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創作

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僕の大切な友達が 言った 「毎日1話書いて1000話まで行ったら 面白い事が起こるよ 俺も毎日1つ作品を作って 1000作った後に 実際そーなったし だから 誰が何を言おうが 1… もっと読む
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#イジメ

【グロとグレ】 #995

【グロとグレ】 #995

僕は子供の頃から皆んなに気持ち悪がられて「グロ」と言うあだ名で呼ばれていた

出産の時に鼻が圧迫されていたようで
鼻が押しつぶされたようになっていて
しかも右の頬には赤いアザがあった
だからグロい「グロ」と呼ばれた

小学生の時はイジメられたけど
中学に上がった時
僕はイジメられなくなった

それは僕のお友達が強かったからだ
彼は転校生でうちの学校に来るなりケンカばかりして
最後には3年生の番長も

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【勘違いの嵐】 #908

【勘違いの嵐】 #908

僕は天然パーマだっただけで小学校の頃からイジメを受けていたが

高校は私立の学校だったし同じ中学の生徒は誰一人居なかった

だから僕は当時人気のあったマッケンローに乗っかりテニス部に入った
人気者では無いけどイジメには合わなくなった

とっても嬉しかった

しかしそれも長続きしなかった

新人戦で他校の生徒の中に中学の時の同級生が居た
しかも僕をイジメてた子だった

彼は僕を見つけてようで同じ高校

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【ザイニチ三世】 #881

【ザイニチ三世】 #881

僕のおじいちゃんは朝鮮人
北朝鮮の朝鮮人じゃなくて
北朝鮮と韓国に分断されていない頃に日本に来た

第二次世界大戦が終わって一旦は帰国したが経済的に苦しく
また日本へと戻ってきた
生まれはもちろん朝鮮だ
船に乗って九州に渡り
一時期山口県にも滞在したが
多くの仲間たちが大阪に流れており
そちらの方が活気付いていたので
おじいちゃんも大阪へ行った

おじいちゃんは元々学校の教師をしていたのでちょうど

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【化け物女】 #880

【化け物女】 #880

私は今は大人になって外科手術と美容整形手術のお陰で
スッカリ普通の女の子になれたけれど
20歳を過ぎるまでは外に出るのも嫌で
いつも下を向いて生活していた

今はコロナ禍で皆んなマスクをしているから
マスクを四六時中していても誰にも何も言われないし
とがめられたりしない

でも小学生の時にマスクをずっと付けていたら
同級生に外され私の醜い顔があらわになり
それ以来「化け物」とか「宇宙人」とか「怪物

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【お兄ちゃんとお母さん】 #874

【お兄ちゃんとお母さん】 #874

私のお兄ちゃんは小中と成績優秀で常に学年で一番か二番だった

私は出来が悪くアホでは無いがお兄ちゃんと比べると明らかに成績は悪い
お父さんは優しく大らかな人だったのでそんな私でも可愛がってくれた

お母さんは勉強熱心でお兄ちゃんにほぼ付きっきりだった
そのせいか小学生の頃から夕食とかの準備は当たり前のように手伝わされた

お母さんにしたらアホはアホなりにそういう形で役に立てば良いと思っているに違い

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【いつ命を絶つのか】 #802

【いつ命を絶つのか】 #802

僕は自分の記憶の中で鮮明に覚え始めた小学生の低学年の頃からずっとずっとイジメられている
イジメられている理由はその時々で変化して行ったがずっと続いた

小学低学年の頃の僕はスゴく太っていたんだ
だからデブとかブタとか言われてクラスの笑い者になっていた
まだ笑われる程度のささやかなものであったけど小さな僕は傷付いた

高学年になるとやや痩せてきたのだが今度は天然パーマをイジられるようになった
チリチ

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【素晴らしく無い教育者】 #800

【素晴らしく無い教育者】 #800

ニュースでこんな記事を読んだ
イジメで自死した少女について
中学校の教頭が協力的で無いと
その言い分として

「加害者にも未来がある」

確かに加害者には未来はあるかもしれない
しかし自死した少女には未来は無い

加害者の未来を否定はしないが
少なくとも加害者である訳だから
先ずは反省し相応の罰を受け
それから未来の話だと思う
何の反省も見えてこないし
罰も受けていない人に
未来という括りで保護す

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【私の熱帯】 #733

【私の熱帯】 #733

どうしても男の子で居るのが気持ち悪い
オチンチンよりオッパイが欲しい
ロボットよりウサギのぬいぐるあの方が良かった
お父さんは男の子としての私を可愛がった
お母さんは自分の子として私を可愛がった
小学生の高学年の時にお母さんには話した
お母さんは最初ビックリしたがその後笑顔になった
数日後お父さんは少し遠くに感じた

私は女子として中学に通いたいとお母さん言った
地域の公立中学校だと受け入れてくれ

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【あの頃と今の僕】 #632

【あの頃と今の僕】 #632

あの子とは遊ぶな

どうしてそんな事を言うのか

親だけど
そんな事を言う権利なんてないやん

でも言えない

少し大きくなって
その理由が分かってきた

あの子は日本人じゃ無かった

僕はこっそり親友なんだ

親が嫌がるから

僕にとってヤスは大切な友

ヤスはケンカが強くて
ひ弱な僕をいつも守ってくれる

クラスが変わった時
イジメられた
理由はヤスと仲良しだから

悔しかった

ヤスには言っ

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【異物と私】 #587

【異物と私】 #587

救急車で私は病院へ運び込まれた

猛烈な腹部の痛みで動けなくなり
救急車を呼んだ後
あまりの痛さに気を失った

次に目覚めた時には
病院のベッドの上で
目覚めたが
手を拘束されていた
他にベッドは無い
個室のようだ

拘束されている右手の側には
ナースコールのボタンが
押せるようにテープか何かで
貼り付けてあっまた

ナースコールのボタンを押した
すると直ぐに看護師さんが現れた

「目覚めましたか

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