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はみ出してるやばいくらい
草野マサムネさんのことをずっと考えている。
草野マサムネさんに対する思いは、芸能人への一般的な好きとか推しとか、そういう感情ではなくて、
惹きつけられて仕方ないという感じ。
その人間性に。
例えば電車に乗る時、草野さんだったらきっと座席に座る時そっと静かに座るだろうし、隣の人と肩が触れ合わないよう縮こまって座るだろうな、とか。
コンビニで買い物する時、声が小さくて袋くださいが伝わらなくて、
抗おうか、美しかは分からん鰭で
スピッツの新曲
美しい鰭 祈りはきっと アケホノ
3曲とも、よわ弱な心にホッと灯のような光を照らしてくれる
どうしてこんなにも優しいのだろうか
刺激も傷もなく、正義や善を押し付けることもなく
低空飛行の心に寄り添ってくれる優しさ。
すきなものについて書くことは労力がいる。
深いところまで潜らないと、掬えない言葉があるから。
でも、スピッツについて書くことは、自分をフラットにしてくれる。
音
底抜けに明るい映画体験
アカデミー賞で話題になっているインドの映画「RRR」を映画館で観てきた。
インド映画といったら数年前に見た「きっと、うまくいく」くらいで、めちゃくちゃ長かった印象と、途中トラウマ級のヘビーな描写もあったけど、やけに歌って踊って、最後にはサイダーのような心地よい爽快感だけ残る、良い映画だったなーという印象。
職場の人から
「ここ最近観た映画の中で一番面白かった」
「3時間があっという間だった」
いぬのかたちをした愛
2020年、1月27日。
雪が降る真っ白い夜の中、虹の橋を渡っていった、小さくて尊い命。
あれから3年が経った。
今でも、思い出せば会いたくってさみしくて涙が出て、愛おしくって、かわいくってしょうがない、愛犬まろんのこと。
まろんは、わたしが小学5年生の時にわが家族の一員となった。当時やっていたテレビ番組「ポチたま」をみて犬を飼いたくなり、父の許可を得るために「ちゃんとお世話します」という
地に足をつけて生きる。
引越しも落ち着き、新生活がおだやかにゆるやかに過ぎていく。
ジェットコースターのような気分の浮き沈みはあれど、基本平穏で過ごせているのは、365日ハワイのような恋人のおかげ。
日々感謝。日々反省。日々成長。
「地に足をつけて生きる」という状態を、常に理想としてきた。
それは、ずっと、ここじゃないどこかへ、という満たされない空虚感を抱えてきたからなんだろうけれど、
今一度、自分が理想とする
大切な人を大切にできますようにという祈り。
うすら寒い秋、引っ越しでバタバタしていたらいつの間にか10月が終わる。
家族は離れられない他人とは言うけれど、適切な距離感というものはどんな関係にもある。
約3年の一人暮らしを経て転職を機に実家に出戻り8ヶ月が経ち、
少しだけ離れて暮らすことが、家族との一番良い関係を保てる距離感だと気づいた。
一人暮らし時代は、実家に帰るたび居心地の良さに毎回後ろ髪を引かれる思いで一人暮らしのアパートに帰っ