あなたの記事が持つ感情

皆さん、こんばんは。綺羅です。

今日もnoteをご覧いただき、ありがとうございます。


往来制限が解除されて、初めての土日ですが、スーパーでの人の量がとても多いです。

もう目が点になってしまうような感じで、制限が解除されるだけで、気持ちのゆとりが違ってくるんだなと、感じました。


皆さんは、他のクリエイターさんのnoteを読む時、どういった状態で読みますか?

通勤・通学の合間ですか?

お仕事・学習の休憩間ですか?

それとも、じっくり記事を見る時間を取ってご覧になりますか?

私は、noteの時間を一日のどこかで固めて作っていて、その間に記事を書いたり、スキやコメントをしたり、他のクリエイターさんの記事を見に行きます。

自分であっても、他のクリエイターであっても、noteを開く時は、できるだけ落ち着いた環境を整えているように心がけています。


私の場合「記事を気軽に眺める」というよりも、「自分の持っている感情を否定せずに肯定できる場所・自分の気持ちを見つめる場所」だということが大きいのです。



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noteには毎日、様々な人が様々な話題で投稿しています。

フォロワーの稼ぎ方というようなガイド記事から、命の叫びとも取れるエッセイまで、様々な記事が秒単位で生まれていることと思います。


どの記事を読むに際して言えることですが、私は感情移入をしやすく、人の記事を読んでいても、自分の事のように考えたり、感じたりする傾向があります。

HSPの人や、感情豊かな性質の人には、こういった傾向が多いかもしれないですね。

「家族の病気が完治し退院できた!」という記事に共に喜び、

「理不尽な批判を受けて相手に酷く言われた!」という記事に共に怒り、

「今まで一緒にいた犬が虹の橋を渡った・・・」という記事に共に哀しみ、

「友人と一緒に旅行に行ってきた!」という記事に共に楽しみ、

淡々と読むだけではなく、自分自身の感情と共に読んでいきます。


「いや、それ当たり前だし、自分の好きな記事は好きという感情で読んでるんだし・・・」

ええ、そうですよね。そうして自分が「スキ」のままに記事を読めるのは、ありがたいことです。

小学校から経験されている人もいらっしゃるかも知れないですが、ほぼ大体の人は、国語で受験用の「読み方」というものを学びます。

あるいは、文章の読み方のテクニックというものです。

例えば、

・「しかし」「ですが」という逆接の後に、筆者の主張や大事なことが書かれている

・「絶対」「必ず」という単語が入った選択肢はほぼ間違い

・文章の趣旨にあった選択肢を探すには、キーワードとなる単語を探す

といったコツのようなものです。

小学校の国語が終われば、自動的に次の中学校で、受験用の国語を学ぶことを避けられません。

感情を味わうとか、自分がどう感じ考えたかという部分には、ほとんど焦点が当たらず、速く正確に筆者の言いたいことを理解するとか、話の構成を理解するといった作業を、延々と繰り返します。

自分の「スキ」で読むわけではなく、今の教育システムの「都合」で読んでいきます。


そうした「スキじゃない」ものを、「都合」で無理矢理自分に「スキ」と言い聞かせ、読むのは嫌でした。

自分のこういった経験からも、感情を大切にしながら記事を読むことは、とても大切にしています。



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感情と共に書いているから、読み手にも喜怒哀楽が伝わり「スキ」を残してくれるのだと思っています。

感極まったり、どうしても言葉にしたい!という人は、コメントを残すこともありますよね。


感情のままに、暴言や罵りを書くのはよくないとは思いますが、

怒っていても自分はどうして怒っているのか、

哀しんでいても自分はどうして哀しんでいるのか、

この高ぶる気持ちを、noteに書きたいけれど、その感情にあう言葉が見つからない。

どうやって表現すればいいのか、書けばいいのか、わからない・・・。

それでも、そうした自分の手に余る、葛藤や不安や迷い、恐怖を、敢えて文章で冷静に表わそうとしたことが、同じ立場にいる他のクリエイターさんの不安を和らげたり、怒りを落ち着かせることができるのではないかと、思うのです。

私自身、他のクリエイターさんの記事で、激しい感情に囚われていた時に読んで落ち着くことができましたし、不安な気持ちもありましたが、「私も、このクリエイターさんと同じよう感じてるんだな」と思えると、自分の物事に対する感じ方はおかしくなかった!という気持ちになれました。


誰かの記事で嬉しくなったり、イライラしたり、哀しんだり、楽しんだりと、感情に振り回されるがままに記事を読むことは、私を含め、みんなにあることだと思います。

それはそれでいいと思います。

ただ自分の感情(特にマイナスの感情)を一方的にぶつけるのは、相手だけでなく、その記事を見た第三者も、そして自分自身も深く傷付きます。

それを目にした全員が、居心地が悪くなるだけです。


自分だけで気持ちの整理をする方が、心理的負担は軽いかもしれませんが、noteという場所で、気持ちの整理をすることが、落ち着くのです。

落ち着く以上の共感や、優しくて勇気をくれるコメントや記事、たくさんの人のフォローに囲まれて、私は自分が予想する以上に、前を見ることができています。

記事を通した感情のやり取りが、私の感性を豊かにしてくれるのです。


自分の持つ感情を肯定し、気持ちを見つめることは、自分を育てることに繋がると信じています。

自分の感情が、知らない誰かにも伝わっていると考えたら、人間はお互いに不思議な存在ですね。



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トップ画像は ねこする様 からお借りしました。

ありがとうございました!


みなさんからの、スキやコメントやフォローが嬉しくて、最近は家族に自慢しています!

この記事にお時間をいただき、本当にありがとうございます!


それでは、今日はここまでです。

みなさん、いい週末をお過ごしください。







クリエイターの活動費として、使わせていただきます。 また、日本を中心とした、伝統文化を守り後世にも残して参りたいですので、その保護活動費としても使わせていただきます。