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「2012 to 2022」を振り返る【note700記事投稿記念記事】

note700記事目。随分と遠くまできたものだ、と思います。今回の節目記事が何にしようかと思ったところ、今年1年かけてやってきた「2012 to 2022」シリーズ全てをいま一度振り返り、自賛したり反省したりしようかなぁと思います。なかなか難しい月もありましたがやりきりました。



1月:『BEST HIT AKG』、およびテン年代以降の”ベスト盤“に想いを馳せる

単純にぼんやり思ってたサブスク時代のベストアルバムの意味って何??を掘り下げたもの。今読み返すと原点にして理想的な「2012 to 2022」かも。たまたま『BADモード』がリリースされたタイミングで、後から書き足してなんとかまとまった。



2月:「ちょっと思い出しただけ」でちょっと思い出した、松居大悟とクリープハイプの10年

どちらも10年間絶えず追ってる存在なのですごく書きやすかった。ここまで綺麗に10年を追って書くべきモチーフもなかなかない。これを書きながら4月のテーマをぼんやり思いついたりした。そして共有ツイートが松居大悟監督に引リツされて歓喜。



3月:ガールズポップの行方

「2012 to 2022」最大のヒット作。たまたま2012年3月に印象的なガールズポップ的な曲が出てたのでその歴史をまとめてみた。とはいえ懐古以上のものにならなかったのは反省。こちらは当事者のアーバンギャルド松永天馬氏に反応いただいた。


4月:僕らが言ってきた“メンヘラ”って何なのか…クリープハイプ『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』10周年に寄せて

ずっと書きたかった氾濫する”メンヘラ“という言葉へのあれこれと、ちょうど10周年の名盤を重ねたもの。ボリュームすごかったので前後編に分け、だいぶ気合入れた。こういう記事は増やしていきたいな、最近もよく読まれていて質的にも自信ある。




5月:BUNS AND PASTRIESの10年

だいぶ変化球。架空のロックバンドを作り、そのディスコグラフィーや活動歴などを通してこの10年のシーンを見ていく、、というハイコンテクストというか、謎めいた、というか。でもだいぶ気に入っているのよね、たびたび見返すことの多い文章。



6月:6.25 lyrical school@栄RAD HALL/テン年代アイドルシーンを主観的に思い返す

このぐらいからだんだん題材を見つけることへの疲弊感が滲んできた。とはいえ、この10年でハマり、そして自分の中でややブームが落ち着いてしまったものの代表としてアイドルがあるので、リリスクを最後に観た日のライブレポと重ねて書いてみた。


7月:7.15 くるりライブツアー2022@ Zepp Nagoya/くるりを初めて観た夏に思いを馳せる

この辺りで完全にテーマを決めるモチベが枯渇しきってしまった。とはいえ、何かは絞り出せるもので、くるりのライブレポの中に10年間のくるりとの思い出を連ねていくというエモーショナルな構成でなんとかやりきった。自分語りを極めてみる回。



8月:映画『桐島、部活やめるってよ』公開10周年に寄せて+偏愛映画5選

「桐島」10周年はこのシリーズを始めた当初から狙いをつけてたのだけど、関連するような映画は出なかったのでこちらもだいぶ個人的な話をぶち込んでみた。コロナ明けだったんでちょっと鬱屈してたのもあって文章がややトゲトゲしい印象を受ける。


9月:『ランドマーク』10周年、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのアイデア力とパッケージ力を考える

山ほどアジカンの記事は書いてきたけどこの角度は意外と斬新なのではないか、と思ったけど、ややコンセプトが伝わりづらかった感。『ランドマーク』から10年という点は結構反応あったのだけど、、こういうのは全アルバムレビューでやるべきか。


10月:お笑いブームの極致にて

だんだんと終わりが近づき、語っていないトピックスを語るためになんとかねじ込んだお笑い回。こちらも個人史以上のものではないけど、ある程度はブームを総ざらいできるかと。しかしTwitterでは0反応。まぁそういうこともあります、ね、、、


11月:Base Ball Bear、3度目の武道館にいたる探究の10年

こちらも山ほど書いているベボベ関連。ちょうど10年前にもライブを見に行ったので、3度目の武道館に合わせて爆裂の愛を込めた。やはり自分は時代とかをカルチャー越しに書くのでなく好きなものを好きという文章を書くべきなのだ、と再確信した。


12月:10年分の年間ベストアルバムトップ10を振り返る

最後は、毎年やってる年間ベストを改めて記録しようということで。10年間やってきたことでまとめるだけでそれなりに充実感のある書き心地になったのが自分でも興味深かった。あまり再放送ばかりになりすぎないようには気をつけたいけど、たまには!


テーマ枯渇のため、もう恐らく来年以降はやらない企画ですが、やってみてこれはあんまり向いてないと知れたのもデカかったかな!と。もしよければ、思い出した時に読み返してみてください。


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