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7月5、6、7日にパシフィコ横浜で開催されてるアートフェア東京現代キッズワークショップの今までと違う点を分析するので聞いて
久々にキッズワークショップに参加したくなるような場を見つけた。
子連れでコンテンポラリーアートを見続けて18年の私。
もちろんキッズワークショップにも数多く参加してきた。参加できたのは15年前ほどだが、当時の日本のワークショップではこのような制約があった。開催におけるリズムが決まっていて子供がそのリズムに合わせられないと参加が厳しくなるスタイルだった。項目化するとこんな感じ。
子供を対象に行
言葉について言葉にすることの難しさを対面で向き合うことで見えてくること➖『翻訳できない わたしの言葉@東京都現代美術館』➖
東京都現代美術館にて展示されている『翻訳できない わたしの言葉』は私にとってとても深い展覧会になっていた。親愛なる美術の友である友人のキュレーションなので楽しみにしていた。実際に見ると楽しみ以上に発見が多かった。
1:言葉が、翻訳が私にとって重要である理由
ここで「言葉の重要性について」整理してみたい。私にとって「言葉」はとても重要だ。なぜか。それは翻訳という行為が近年の私には生きるために必要
「わかりやすい」は恐ろしい程にかっこいい。ー「青山悟 刺繍少年フォーエバー@ 目黒区美術館」を鑑賞して感じたことー
わかりやすいって現代美術においてとても勇気がいることだと思うのです。
最初に明確に定義させて頂きます。こちらの展覧会が開催されている目黒区美術館は解体予定とのニュースがあります。
「この展覧会の関する文章と目黒区美術館再開発計画に関する見解は明確に区別します」ということをここに定義させて頂きます。なのでこの文章に関して目黒区美術館再開発計画に関しては触れません。コメントを求められてもこの文章に
日本の美術館においてベビーカーが透明でなくなる転換点に居合わせた透明だったかつての私。
美術館で幼子を連れた日本の親はなぜ透明であったのか、かつて幼子の母であった俺の語りを聞いてくれ。
先日、一瞬、一般にも話題沸騰になった国立西洋美術館の展示に行きました。
上記のnoteでは触れなかった部分「美術館におけるベビーカー/車椅子ユーザー」について子連れ鑑賞を続けきたい自分も触れるべきだと思い始めたので、自分なりに整理してみたいと思います。
私は17年ほど子供を連れて現代アート界隈を
Seinaさんが選ぶ2023年展覧会(国内編&国外編)
Seinaさんが選ぶ2023年展覧会、年末年始ドタバタしててそういえば何も書いてないと年末に気がつきました。
自分のためにまとめてみました。
その前に懺悔:
記録が少ない、少なすぎる。
以前あんなに記録していた俺はどこへ行った状態です。ここ数年、記憶をサボっていたことを懺悔し、2024年はしっかりと訪問を記録していきたいと思います。
では振り返ってみましょ。
国内編:黒部市美術館 キュンチョ
うるさい人は子供だけじゃないのに美術館での子供排除案はなぜ定期的に上がるのか。具体的対策とそれぞれが対策をとるべき理由。
美術館での子供排除はなぜ定期的に上がる理由、それは文化芸術に投資する金がないからですよ。要は金です。
1;美術館で子供の声がうるさいと思う大人がとるべき即効性のある対策
定期的に上がる「美術館に子供を連れて行っていいのか」について子連れ鑑賞を17年続けて来た者として分析と思いをまとめてみました。この件に関しては何回も何回も話題になりますね。私は現状で考える最善の方法はこれです。
排除、ゾーニ
共感してほしくないならどうしてほしかった?と問いかけてみて見えてきたものー共感OFF会に参加してみたー
東京都現代美術館「あ、共感とかじゃなくて。」のゆるゆるイベント共感OFF会に参加してみました。
この展覧会。わからんことでも良きなのよ、が快感で何回も鑑賞させて頂いています。
今回はその「わからんこと」について、人の言葉で対話できるのか、面白い予感しかない!ということで、興味津々で参加しました。
突然ですが、私、共感っ言葉めっちゃ日本的だと思うんですよ。ちなみに、「共感」をウキペディアで調べ
子連れ美術鑑賞、終了を迎えて。
17年。気がつけばあっという間でした。
2023年9月から息子さんが大学進学のためにカナダのトロントに渡航します。大学の寮に入るので親元を離れて暮らします。気がつけば本当にあっという間でした。
私の書く文章を読んでくださる方は、「子供連れでアート鑑賞をする」というテーマから読み始めてくださった方も多いと思います。ここで子供が独り立ちするので私の中では2023年8月で「私の子連れアート鑑賞」は一旦
どうか、どうかこのような場が消えませんように。ー文化庁メディア芸術祭企画展に再訪してきたー
体験ってマジで必要。そしてその体験は最初はハードルが低ければ低いほどいい。
文化庁メディア芸術祭25周年企画展に再訪してきました。
なぜ再訪なのか。それは1回目に大事な展示を見逃したからです。
メディア芸術祭は10年以上前から拝見させて頂いていますが、何がいいってこの展示、とても子連れに優しかったのです。
文化庁というバックがあるからかどうかはわかりませんが、正直小さな子供を連れてその時の旬
何回同じ作品見ても毎回違う気持ちにさせるってすごいよね〜アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO〜
何回見ても何回同じでも毎回毎回違う気持ちにさせるってすごいよね。
2022年12月に「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」を観てきた。
最近、京都に行く所用ができたので、その用事に組み合わせて定期的に京都に行く。東南アジアでのコロナ前は多い時は月1で海外に出ていたのに、コロナ禍で日本に本帰国してからは移動に決心がいる様になってしまったの不思議。しかし、京都は別
「おとこのからだーNUDE 礼賛展」を観てロックダウンを体験した私が生きる意味について考えたこと。
生きたいって気持ちに正直であること、それはやりたいことを実行することなんですよね。
「展示。明日までです!ご予定いかがですか?」
と仲良しのアーティストである上路市剛君からメッセージを頂きました。(ちなみに上路君も10月22日から京都で展覧会!)
その展覧会とは、「NUDE 礼賛ーおとこのからだ」。
正直、誘われなかったら私の中で行くという選択肢に入らないタイプの展覧会でした。このメッセージを
まだ生きてるのか、まだ生きていくのか。そして生きてていいのか。〜日帰り名古屋で感じた生きることについて考えたいくつかのこと〜
生きていくってね、大変だけど、とても生命的だと思った。
さて、瀬戸芸から帰ってきた私たち。高揚感がすごかった。夫がとても羨ましそうだった。彼は仕事があったので瀬戸芸には行けなかったのだ。その高揚感のままに私は夫に提案した。
名古屋だったら、横浜から日帰りで行ける。同時にも芸術祭の素晴らしさが体に染み付いた私たちは「芸術祭は行ったことを楽しむべきでありどこに行くか、どれくらい行くのかは自分次第」
新美の李禹煥展を訪問して「アクションを起こすことで、アクションしない大切さ」を実感することができた話。
出かけないことの大切さを、出かけて、気づく。
毎日忙しいって動いていると、今度は体が疲れてくる。なので数日は家からでないと今度は心が「行動できる幸せな状況なのに何やってんの!」と焦りにくる。ほんまこの世は難しい。。
この暴れる気持ちを整えるためにということで国立新美術館の李禹煥展へ親子で出かけることにした。李禹煥展は静かな状態で鑑賞すべきだ、アートナイトの雑踏の中で鑑賞するものではない!という