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2022年7月の記事一覧
もう「利上げ」停止? ー 興味深いFOMC@7/27へのマーケットの反応。
昨日のFOMCでは予想通り+0.75%の「利上げ」が実施されたが、その後のパウエル議長の記者会見(下記抜粋 ↓ )に対するマーケットの反応が興味深かった。
これを「利上げは峠を超えた」と大方の市場関係者は解釈。「利上げ」予報では "@3.5%で停止" になっている。
株式市場は諸手を挙げて大歓迎。NYダウ、ナスダックに加え、ビットコイン(BTC)も急伸しており、ウォール街は "万歳三唱"
「インフレ」と「資金繰り」の狭間で。 ー 「倒産」を巡る葛藤。
”7/20 米最大手EVメーカーのテスラ社は2022. 4〜6月に保有するビットコイン(BTC)の75%を売却”
「あのイーロン・マスクでも "資金繰り" に苦労してるんだな...」
折しもツイッター社買収でゴタゴタしており、BTC売却によってテスラが手にした「お金」は9.36億ドル ≓ 1,300億円。6月末時点の保有残高は2.18億ドル ≓ 300億円へ減少している。通りで相場があん
「国債・無制限指し値買いオペ」はマーケットの ”最後の貸し手” ? - 「円」を犠牲にして唯一人「過剰流動性」を供給し続ける日銀。
しばしば中央銀行は ”最後の貸し手” (Lender of last Resort)と呼ばれたりする。 ”金融危機” など「お金」が目詰まりを起こした時に「緊急貸出」などで銀行に流動性を供給するからだ。
世界中が「インフレ騒ぎ」になり一斉に「利上げ」「金融引締」で "火消し" に動く中、颯爽と "薪" をくべる国が2つある。日本とトルコである。後者は「インフレには利下げ」という独特の ”エル
このままでは「円」の「信用」がボロボロになる Ⅱ。ー 注目の参院選、与党圧勝に終わって...。
このままでは「円」の「信用」がボロボロになる。|損切丸|note の続編として。与党圧勝に終わった参院選直後の2つの発言が気になった。
①黒田総裁@日銀支店長会議:「(必要があれば)躊躇なく追加緩和」
世界的「インフレ」の最中、「追加緩和」の発言には驚いた。これでドル円はあっという間に@137円台。安倍前首相が銃撃され ”後ろ盾がなくなった” との見方も浮上する中、ご本人のプライドなのか
「テスラ」とBTCとWTI。ー 「過剰流動性」はどの程度影響していたのか。
標題添付のチャートが何かすぐお判りの方はかなり米株に詳しい。そう、何かとイーロン・マスク氏が話題の「テスラ」だ。業績など色々取り沙汰され、2019年末に@86ドル程度だった株価は2021年11月には一時@1,200ドル台まで急騰。まさに ”時代の寵児” の趣だが、それでもトヨタなど日本の自動車メーカー全部の株式時価総額を上回ったのは "異常" だ。
PERなど専門的分析を加えるともっと正確に
「ルーブル」の ”リアル” Ⅲ。ー 全力で繕ってきた「プロパンダ」も限界? ガスプロムの「無配転落」が示唆する事。
続・「ルーブル」の ”リアル” 。ー 人民元安、インドルピー安による「隠れルーブル買介入」。|損切丸|note の続編として。
前回FOMC前後の米国債の乱高下以降、 ”見落とし” がないよう目を皿のようにして(苦笑)マーケットを横断的に注視してきた「損切丸」。QTによる「量」の減少に伴い、焦点はナスダック → ビットコイン → WTI(原油価格)に移ってきているが、2022年の ”最強通貨