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書籍紹介

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自分の実体験を踏まえ、面白い本を紹介します。
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何故4人以上の場で喋れなくなるのか?

何故4人以上の場で喋れなくなるのか?

私は1 on 1の会話が大好き。なぜなら、お互いをじっくりと知り深い会話ができるから。

一方で、4人以上の規模となると、途端に無口になってしまう。そして、会話をする輪の人数が多い程その場を楽しめなくなる。何故だろう?

同じ疑問を抱き解決してくれた先人がいないかな〜と、『4人以上 喋れなくなる』でググったところ、“なぜ僕は4人以上の場になると途端に会話が苦手になるのか” という本がヒットした。

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現代の問題解決にも活かせる古書『ライト、ついてますか?』~視点を変えることの重要さ~

現代の問題解決にも活かせる古書『ライト、ついてますか?』~視点を変えることの重要さ~

学生時代、20代はがむしゃらに勉強や仕事に励んできた。ある意味やることは決まっていて、まっすぐに進むのみ。30代になり、私はこのままでいいの?と自分に問題を投げかけるようになった。

そんな悩みを父に相談したところ、オススメされたのがこの本。

約30年前、父が仕事で多いに悩んだ時、この本に随分救われたとのこと。日本語訳が発売されたのは1987年と古く、Amazonのレビューでは難読書と酷評でした

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傷つきやすいのに刺激を求める人たち

傷つきやすいのに刺激を求める人たち

自己紹介にもあるように、私は、日々チャレンジ。何を始めるに遅すぎることはない。をモットーに生きています。

毎日、毎週末、常にやりたいことがいっぱい。単純なる興味本位な趣味から、苦手克服のために始めるものまで、それは色々。チャレンジした分だけ傷を負っているのも事実。明るく見えるけど、他の人より大分深い傷。まあいいか。それも人生。(口で言ってるだけ)

色々やってみて、成長したり、それ以上に勝手に傷

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繊細な描写が好き

繊細な描写が好き

最近、時間を忘れてハマってしまうことはありますか? 

長編小説は途中で挫折してしまうことが多いのですが、辻村深月先生の本は読んでいるうちにあっという間に時間が過ぎてしまいます。

鏡の孤城、ぼくのメジャースプーンなどを読んでみましたが、登場人物は中学生、小学生など若い世代を中心とし、リア充ではなく、紆余曲折の中、あらゆる外乱に揺さぶられながら生きているタイプ。いくつかの作品を読むうちに過去の自分

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