うそという鳥

あなたはうそばかりいう その白い花よりもうつくしいものはなにもないのに

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最近の記事

逃げていいよという甘言

逃げてもいい、好きなことだけして生きていこう。 そういう甘い言葉がいまは流行りである。 その言葉を必要としている人が死ぬほどいるということでもある。 でもそれは、本質を間違えて受け取るとすごく面倒なことになると思う。 覚えとくべきは、それを言う奴は絶対に自分の人生のけつを拭いてはくれないということだ。 病んでいる人は基本的に認知が歪んでいる。 もともと暴力や支配にさらされてきたため、 健康な逃げ方、生き方がわからないことが多い。 わたしはいつも思うのだが、 健康な人間や

    • 成功したいなら誰かの役に立たなくていい

      わたしの場合、人のためにとか、こうしたらかっこいいだろうということは大体うまくいかない。 全くもって自分がたのしいだけ、ということが結局は良い方向にゆくようにおもうし、人を見ていてもそのように感じる。 人にドヤりたいという思いが強い人はいるが、じつは人にドヤりたいという願いを純粋に持っている人はそう多くない。矢沢永吉とかはその、スターになりたいという思いが、自然なピュアなものなのではなかろうか。ドヤるのは楽しそうだから憧れる人が多いが、じつは蓋を開けてみればドヤるために生ま

      • 生きているのがずっと辛い

        死にたいという気持ちは9歳の頃から消えない。 ずっとある。 生きているのは楽になった。 でも、楽になったことと、死にたいことは、別の話だ。 ふとした瞬間に首を吊りたいとか手首を切りたいとか思う。 全部自分の責任なら、はやく死にたい。 自分を許すことができないのは、自分を許した結果、わたしに酷いことをした人間と同じようなものになるのが怖いからだ。 そして酷いことをした人間とは、ほとんどすべての人たちのことだ。 どんな普通の人に対しても我慢してしまうわたしにとって、すべての人間

        • 郷愁

          郷愁というのは心を傷つけるものである。 この歳になってくたびれた地元に戻り、父の運転する車の窓に流れてくる風景を見るにつけ このまちの景色に対して抱く感情にまともに向き合うと切なさで心が壊れてしまうと思った。 子供の頃は絵を描いて詩を書いていた。今の生業もクリエイティブ系といえばそうだ。とにかくものを作ってきた。だけどいまは感じることに飽きた。創作とは傷をつくると書く。 わたしの創作意欲はある時期からはつねに傷ついた郷愁によるものだった。これが都内や都市出身であればどうだ

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        • こころ
          1本

        記事

          愚かさを他人事として語るやつが嫌い

          「地獄はいつでも自分の隣にある」という話に対して、「地獄みたいな環境でも自分が楽しめるかどうかだし、自分の尊敬してる人はホームレスも楽しんでたよ」と書いてる人がいて、わたしはムカついた。 その手の話を聞くと、「今こいつをボコボコに殴ったらどうなるのだろう」と思う。 そいつは、「キチガイとは距離を取ろう」で終わりにするだろう。疑問も持たず明白にわたしを軽蔑し、異常扱いするだろう。そして、自分は賢いのできたない感情を持たないし幸せだという人生をつづけるだろう。 通りを歩いてい

          愚かさを他人事として語るやつが嫌い

          捻くれた人間が幸せになるには

          わたしは幸せな人間がきらいである。 幸せになると、人は目に見えてバカで無神経で怠惰になる。 でもそういうやつから結婚して幸せそうにしている。牛のようだ。 そういうもんなのだと思うけれど、気持ち悪いと思ってしまいます。 わたしは両親が嫌いだ。 両親は自分のことを「平凡な善人」だと考えている。 自分でじぶんを善人と思っているようなエゴイストには、 自分よりも人を優先したり、相手の幸福を祈ったりするちからがない。 たとえ子供だとしても、口だけで愛を語り、行動はえてして伴わない。

          捻くれた人間が幸せになるには

          自己否定の果てには自己肯定がある

          わたしは若い頃死にたいとは思ってきたのだけど ひとつ世の中のことで疑問に思っていた。 なぜこんなにも自分の自己否定の半端さに無自覚な人が多いのかということである。 自己否定とは己を否定することである。 例えば私の場合は自分をミンチにして燃やして灰をブラックホールに捨てたいような気持ちであった。 しかしながら、自己否定がそこで止まっている人が多い。 それがなぞだった。 人に肯定されたいのか? ゆるされたいのか? じゃあまあまあ自分のこと好きやん。 わたしは自己否定しまくって

          自己否定の果てには自己肯定がある

          情緒の安定した女

          これを書いている私は現在30代独身の女であるので だれのためにもならない文章だと思う。 こんな話がtwitter(X?)で流れてきた。 わたしはずっと情緒不安定な女として生きてきた。 20代は境界例のような状態だったし、見事に自分を傷つける人ばかりを恋愛の相手に選んできた。 機能不全家庭育ちには「嫌なものに適応しないと、わたしは生存できない」という強い思い込みがある。 不安定な人は、どこかで自分が憎んでいる人に依存や期待をしている。 嫌な人のくれる仕事だったり、お金だ

          情緒の安定した女

          努力に(ほぼ)意味はない

          努力には意味がない。 「人生は運ゲーである」という考えとおなじように、 歳をとるごとに確信をつよめていることのひとつである。 努力って、だいたいある目標に向けてやることだと思う。 一般的に、 目標達成=努力×才能×環境etc と思われてるけど、 目標達成=目標達成する のほうが正解にちかいと思う。 努力には「がんばった感」がある。 そのがんばった感が「自分はイケる」と思わせてくれる。 じつはこの「イケる」と思うかどうかの部分がでかい。 わたしはすこしまえに、お金持ちの

          努力に(ほぼ)意味はない

          人生って運だと思う

          人生って、ほぼ運ゲーだよなと思う。 努力できる人は努力できる環境にあるからそうだというのももちろんそう。 貧乏人の子供は不幸せだし、虐待されたら脳みそ萎縮するし。 まごうことなき不公平、不平等な世の中だと思っている。 幸せそうな人を見ても、「あー、がちで運がよかっただけっすね」と思う。 自分もまあまあ幸せに生きてるんだけど、たんに運です。 そこそこ頭がよかったり、タイミングに恵まれたりしただけ。 たまたま、学校に行けるお金があった。 たまたま、努力できる人間だった。 たま

          人生って運だと思う

          ドリンクを頼む頼まないの話

          喫茶店や飲食店で、飲み物を頼まない友人がいる。 飲み物は、たしかに高い。原価を考えると、あきらかにぼったくりの値段なのだ。 それでも、わたしは飲み物を注文したほうがいいと思っているんだ、という話をちらりとした。 もちろんわたしの前で頼む頼まないは本当に自由だし、お金の状況などもあるから人によるが、なかには非常識と見る人もいる、と伝えた。 友人は素直に、そうか、大人だし気をつけようと思う、と言ってくれた。 でも、そのときに、自分の意図を伝える難しさを感じた。 マナーというのは、

          ドリンクを頼む頼まないの話

          親離れメモ

          前は家族にはたくさん感情が動いていたけど、諦める気持ちや、彼らの不幸の責任を負う必要はないのだと感じてから、少しずつ手放せている わたしがほしかったものはどこにもなかったのだ 家族が仲良く思いやり合い、それぞれが自分を大切にして明るく楽しく生きるような家は それと同時にこの人たちは他人に近い存在だという感覚が強くなって驚いている 静かな確信に近い ようやく親離れしたのかも 「家族だから」という執着があったけど、内容で見たら家族でもなんでもない ともに生活した、育ててく

          PERFECT DAYS見たで〜

          結論としては いい映画だった。 しかし、諸手を挙げて賛美することはできない。 あれを「いい映画だったね」といってスタバで話し合っている、年収500万円↑のロングコートの男女を思い浮かべてしまったから。 この映画がちゃんと映画になっていたのは、後半から。 ・イケオジがトイレの清掃員 ・日々を大切に暮らしている ・文化のかほり 日々を愛するトイレの清掃員を役所広司が寡黙に演じる。 前半、ずっと「こんな清掃員いねえよ」と、自分の会社にいた性格も雰囲気もくそな清掃員のおっ

          PERFECT DAYS見たで〜

          Blenderつくりたいものメモ

          動物をいっぱいつくってるひとを発見したのでメモしておく ペガサス オウム 馬 ローポリアニマル

          Blenderつくりたいものメモ

          blender勉強メモ

          わたしがblenderをはじめたのはbackroomsに感動したからである。今日はずっとやってみたかったbackroomsのプールルームをつくってみた。 しかしタイルテクスチャをはりつけているときに、「ちゃんとでこぼこさせたい…てなった… これが参考になりそう。 あと、UVの編集もイミフだったので練習したい すごいひとの作品を見るというのもやってみたい。。

          blender勉強メモ

          blender今後つくってみたいチュートリアルメモ

          毛についてしりたい この人翻訳ついとるやん たのしそう べつのひとの https://www.youtube.com/watch?v=HSgn5R-7SPY むずかしそうだけど 動物もだけどおいしそうなものをたくさんつくりたい。 おかしはつくっている間たのしいから!!

          blender今後つくってみたいチュートリアルメモ