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noteの旅で出逢えたお話し

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旅先での出逢いでこれからの行き先を決めたりします。noteを旅する中で出逢い、これからの行き先を考える上で大きく刺激をいただいたnoteです。
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2022年2月の記事一覧

「まちへの貢献って意外とかんたんかもしれない」熊野公共文庫(public library)の話

「まちへの貢献って意外とかんたんかもしれない」熊野公共文庫(public library)の話

ある日、丸太町通から鴨川方面へと自転車をこいでいると、青いペンキで塗られた冷蔵ショーケースがぽつんと置いてあった。なかには、漫画や絵本が入っている。いつもの道に現れた非日常物体。立ち止まらずにいられない、声のようなものを発している。そのときは、親子連れがドアを開けて絵本を選んでいて、彼らが去った後、ようすを見守っていた女性がスマホを出して写真を撮っていた。彼女が歩き出すのを待って、わたしも近づいて

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理解するのは、決断したあとでも良い

理解するのは、決断したあとでも良い

昨晩観た映画で、ひとつの会話が印象に残った。

主人公は、未来を知る力のある女性と語っていた。
主人公はこのように言った。

「(あなたが未来を知っているなら)俺に選択の余地はない」と。
しかし女性は答えた。「選択はもうしている。ここへ来たのは理由を知るためよ」

女性は主人公に対して、自分が未来を知っていようとも、あなたは自分の選択でここに来たのだと言った。そして、ここへ来たのは自分の選択の理由

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人生と仕事の原理原則について

人生と仕事の原理原則について

原理原則とは何か。それは、自分の中の決まりのようなもの。

レイ・ダリオという投資家の本に「PRINCIPLE」という本があります。人生と仕事の原則を書いた本で、この本に影響を受けています。その中でも、「すべてであると同時に、無の存在である」という一節は、ふとした時に読み返すようにしています。人生は自分次第であるという気持ちを強くさせる。

32年間生きて、自分の人生の中で大事にしていること、大事

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アウトプットができない時は総じてインプットをしていない。

アウトプットができない時は総じてインプットをしていない。

落ち目だ。
何が原因かはわからないがやる気が起きない。
私はよくある。
もはやこれがデフォルトかと思うくらいある。

落ち込むような何かがあったわけでもないのになんとなく気持ちが上がらない。具合が悪いわけではないけど、なんとなくだるい。

これやらなきゃ、と思うほどにゴロゴロし、書かなきゃと思っても何にも頭に思い浮かばない。

私はこのようにアウトプットの扉が閉じている場合、総じてインプットの扉も

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【FIRE夫の子育て】満ち足りた経験が、のちの挑戦の土台になる

【FIRE夫の子育て】満ち足りた経験が、のちの挑戦の土台になる

夫がおもむろに話し出した。

「俺いま”SHOE DOG”読んでんじゃん?
NIKEの創業者が書いた自伝なんだけど」

「その中でさ、子供の頃、おじいちゃんがしょっちゅう自分のトラックの荷台に孫たちを乗せていろんなとこに連れて行ってくれた話が載ってんのよ。

で、途中でドーナツ屋さんに寄るんだけど、毎回ひとり1ダースずつドーナツ買ってくれたんだって。全員で1ダースじゃないよ、ひとりに1ダースだよ?

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果実氷いちごを抱いている

果実氷いちごを抱いている

 もう一緒に球場へ行くことはないんだなぁって思ったところで、目が覚めた。
 なんだ、この夢。そんなこと、夏の大会のころからずっと解っていたことなのに、今ごろになってこんな夢を見るなんて。

 もちろん理由は解っている。こども達の巣立ちが、もうそこまで迫っているからだ。息子は家に残るが、娘は東京へ出ていく。

 週末になるたびに、やれスーツだ、食器だ、家具だと買い物三昧。選ぶこどもに付きあう時間は楽

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