悩み事だらけの私は、映画で描かれる人々の生き方を観て、励まされ、救われ、生きる術を学んできました。そして、わずか2時間前後のストーリーに凝縮されたキャラクターたちの人生から、本当…
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2021年7月の記事一覧
ザ・ロイヤル・テネンバウム(2001)
ちょっぴり“闇”気味の癖強めキャラたちがぶつかり合う
反面教師テネンバウム家に見る極上のヒューマンドラマ
人はだれも家族を選んで生まれてくることはできませんが、それでも家族は無条件に愛を注げる対象でしょう。だから家族に愛情を抱けないことほど哀しいことはありません。
ところが、身勝手な父ロイヤルを家長とするテネンバウム家は22年にわたり、その悲劇に見舞われていました――。
【ストーリー】
性格
her/世界でひとつの彼女(2013)
孤独な男が愛したのは、何でも理解してくれる優しきA.I.
スパイク・ジョーンズ監督・脚本の近未来ファンタジー
そう遠くはない未来のロサンゼルスを舞台に、人間とA.I.との切ないラブストーリーが繰り広げられます。
決してあり得ない恋物語を、自然なタッチで描くのは、『マルコヴィッチの穴』『かいじゅうたちのいるところ』のスパイク・ジョーンズ監督。ユーモラスでロマンティックなファンタジー映画です。