にできない。そんなときは、人と話をする時間を持ったり、過去に耳にした言葉を振り返ったりすると、ヒントが見つかるものですよ。

カフェや喫茶店のような、人の日常生活に限りなく寄り添える人間になりたいと、常々考えています。仕事柄、「地域のお悩み解決屋さん」を目指していますが、ふと、「カフェや喫茶店」を思い浮かべて、し

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経験知こそがその人の価値になる!

経験知こそがその人の価値になる!

―ネットであらゆる情報が手に入るようになったのは便利ですが、「検索すれば分かる」ことを知っているのと、実際の「経験知」はまったく違うもの。表には見えないけれど、その人の経験知を欲している誰かは必ずいます。あなたが持つ経験という常識は、他人にとっての非常識かもしれません。

約1ヶ月間通っていた「かがわ創業塾」を、先日終えました。創業に必要な知識を得られるということで、自分が疎かった財務関係・補助金

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頭の中は「高松 商店街 焼き鳥」でした。

頭の中は「高松 商店街 焼き鳥」でした。

―自分が知りたいこと・興味関心があること。キーワードを意識して街を歩くだけで、見える景色が変わります。見慣れた空間から、「今、そこにある欲求」の解消方法を抽出する力、それが脳に備わる検索力。

以前、高松の商店街を歩いていて、ふと気づきました。

「高松って、焼き鳥屋さん多くない?」

骨付鳥なんてものが名物というのも、関係しているのでしょう。あくまで感覚的ではありますが、高松は焼き鳥店が多いです

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骨付鳥で関係人口を増やしてみた。

骨付鳥で関係人口を増やしてみた。

―関係人口とは、定住者ではない、観光者でもない。けれどその土地に関わりを持つ人のこと。オンライン化により、離れていても地域とつながりを感じられるようになったし、「感じたい」と思っている人もいます。

今回は、関係人口がもっと関係を深めるための実証実験をやってみました。地元のことを広く知ってもらうために、あなたにしかできないことがある。ということが、この実験から分かります。

なんて偉ぶって書きまし

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ネットもリアルも『言行一致』です

ネットもリアルも『言行一致』です

―ネットのなかでも現実でも、裏表がまったくない人。物事をよく考え、言葉にも行動にも筋が通っている人。そんな『言行一致』した人間に、尊敬を抱きませんか? 言行一致からはその人なりの『文化』が生まれるというお話。

昨日、自分が運営している高松の地域メディアでインタビューをしてきました。地元企業の経営者さんで、SNSやこのnoteなどでの発信を拝見し、お会いしてみたいと思っていた方です。

小一時間ほ

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その瞬間、香川県民はみな虹を見ていた。

その瞬間、香川県民はみな虹を見ていた。

―相変わらずタイトルが謎ですみません(笑)。SNSの向こう側には、リアルな「人」がいる。当たり前なのに、ピンぼけして見失ってしまいがちなこと。そんなお話です。

写真のプロパティによると、2021年8月20日。

その日の夕方、それはそれは見事な虹が2本、香川県の空に広がりました。大きな光の輪っかです。日課にしている犬の散歩の途中、詰田川沿いの道路から空にくっきり。晴れた夏の夕方に、美しく雄大に広

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母親のカレーは原点になるものです

母親のカレーは原点になるものです

―原点をさかのぼれば、あなたが人生で一番大切にしたい想いが見えてくるというお話です。特に「子どもの頃の原体験」は大切にしたものですね。

僕の母親は普通のルウカレーに加えて、ドライカレーをよく作ります。味は記憶している限り、まったく変わっていません。レーズンが入ったひき肉のドライカレー。たぶん、ドライカレーというものがメジャーになる前から作っていると思います。
(なにせ30数年)

母親が通ってい

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SNSで獲得したのは、仕事以上に「つながり」ですね。

SNSで獲得したのは、仕事以上に「つながり」ですね。

―写真は高知県の西南端・柏島。Twitterで知り合った地元コミュニティの先輩と行きました。太平洋の雄大さは、瀬戸内海の穏やかさとはひと味違いますね。

まともにSNSを使い始めて、1年半ほどになります。

最初はゆるく趣味でも追いかけるかなあ、という気持ちでした。そのあとお金稼ぎの方法を追うようになりましたが、その世界ばかり見ていると(一見)信じられない実績を持った人ばかりが目につき、うまくいか

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生活に必要な負債と、人生に必要な投資〜庵治町の海を見て思うこと〜

生活に必要な負債と、人生に必要な投資〜庵治町の海を見て思うこと〜

―「何の話やねん」と思うかもしれませんが、後半タイトルと繋がってきますので、ご興味があれば最後までお読みください(笑)。

先日、友人と高松の庵治町に行きました。

庵治町は瀬戸内海に飛び出す半島。縁をグルッと回れば、ロードサイドには常に蒼い海が視界に入ります。

こんな海が見えました。ああ、美しい。

※庵治町は劇場版『世界の中心で愛を叫ぶ』のロケ地になった場所。撮影当時、たぶん市内の学生はみん

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