せんたろー

スピッツがすきです。 少しずつ、大丈夫になっていけばいいよ。 いびつでへんてこで愛お…

せんたろー

スピッツがすきです。 少しずつ、大丈夫になっていけばいいよ。 いびつでへんてこで愛おしいものについて。なににもしばられず、とらわれずに、綴る場所。

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生きづらさを抱えながら、丸ごと愛せるように

わたしはHSPで、かつ場面緘黙症の後遺症を患っており、 生きづらさを常に抱えている。 「あー本当にめんどくさい性格、しにて~~~~~~」って心の中でしょっちゅう叫んでいる。 自分は自分からは逃げられない この事実を知ったとき、残酷すぎて、目の前が真っ暗になった。 わたしがわたしである限り、この苦しみから逃れられないのなら、 いっそ死んでしまおうかと、何回か本気で考えたことがある。 環境はいくらでも変えられる。 今いる場所がつらいなら、辞めて違う場所に行けばいい

    • 独身最後の夜。

      まだ、春というには肌寒く、冬というにはすぐそこまできている春の気配に、浮き立つ心を止められない、そんな2月のとある1日。 あっけなく、いつもと変わらず、平穏で、満ち足りたいる、そんな夜。 入籍予定日の天気予報は、あまりよくなさそうだったのだけれど、「ま、先の予報だし、良くなっていくだろうな」と、自然に思えた。 実際の天気がどうなるかは重要ではなくて、雨の日に婚姻届を出しにいくイメージが湧かなかった。 それが、自分のイメージするパートナーとの未来で、予報は曇りのち雨だっ

      • ずぼら人生

        カップラーメンをお湯入れてから3分測って食べる人などこの世に存在するのだろうか。 いや、もちろんいるだろう。 公式もフタをして3分経ってから食べてくださいと言ったるんだから、ちゃんとキッチンタイマーで3分測ってから食べる人はもちろんいるだろう。 だがわたしには信じられない。 いつも時計はいっさい見ず、だいたい体感2分くらいで食べ始めている。 いつからこんなずぼら人間になってしまったのだろうか。 幼き頃、駄菓子屋でよく買ってもらったブタメンはちゃんと3分測って食べていた気

        • 1000日の夏。

          夏が終わる。 圧倒的スピードで 壮大な青に飲み込まれそうになる、8月。 生き方の癖とか考え方って、 30にもなるとそう簡単に変わるわけなくて、 でも、このままじゃだめだという焦りがあって、 どこか間延びした反骨精神みたいなものは常に持っている。 だから人と比べて苦しくなるし、 自分のふがいなさに泣き叫びたくもなる。 生きづらいなあと常々思うけれど、 こんな自分だからこそ、 何かに強く共鳴したり、 惹かれたりする。 「1000日の夏」 を聴いて、心が震えて涙が出た。

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        生きづらさを抱えながら、丸ごと愛せるように

          はみ出してるやばいくらい

          草野マサムネさんのことをずっと考えている。 草野マサムネさんに対する思いは、芸能人への一般的な好きとか推しとか、そういう感情ではなくて、 惹きつけられて仕方ないという感じ。 その人間性に。 例えば電車に乗る時、草野さんだったらきっと座席に座る時そっと静かに座るだろうし、隣の人と肩が触れ合わないよう縮こまって座るだろうな、とか。 コンビニで買い物する時、声が小さくて袋くださいが伝わらなくて、仕方なく手で持って帰ってそうだな、とか。 わたしはそういう人がたまらなくすきな

          はみ出してるやばいくらい

          旅に出たいなあ

          何にも縛られない、心と体、身ひとつで旅に出たい。 GW、ほとんど出かけずにお家にいたので、 旅に出たい気持ちがどんどん膨らんでいる。 いつかいってみたい場所備忘録。 岡山県 瀬戸内海 海の近くの本屋さん「aru」 この方のnoteを読んで、文章も写真もすてきだなあと思い、 「僕のマリさん」の本も置いてあるようで、 ここで出会える本は間違いなく直感的にすきだ、と思ったのでいつか行こう。 長野県 株式会社わざわざが運営する、山の上の喫茶「問 tou」 HP見ているだ

          旅に出たいなあ

          心の筋トレ。

          書くことは、心の筋トレ。 僕のマリさんの「書きたい生活」を読んで ふつふつと、書きたいエネルギーが湧いてきた。 書きたい、書かなければ。 この突き動かすような気持ち、自分の中にちゃんとある。 先日、パートナーを傷つけ悲しませてしまった。 自分の中にある、ドロドロとした暗い感情が、自分をコントロールできなくする。 その感情については、日記にしか記せないようなものなんだけど。 このままじゃあかんなあと心から思った。 自分の中にある無力感。 そして、”普通であること”に

          心の筋トレ。

          抗おうか、美しかは分からん鰭で

          スピッツの新曲 美しい鰭 祈りはきっと アケホノ 3曲とも、よわ弱な心にホッと灯のような光を照らしてくれる どうしてこんなにも優しいのだろうか 刺激も傷もなく、正義や善を押し付けることもなく 低空飛行の心に寄り添ってくれる優しさ。 すきなものについて書くことは労力がいる。 深いところまで潜らないと、掬えない言葉があるから。 でも、スピッツについて書くことは、自分をフラットにしてくれる。 音楽が自分の居場所になることってあるんだなあ。 ありがとう、スピッツ。 だいすき

          抗おうか、美しかは分からん鰭で

          枯渇している

          満たされている、はずなのに 自分の存在まるごと居なくなりたいと思う パートナーとの暮らし、仕事から帰れば毎日美味しいご飯を作ってくれていて、 仕事自体も楽で人間関係の悩みもない 満たされているはずなのに、 休日はいつも起きられず、やっとこさ起きるともう昼過ぎで、そっから部屋の掃除やら終わらせて、 また無気力。 何のエネルギーも湧いてこず、 好きだった映画を観る気力さえもなく、 枯渇しきっている。 近所のスーパーに買い物に行くのに2時間くらいうだうだしてやっと外に

          枯渇している

          底抜けに明るい映画体験

          アカデミー賞で話題になっているインドの映画「RRR」を映画館で観てきた。 インド映画といったら数年前に見た「きっと、うまくいく」くらいで、めちゃくちゃ長かった印象と、途中トラウマ級のヘビーな描写もあったけど、やけに歌って踊って、最後にはサイダーのような心地よい爽快感だけ残る、良い映画だったなーという印象。 職場の人から 「ここ最近観た映画の中で一番面白かった」 「3時間があっという間だった」 という生の感想を聴き、そんな話を聴いた直後タイムリーに職場で流れるラジオでNaa

          底抜けに明るい映画体験

          いぬのかたちをした愛

          2020年、1月27日。 雪が降る真っ白い夜の中、虹の橋を渡っていった、小さくて尊い命。 あれから3年が経った。 今でも、思い出せば会いたくってさみしくて涙が出て、愛おしくって、かわいくってしょうがない、愛犬まろんのこと。 まろんは、わたしが小学5年生の時にわが家族の一員となった。当時やっていたテレビ番組「ポチたま」をみて犬を飼いたくなり、父の許可を得るために「ちゃんとお世話します」という内容の手紙を毎日書き続け、そんな嫌がらせ手紙攻撃を1ヶ月ほど続けた末に、やっと許

          いぬのかたちをした愛

          ラジオデイズ

          2月に転職した新しい職場では常にラジオが流れているので、おのずと私の生活の一部にラジオは欠かせないものになった。 住吉美紀のブルーオーシャンに始まり、シャキッと一日の活力をもらい、 坂本美雨の声に癒されながら午前中集中して、 ラブちゃんの弾ける声を聴きながらコーヒーブレイク、 れなちが始まるとおなかが空いてきて休憩に行き、 午後は吉田さんとゴロー店長、ハマオカモトと中川えみりの掛け合いを小耳に挟みながら集中して、 スカロケが始まると集中が切れ始め、退社時刻が近づくにつれ元気

          ラジオデイズ

          エルピス

          今期のドラマ、「エルピス」がすごすぎた。 毎週楽しみで待ち遠しくて、始まると体感15分で終わってしまうドラマこそ、ドラマの醍醐味であり至高のドラマだと思っている。 今年はそんなドラマにいくつか出会えたけれど、観終わった後も衝撃と余韻を残してやまない、「エルピス」。 本当に、すごすぎた。 観終わった後、圧倒されて、しばらく放心してしまうくらいの衝撃と、 いかに自分が思考停止して生きているかを痛感させられる、 内容は重めのドラマだったけれど、 これを地上波での放送に至るまで

          量より質。

          2022年も残り1週間ほどで終わってしまうので、ぼちぼち今年を振り返ってきます。 まずは今年のNo.1映画にして、マイお守り映画ベスト5に堂々入りした映画 「CODA あいのうた」 について クチコミでの評判を耳にして、今年の春先、映画館へ観に行った。 もう、めちゃくちゃに泣いた。 良い映画を観た後の帰り道って、なんて恍惚感に包まれて足取りが軽いんでしょうか。 耳の聞こえない家族の元に一人健常者として生まれたルビーは、家族の通訳をしながら家業を支え暮らしているが

          量より質。

          地に足をつけて生きる。

          引越しも落ち着き、新生活がおだやかにゆるやかに過ぎていく。 ジェットコースターのような気分の浮き沈みはあれど、基本平穏で過ごせているのは、365日ハワイのような恋人のおかげ。 日々感謝。日々反省。日々成長。 「地に足をつけて生きる」という状態を、常に理想としてきた。 それは、ずっと、ここじゃないどこかへ、という満たされない空虚感を抱えてきたからなんだろうけれど、 今一度、自分が理想とする「地に足をつけて生きる」とはどういうことか考えてみる。 暮らしを大切にしている

          地に足をつけて生きる。

          大切な人を大切にできますようにという祈り。

          うすら寒い秋、引っ越しでバタバタしていたらいつの間にか10月が終わる。 家族は離れられない他人とは言うけれど、適切な距離感というものはどんな関係にもある。 約3年の一人暮らしを経て転職を機に実家に出戻り8ヶ月が経ち、 少しだけ離れて暮らすことが、家族との一番良い関係を保てる距離感だと気づいた。 一人暮らし時代は、実家に帰るたび居心地の良さに毎回後ろ髪を引かれる思いで一人暮らしのアパートに帰っていた。 家族のありがたみやあたたかさを再認識することが出来たのは、少しの距離

          大切な人を大切にできますようにという祈り。