うそという鳥

あなたはうそばかりいう その白い花よりもうつくしいものはなにもないのに

うそという鳥

あなたはうそばかりいう その白い花よりもうつくしいものはなにもないのに

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記事一覧

志賀直哉

志賀直哉を読むと、なんてうまいんだと思う。 でも評価は二分されてるし、きらいな人はとことんキライって感じ。 わたしは、自分が志賀直哉をすげえと思っていることをよ…

うそという鳥
2週間前
2

はらぺこライオンの話

私が中学生か高校生のころ書いたはらぺこライオンの話とそっくりの話が、Xでバズっていました。 私が書いた時はライオンだったけど、主人公ははらぺこオオカミで、「ソコヌ…

うそという鳥
1か月前
1

メモ

気圧が低いとぐるぐる考えて人類みな死んでくれという気持ちになる。 そして色々考えて結局人はらくして自分らしく生きているのが最も効率よく良い場所にたどり着くことだ…

うそという鳥
1か月前
4

デミロマンティック、デミセクシャルを「普通のこと」というヤバさ

あなたは、恋人に性欲を抱けず泣かれたことはありますか? 人を好きになれないんじゃんと、好きな人に言われたことはありますか。 デミロマンティック、デミセクシャルは…

うそという鳥
1か月前
12

郷愁

郷愁というのは心を傷つけるものである。 この歳になってくたびれた地元に戻り、父の運転する車の窓に流れてくる風景を見るにつけ このまちの景色に対して抱く感情にまとも…

うそという鳥
3か月前
6

努力に(ほぼ)意味はない

努力には意味がない。 「人生は運ゲーである」という考えとおなじように、 歳をとるごとに確信をつよめていることのひとつである。 努力って、だいたいある目標に向けて…

うそという鳥
4か月前
17

親離れメモ

前は家族にはたくさん感情が動いていたけど、諦める気持ちや、彼らの不幸の責任を負う必要はないのだと感じてから、少しずつ手放せている わたしがほしかったものはどこに…

うそという鳥
4か月前

Blenderつくりたいものメモ

動物をいっぱいつくってるひとを発見したのでメモしておく ペガサス オウム 馬 ローポリアニマル

うそという鳥
6か月前
1

blender勉強メモ

わたしがblenderをはじめたのはbackroomsに感動したからである。今日はずっとやってみたかったbackroomsのプールルームをつくってみた。 しかしタイルテクスチャをはりつ…

うそという鳥
7か月前
1

blender今後つくってみたいチュートリアルメモ

毛についてしりたい この人翻訳ついとるやん たのしそう べつのひとの https://www.youtube.com/watch?v=HSgn5R-7SPY むずかしそうだけど 動物もだけどおいしそうな…

うそという鳥
7か月前
2

blenderつくったものメモ

masshiroさんのチュートリアルのもの Blender Guruさんのチュートリアルのもの 3D Bibiさんのチュートリアルのもの うめちゃんさんのチュートリアルのもの しー@blend…

うそという鳥
7か月前
2

blender学習 自分用メモ

blenderをはじめた。無謀にも。 チュートリアルを適当に見て結構慣れてはきた。 でもまだなんもよくわからない。 パーティクルヘアーも難しくてこまってるけどすこしずつわ…

うそという鳥
7か月前
6

にき

小林紀晴の写真集「孵化する夜の鳴き声」を買った。青山ブックセンターで立ち読みして、なんとなく惹かれた。 いまは個人的に「日本」に興味があって、白川静とか、柳田國…

うそという鳥
11か月前
1

不可能であること

生きていてわけもなくつらい気分になるときがある たぶんそこにはたいした理由なんてない もともとわたしが考え込みやすいタイプだということ 家族関係で人並みに傷つい…

7

わたしは呼び鈴を手にとり、ならした。 かなしみは、白くない だから、神さまは白かった 陶器製の、≪泉≫のようなもの が、 水にみたされていく。 そしてそこのな…

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志賀直哉

志賀直哉を読むと、なんてうまいんだと思う。
でも評価は二分されてるし、きらいな人はとことんキライって感じ。

わたしは、自分が志賀直哉をすげえと思っていることをよく忘れてしまう。
それくらい簡素で等身大の言葉だから。あまりに自然にとおってくる言葉だから。
久しぶりに本を開いたときに、「うおっ!? うますぎ!!!」となる。
じゃあなんでそんなうまいのか? 

まあ、みんなが言うように文体がすごいとい

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はらぺこライオンの話

はらぺこライオンの話

私が中学生か高校生のころ書いたはらぺこライオンの話とそっくりの話が、Xでバズっていました。
私が書いた時はライオンだったけど、主人公ははらぺこオオカミで、「ソコヌケ」というタイトルで
素敵な絵だから鍵垢でフォローしている方でした

もしもあれがわたしの物語を見た方が 無意識に引用していたならかなしい、と思ったけど、偶然だと思いたい
下のような話で、00年代にポプラ社の投稿市場か「僕が山羊を殺しに行

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メモ

気圧が低いとぐるぐる考えて人類みな死んでくれという気持ちになる。
そして色々考えて結局人はらくして自分らしく生きているのが最も効率よく良い場所にたどり着くことだと感じる。
無理してる奴はつかの間の栄光は手に入れても、永続的な幸福は味わえない。

だとしたら、自分らしくとは?となる。
自分を幼少期に否定されまくったためその方法論が欠落している私は、あれこれとやってみることで足掻くのだが、そもそも自分

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デミロマンティック、デミセクシャルを「普通のこと」というヤバさ

あなたは、恋人に性欲を抱けず泣かれたことはありますか?
人を好きになれないんじゃんと、好きな人に言われたことはありますか。

デミロマンティック、デミセクシャルは、長年の信頼関係がある人へまれに恋愛感情を抱く嗜好を示す言葉だ。

これを聞いたとき、多くの人が「ふつうじゃん」という。わたしも、普通のことのように思う。
だけど、その言葉があるということは、それを説明する必要がある人がいるということだと

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郷愁

郷愁というのは心を傷つけるものである。
この歳になってくたびれた地元に戻り、父の運転する車の窓に流れてくる風景を見るにつけ
このまちの景色に対して抱く感情にまともに向き合うと切なさで心が壊れてしまうと思った。

子供の頃は絵を描いて詩を書いていた。今の生業もクリエイティブ系といえばそうだ。とにかくものを作ってきた。だけどいまは感じることに飽きた。創作とは傷をつくると書く。

わたしの創作意欲はある

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努力に(ほぼ)意味はない

努力には意味がない。

「人生は運ゲーである」という考えとおなじように、
歳をとるごとに確信をつよめていることのひとつである。

努力って、だいたいある目標に向けてやることだと思う。
一般的に、
目標達成=努力×才能×環境etc
と思われてるけど、
目標達成=目標達成する
のほうが正解にちかいと思う。

努力には「がんばった感」がある。
そのがんばった感が「自分はイケる」と思わせてくれる。
じつは

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親離れメモ

前は家族にはたくさん感情が動いていたけど、諦める気持ちや、彼らの不幸の責任を負う必要はないのだと感じてから、少しずつ手放せている

わたしがほしかったものはどこにもなかったのだ
家族が仲良く思いやり合い、それぞれが自分を大切にして明るく楽しく生きるような家は

それと同時にこの人たちは他人に近い存在だという感覚が強くなって驚いている
静かな確信に近い

ようやく親離れしたのかも
「家族だから」と

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Blenderつくりたいものメモ

動物をいっぱいつくってるひとを発見したのでメモしておく

ペガサス

オウム



ローポリアニマル

blender勉強メモ

わたしがblenderをはじめたのはbackroomsに感動したからである。今日はずっとやってみたかったbackroomsのプールルームをつくってみた。

しかしタイルテクスチャをはりつけているときに、「ちゃんとでこぼこさせたい…てなった…

これが参考になりそう。
あと、UVの編集もイミフだったので練習したい

すごいひとの作品を見るというのもやってみたい。。

blender今後つくってみたいチュートリアルメモ

毛についてしりたい

この人翻訳ついとるやん たのしそう

べつのひとの

https://www.youtube.com/watch?v=HSgn5R-7SPY

むずかしそうだけど

動物もだけどおいしそうなものをたくさんつくりたい。
おかしはつくっている間たのしいから!!

blenderつくったものメモ

masshiroさんのチュートリアルのもの

Blender Guruさんのチュートリアルのもの

3D Bibiさんのチュートリアルのもの

うめちゃんさんのチュートリアルのもの

しー@blender学習中さんのチュートリアルのもの

自分でちょっとつくってみたもの

blender学習 自分用メモ

blenderをはじめた。無謀にも。
チュートリアルを適当に見て結構慣れてはきた。
でもまだなんもよくわからない。
パーティクルヘアーも難しくてこまってるけどすこしずつわかっていきたい。。ノリで。
さいしょのうちはたのしいというきもちをなくしたくないのでゆるゆるやる。

【最初に学びたい】最新Blender3.3LTS 3DCGモデリング集中講座Part1

これと、

これ。王道のふたつだけどた

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にき

小林紀晴の写真集「孵化する夜の鳴き声」を買った。青山ブックセンターで立ち読みして、なんとなく惹かれた。
いまは個人的に「日本」に興味があって、白川静とか、柳田國男、宮本常一、中上健次などを読んでいる。その流れとして、日本の祭を写しているこの写真集を買ってみた。
小林紀晴について調べたら、古屋誠一という写真家に執着があったらしく、その人についての本を書いていると知った。
古谷誠一はメモワールというシ

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不可能であること

生きていてわけもなくつらい気分になるときがある

たぶんそこにはたいした理由なんてない もともとわたしが考え込みやすいタイプだということ 家族関係で人並みに傷ついて来たこと 頑張りやすい・罪悪感を抱きやすい体質であることなど あげることはできる でもそこに答えなどない わたしにわからないのだから答えなどないのです

今日もすこしかなしいきもちだった 田舎に帰ったあと 東京に戻って来て 木々や土の匂

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わたしは呼び鈴を手にとり、ならした。

かなしみは、白くない

だから、神さまは白かった

陶器製の、≪泉≫のようなもの が、

水にみたされていく。

そしてそこのなかで響く声は

雪花石膏の回廊で

ふりむいた男の

記憶の一部だった。

美しさには、

届く範疇と

それから

鳥のように

遠くなることがあるから

あの人が

こもれびの、ひなたの、そのかげから

とどまらずに足をふ

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