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250円のオアシス。

■スキンケア市場が急成長。
・最近のニュース、「ベトナムのスキンケア市場急成長、2023年売上高610億円、2028年迄に2020億円規模へ拡大と予測」。
・関係者曰く「若年人口が多く可処分所得も増加しているベトナムではスキンケア製品の製造業者や販売業者にとって魅力的な市場になっている」という。
・ベトナムの主要5社の電子商取引(EC)プラットフォーム統計より、「2023年における美容製品の売上高合計は2300億円超に達し、この内スキンケア製品売上高は610億円」と内訳される。

■地場と組み外資も参入。
・現在ベトナムでは「敏感肌向け製品の需要増加、消費者の健康に対する関心の高まり等が成長を牽引しており、地場企業と外資系企業の両方がチャンスを着実に掴むべく長期的な取り組みを展開」している。
・例えば、韓国系LGビナ社は今年DKSH社と戦略的提携契約を締結し「市場プレゼンスの強化」を図る。また、ベトナムの薬局チェーンTOP3の1つMobile World Investment Corporation社傘下のアンカン社(An Khang)もDKSH社と事業提供し化粧品ブランド拡大に努める。
・DKSH社とは何か。DKSH社(Diethelm Keller Siber Hegner/本社スイス)はアジアに重点を置いた「マーケットエクスパンション(市場拡大)サービス」のリーディングカンパニー。消費財、ヘルスケア、生産資材そしてテクノロジーの分野において顧客企業やブランドのビジネス拡大を支援、また調達、マーケティング、販売、流通、アフターサービスを組合わせた包括的パッケージサービスを提供する。

■ヘアカット等込々で500円。
・余談、私のスポーツ仲間のひとりもベトナムで美容やスキンケア製品関連の貿易会社を営む。彼は海外から製品を輸入して、ベトナムのスパ、クリニック、美容院等へ卸し生計を立てる。また私が日頃お世話になる洗髪屋、美容院も彼のような会社やDKSH社等からビジネスに必要なモノを仕入れて消費者へサービスを提供しているのだろう。
・ちなみに私はリフレッシュしたい時は美容院で髪の毛を洗ってもらい、洗顔クリームで顔のマッサージ、洗髪後頭皮と肩のマッサージをローカル価格250円で行ってもらう。これにヘアカットまで含めると凡そ500円で上述全てのサービスが受けられる。
・日本で洗髪だけ美容院でお願いする習慣はなかったが、ベトナムに来て下手なマッサージに行くよりも250円で私にとってはリラックス、リフレッシュ出来る場所がある。気持ち良すぎるため気づいたら連日お世話になってしまう事もあった、そうここに通う事は私の楽しみのひとつなのだ。

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