冬野(とうの)

小説家。商業TL書いてますが、noteのテーマは「自分を切り刻んだ中から取り出したもの…

冬野(とうの)

小説家。商業TL書いてますが、noteのテーマは「自分を切り刻んだ中から取り出したもの」「生きづらいが、生きてみるか」がテーマです。

マガジン

  • 克己日記

    「生きづらい現世をどう生きていくか」 HSP・感情障害・贅沢なので貧乏な冬野の、抗い・戦い・解放・許しの日常記録。

  • カルチャー

    「文化的であること」は、文化的でない生活をして初めて気付き、恋しく思うものです。だから大切にしよう。

  • 文系のディズニー概論

  • 夢小説・キャラクターなど

    夢小説について、または好きなキャラクターについての記事をまとめました。

  • 自分と向き合うコーナー

    生きやすくするために、なんか試行錯誤する必要がある人生…でもその分自己理解が深まってハッピーになれる道が見えるはず!!

最近の記事

冬野ラジオ、リニューアルします!

ご無沙汰の更新です、冬野です。 ぽつぽつと続けていたラジオを、この度リニューアルしましたので、その告知です。 題して・・・ 新タイトル「妄想ロマンス研究所」一言で言うと 「ときめくもの」に浸ろうよ! というテーマです。 第1回はこちらから (stand.fmのページに遷移します) 本記事のヘッダーの雰囲気から伝わればいいなと思うのですが(ざっくり) 聞いてくださる皆様と、素敵なものをシェアできる時間になればいいなと思っております。 可愛いお洋服や可愛いお店、イケて

    • ディズニーパルパルーザ:「ストーリーを体験する」という商品の価値

      ディズニーパーク好きのみんながファンタジースプリングスの話をしている今、パルパルーザの個人的総括をします。 東京ディズニーランドで今年から始まったイベント 『ディズニーパルパルーザ』。 そこで導入されたパレードのDPA課金に、最初少しブーたれてました。 が、納得してきた、という話です。 ミニーのファンダーランド・ドナルドのクワッキー・ダックシティ、どちらも体験してきました。 まず断っておくと、私はミニーちゃんが大好きなので、そこの贔屓目が多少出てたら申し訳ない。読者側で引

      • 【Dオタ所感】大好きなアトラクションがクローズする哀しみ

        今はなきアトラクションを想うアトラクションがテーマに沿ってるかどうか問題 海外のディズニーオタクが、Xでディズニー・ハリウッドスタジオ(以下DHS)の話をしていた。 「『ミッキー&ミニーのランナウェイレールウェイ』(以下MMRR)が『ザ・グレート・ムービー・ライド』(以下GMR)と共存できなかったのは残念である」 私はGMRだけ1回体験したことがあって、MMRRは乗ったことがない。(ネットで見る限り最高だとは思うが) このポストを見る数日前に、WDW News Tod

        • ラジオ更新しました 第44回 (ラベリングに抗うという意志で)二次創作の漫画を描いてる話 https://stand.fm/episodes/6630cf29be7bc61c5d6c318d

        冬野ラジオ、リニューアルします!

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          14本
        • 文系のディズニー概論
          8本
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          12本
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          18本
        • 冬野が書いた小説・随筆
          10本

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          [人混み.広告.労働]     \私/

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          【随筆】『マジックアワー』

          私は日々ショックを受けている。 ということに気付いて、またショックを受けた。 どういうショックか。 ショックっていうのは、自分が知らなかったことを知った時に受けるものだから、まず過去の話をしなければならない。 子どもの頃から大事にしている感覚がある。 当時、私の部屋から都庁が見えた。 90年代東京の代表的高層建築で、特に第一本庁舎の、夕陽を浴びて反射するガラスのきらめきの、現代的でありながらどこか侘しさが漂っていて、でもやっぱり貧しい感じは全然なくて、まさに都会に佇立する

          【随筆】『マジックアワー』

          映画感想『ウィッシュ』(原題:Wish)

          『ウィッシュ』 吹き替えで観ました。 ネタバレを含みます!!! かつてシンデレラはいみじくもこう言った。 「話すと願い事が叶わくなるのよ」 「私が夢を見ることはだれにも止められないわ」  『ウィッシュ』はディズニー社100周年を記念した長編アニメーション。  ディズニーのテーマである「願い」「夢」「信じること」に焦点を当てた作品となっている。  私の感想を結論から言うと、「願い」というテーマへのステートメントとしては100周年に相応しい。一方で、記念作だからこそこれまで

          映画感想『ウィッシュ』(原題:Wish)

          上海コミコンの思い出

          2015年上海コミコンのマッツ・ミケルセンとのフォトセッション、オートグラフセッションのことで覚えていることです。 マニュアル的なものではなく心境の覚書です。 初日のフォトセッション 16時までVIPイベントで、16時半?くらいに行きました。部屋に入ると前の人たちの様子ももめっちゃ興奮してました。プレゼントを渡す人もいれば、マッツの腕をかじるをポーズをとった人もいました。印象的なのは、ウェンディゴのツノをつけた子が、カメラマンの人に、マッツとかぶってるから直して、と言われ場

          上海コミコンの思い出

          映画感想『ライトハウス』(原題:The Lighthouse)

          2019年 アメリカ映画 『The Lighthouse』ロバート・エガース監督 ネタバレなしです。 海を舞台にした船乗りゴシックホラー。 公式サイトでは「傑作スリラー」とあるが The A.V. Clubの「閉塞とマチズモ、狂気のダークコメディ」って評がずばり見事。 簡単に言うと孤島の灯台に頑固な老人と30代の男の人が灯台守として配置されるけど、嵐に巻き込まれて孤立状態になり、どんどん狂気に陥っていく話。 ヒゲのおっさん2人が険悪になったり酒浸りになったり殴り合ったり

          映画感想『ライトハウス』(原題:The Lighthouse)

          映画感想『メリダとおそろしの森』(原題: Brave)

          Disney+で観た。 テーマとしては『塔の上のラプンツェル』と『アナと雪の女王』のブリッジとなる作品。 テーマや大まかなアイディアはいいが、話の見せ方、演出、キャラがイマイチに感じてしまう(『アナと雪の女王』を先に観てると、余計にそう感じてしまう)ため、映画としての完成度はあまり高くつけられない。 言うて母娘の回想シーンや、クライマックスでは涙ぐんだ。(いい話、というのは当然抑えている) 私は心からディズニー・ピクサー作品を愛しているが、愛しているが故に期待度も高いし

          映画感想『メリダとおそろしの森』(原題: Brave)

          感情のセンサーが敏感な人

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          小説『舞台』

          生身の人間が恐ろしい。 俺は生身の人間をきちんと認識することができないのかもしれない。 劇場から逃げるようにして、俺は駅に向かった。 雪が降りそうなくらい寒い夜。 劇場が暑すぎたから、汗が冷えて余計に堪える。 ホテルを出た後と、同じ感覚だ。 とにかく駄目だった。 そういえば、劇場の多いこの街も嫌いだった。 ろくな思い出がない。 最後に来たのは、マッチングアプリで盛り上がった女と焼肉を食べた時だった。 夜6時に約束して、バツイチだという話で気まずくなって、8時半に解散した

          小説『舞台』

          今年の目標:美食倶楽部みたいなサロン作りたい!

          あけましておめでとうございます。冬野です。 今年の目標、以下に収録いたしました。 追って詳細をnoteに書きたいですが、取り急ぎ 自分の感性で表現したい人のために、魂と向き合う文化的サロン「美學倶楽部」 を設立するわよ! (最近肩こり〜眼精疲労が酷すぎて目が開けられないレベルで、仕事でしか文字入力ができず、音声配信メインになってしまってました……noteももっと書きたい本当は) もちろん小説、TLも引き続き、よりたくさん書いて世に発表していくつもりだし 年末にい

          今年の目標:美食倶楽部みたいなサロン作りたい!

          小説「多摩」

          深夜の東急大井町線。 大岡山駅から、溝の口駅行きの電車に乗る。 体勢の崩れた老人たちはスマホでニュースをダラダラ見たり文字を打ったりし、若い女の子はドアのそばにもたれて、iPadにApple Pencilで作業している。 水曜日の深夜だが、それなりに人は多い。 やはり沿線は人が好んで住む場所に設計されているのだろう、それが東急電鉄の使命だろうから。 車内では、美しい風貌の若い男が目立つ。だが、彼らの美しさは信用というものを全く抱かせないものだ。 日本の電車で一番日常的

          小説「多摩」

          今の人生嫌すぎた/あいつら一体??

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          Epcot40周年に思うこと。 "We've JUST Begun To Dream."

          冬野です。ご無沙汰してます。 今回は、ウォルト信者として、エプコット40周年と、D23 Expoと、人生について思ったこと書きます。 Epcot 40周年フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)が2021年で50周年、Epcot(エプコット)」が今月40周年を迎えました。 エプコットは、WDW内で2番目にできたテーマパークです。 私は人生で1回しか行ったことがないんですが、それでも毎日音源を聴くくらいには好きです。 エプコットができたときからあるスロー

          Epcot40周年に思うこと。 "We've JUST Begun To Dream."