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カルチャー

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「文化的であること」は、文化的でない生活をして初めて気付き、恋しく思うものです。だから大切にしよう。
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【Dオタ所感】大好きなアトラクションがクローズする哀しみ

【Dオタ所感】大好きなアトラクションがクローズする哀しみ

今はなきアトラクションを想うアトラクションがテーマに沿ってるかどうか問題

海外のディズニーオタクが、Xでディズニー・ハリウッドスタジオ(以下DHS)の話をしていた。

「『ミッキー&ミニーのランナウェイレールウェイ』(以下MMRR)が『ザ・グレート・ムービー・ライド』(以下GMR)と共存できなかったのは残念である」

私はGMRだけ1回体験したことがあって、MMRRは乗ったことがない。(ネットで

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映画感想『ウィッシュ』(原題:Wish)

映画感想『ウィッシュ』(原題:Wish)

『ウィッシュ』 吹き替えで観ました。
ネタバレを含みます!!!

かつてシンデレラはいみじくもこう言った。
「話すと願い事が叶わくなるのよ」
「私が夢を見ることはだれにも止められないわ」

 『ウィッシュ』はディズニー社100周年を記念した長編アニメーション。
 ディズニーのテーマである「願い」「夢」「信じること」に焦点を当てた作品となっている。

 私の感想を結論から言うと、「願い」というテーマ

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上海コミコンの思い出

上海コミコンの思い出

2015年上海コミコンのマッツ・ミケルセンとのフォトセッション、オートグラフセッションのことで覚えていることです。
マニュアル的なものではなく心境の覚書です。

初日のフォトセッション
16時までVIPイベントで、16時半?くらいに行きました。部屋に入ると前の人たちの様子ももめっちゃ興奮してました。プレゼントを渡す人もいれば、マッツの腕をかじるをポーズをとった人もいました。印象的なのは、ウェンディ

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映画感想『ライトハウス』(原題:The Lighthouse)

映画感想『ライトハウス』(原題:The Lighthouse)

2019年 アメリカ映画 『The Lighthouse』ロバート・エガース監督
ネタバレなしです。

海を舞台にした船乗りゴシックホラー。
公式サイトでは「傑作スリラー」とあるが
The A.V. Clubの「閉塞とマチズモ、狂気のダークコメディ」って評がずばり見事。

簡単に言うと孤島の灯台に頑固な老人と30代の男の人が灯台守として配置されるけど、嵐に巻き込まれて孤立状態になり、どんどん狂気

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映画感想『メリダとおそろしの森』(原題: Brave)

映画感想『メリダとおそろしの森』(原題: Brave)

Disney+で観た。

テーマとしては『塔の上のラプンツェル』と『アナと雪の女王』のブリッジとなる作品。

テーマや大まかなアイディアはいいが、話の見せ方、演出、キャラがイマイチに感じてしまう(『アナと雪の女王』を先に観てると、余計にそう感じてしまう)ため、映画としての完成度はあまり高くつけられない。

言うて母娘の回想シーンや、クライマックスでは涙ぐんだ。(いい話、というのは当然抑えている)

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岡村靖幸の衝撃 その1

岡村靖幸の衝撃 その1

※本文では一切の批判を行なっておりません。
 全て褒め言葉ですが、パッと見キツめ表現があると思います。
 ですが、全て才能に対する賞賛のワードのバリエーションであることをご承知おきいただけますと幸甚です。

岡村靖幸というアーティストについて、ごく最近知ったので、そのことを書きます。

1:遭遇 〜そもそもお前を見てねぇよ〜
先日Mixcloudで、夏っぽいMixを聴いたときのこと。

(うっわ、

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おさなごころのふるさと

おさなごころのふるさと

ヘッダークレジット
HarshLight from San Jose, CA, USA,
CC BY 2.0, ウィキメディア・コモンズ経由で

最近はYouTubeで海外のディズニーパークの動画をずっと流している。
日本の、つまりオリエンタルランドが提供しているパークの動画は、BGMか15周年以前のもの以外はほとんど見ない。

いきなりだが
スピリチュアル用語で「波動」という言葉がある。

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EPCOT:Horizons 永遠にたどり着けない場所

EPCOT:Horizons 永遠にたどり着けない場所

※この投稿には事実に基づくよりも、連想や妄想、イマジネーション先行の記述が多く見られますので、厳格なディズニーファンの方は流し読みしてください。

友人が、海外のディズニーパークのグッズを買うと連絡してきた。
なんと、私の誕生日プレゼントも一緒に購入してくれるとのことで、ついでだから、送料を折半して、私の欲しいものも一緒に注文してもらうことにした。
いろいろあったが、これを見つけて、即追加してもら

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映画『フラッシュダンス』
初見だけど脚本の意図通りに随所で泣いたし、なんなら一度観たことある気がした。
きっとこれからも人生の節目節目で観返しては、泣くのだろうな……大切な作品です。

ロバート秋山さんの歌ネタと、レトロCM魔改造に共通する「CMオモロ」の世界

ロバート秋山さんの歌ネタと、レトロCM魔改造に共通する「CMオモロ」の世界

先日100本目を迎え、REMIXシリーズが発表されている「レトロCM魔改造」。

レビューも100本書こうとしていたのにすっかり停滞しておりました。

そっちも続けるとして、レトロCM魔改造に感じていた魅力を、もうちょっと分かりやすく書くために、比較論を展開したいと思います。ということでタイトル再掲。

ロバート秋山さんの歌ネタと、レトロCM魔改造に共通する「CMオモロ」の世界

ではまず手始めに

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巡り遭い ~絶望した私が出逢ったTHE ALFEE~

冬野昴、というのは私の筆名だが、これを考案したのはいつ頃だかもう忘れた。

私は作家になりたい、小説家になりたいという志を持って、というかほぼその夢一つで、長い寝たきりの生活から復帰して、なんとか社会生活を立て直そうとしている。

冬野昴という存在は、私しかその才能を確信していない、めちゃくちゃ成功しているとか、めちゃくちゃ金持ってる人間からしたらゴミみたいな存在である。

まあ逆に言えば「小説家

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狂気のおうち時間『ミッドサマー』 ※ネタバレ含

狂気のおうち時間『ミッドサマー』 ※ネタバレ含

今更、アリ・アスター監督作品『ミッドサマー』を観た。
劇場公開時から観たくてたまらなかったが、当時行けなかった。1年越しくらいの念願だ。

そんな楽しみだった映画にも関わらず
観たことを本気で後悔した。

しかもその上で
めちゃくちゃよく出来た映画だと断言出来る。

既に多くの優れた感想・考察記事が出ているため、HSPで精神的にぐらつきやすい私の、個人的な反応をつらつらと書いてみようと思う。
※ネ

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声優?ラッパー?ていうか、木村昴。 〜It’s the REAL Thing.〜

声優?ラッパー?ていうか、木村昴。 〜It’s the REAL Thing.〜

(本記事は、pixiv FANBOXにも掲載してます。)

こんにちは、冬野です。

声優・木村昴さんによる楽曲『フェイクオリジナリティ』を聴きました。

木村昴さんは、ご自身を「ラップバカ声優」と呼ぶくらい、HIPHOPカルチャーへの造詣が深いことは『ヒプノシスマイク』のご活躍でも知られることとなったのではないでしょうか。

一時期木村昴さんがTwitterで連投していた「知ればもっと楽しくなる

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「If you can dream it, You can do it.」はウォルトの言葉なのか? - Togetter https://togetter.com/li/208130 @togetter_jpさんから

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よくごっちゃになるから備忘録として。