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心が折れそうになったときのプレイリスト

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わたしが精神的につらくなったときは音楽をよりどころとします。 そのプレイリストをつれづれに紹介してみます。 ほかのサイトにも投稿しています。
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「交響曲 ニ短調」 フランク ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第401曲

「交響曲 ニ短調」 フランク ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第401曲

<タイトル>

交響曲 ニ短調

<作曲者>

セザール・フランク

<おすすめ音源>

オットー・クレンペラー(指揮)
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団

アラン・アルティノグリュ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団

<解説>

 ベルギーの作曲家・オルガニストであるフランクによる交響曲で、最晩年に書かれました。

 彼の弟子たちからすすめられる形で作曲された経緯があります。

 フランク自身

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「交響曲 第9番」 マーラー ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第400曲

「交響曲 第9番」 マーラー ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第400曲

<タイトル>

交響曲 第9番 ニ長調

<作曲者>

グスタフ・マーラー

<おすすめ盤>

レナード・バーンスタイン(指揮)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団

レナード・バーンスタイン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

クラウディオ・アバド(指揮)
グスタフ・マーラー・ユーゲント管弦楽団

https://www.youtube.com/watch?v=tkChdHBuoiQ&

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「イリガリー・セイン」 西脇辰弥 ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第399曲

「イリガリー・セイン」 西脇辰弥 ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第399曲

<タイトル>

Illegally Sane

<収録アルバム>

KEYBOARDMANIA 3rdMIX Original Soundtracks

<アーティスト>

Tatsuya Nishiwaki

<解説>

 コナミさまの音ゲー・BEMANIシリーズの第6弾として発表されたキーボードマニア、その第3作に収録された楽曲です。

 ピアノを再現した筐体が斬新かつ特徴的であり、個人的には

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「ペトルーシュカ」 ストラヴィンスキー ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第398曲

「ペトルーシュカ」 ストラヴィンスキー ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第398曲

<タイトル>

バレエ音楽 「ペトルーシュカ」

<作曲者>

イーゴリ・ストラヴィンスキー

<おすすめ音源>

アンドレス・オロスコ=エストラーダ(指揮)
フランクフルト放送交響楽団

<解説>

 「火の鳥」「春の祭典」と並ぶ、ストラヴィンスキーのいわゆる「三大バレエ音楽」のひとつです。

 作曲者自身がピアノ編曲もしており、こちらは「のだめカンタービレ」でも使用されました。

 ピアノ版は

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「ドリーム・シフト」 SILK ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第397曲

「ドリーム・シフト」 SILK ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第397曲

<タイトル>

ドリーム・シフト

<アーティスト>

SILK

<解説>

 テレビアニメ「絶対無敵ライジンオー」のオープニングテーマ曲です。

 テレビ東京系で放送されたサンライズ制作のロボットアニメであり、いわゆる「エルドラン・シリーズ」3部作の第1作に当たります。

 アーティストは大森絹子さんによるユニット「SILK」です。

 なるほど、「絹」だから「シルク」なのですね。

 わたし

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「不可解」 花譜 ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第396曲

「不可解」 花譜 ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第396曲

<タイトル>

不可解

<収録アルバム>

観測

<アーティスト>

花譜

<解説>

 友人からの紹介を受けすっかりハマり、現在ヘビーローテーション中になります。

 花譜さんはKAMITSUBAKI STUDIO所属のバーチャル・シンガーソングライターであり、キャラクターデザインはPALOW.先生です。

 この「不可解」はカンザキイオリさんからの提供曲になります。

 自己否定者のため

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「ピアノ協奏曲 第3番」 ベートーヴェン ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第395曲

「ピアノ協奏曲 第3番」 ベートーヴェン ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第395曲

<タイトル>

ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 作品37

<作曲者>

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン

<おすすめ音源>

アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(ピアノ)
カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)
ウィーン交響楽団

<解説>

 今回紹介するこの第3番は、ベートーヴェンが書いたピアノ協奏曲の中で、唯一短調になっております。

 彼のキャリアの中ではほぼ中期あたりの作品に属

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「ハンガリー行進曲」 ベルリオーズ ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第394曲

「ハンガリー行進曲」 ベルリオーズ ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第394曲

<タイトル>

ハンガリー行進曲 ~ 劇的物語「ファウストの劫罰」

<作曲者>

エクトール・ベルリオーズ

<おすすめ音源>

小澤征爾(指揮)
ボストン交響楽団

<解説>

 僭越ながら今回は、小澤征爾さんの追悼回とさせていただきたく思います。

 映像などで確認できる情報から、覚悟はしていたのですが……

 子どもころから当たり前のように見てきた方がいなくなってしまうのは、音楽ジャンルに

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「冬の旅」 シューベルト ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第393曲

「冬の旅」 シューベルト ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第393曲

<タイトル>

歌曲集「冬の旅」 作品89 D.911

<作曲者>

フランツ・シューベルト

<おすすめ音源>

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン)
マウリツィオ・ポリーニ(ピアノ)

<解説>

 「冬の旅」はシューベルトが作曲した全24曲からなる歌曲集で、全体はひとつのストーリーになっております。

 1827年に書かれ、原詩は1823年に作曲された「美しき水車小屋の娘」

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「ピアノ・ソナタ」 バルトーク ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第392曲

「ピアノ・ソナタ」 バルトーク ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第392曲

<タイトル>

ピアノ・ソナタ

<作曲者>

ベラ・バルトーク

<おすすめ音源>

ゾルターン・コチシュ(ピアノ)

<解説>

 あけましておめでとうございます。

 新年一発目の音楽はなぜかバルトークと決めているので、今年も例年に漏れず先生のナンバーを紹介してみます。

 今回は彼が習作時代を除けば唯一残したピアノ・ソナタです。

 隠れ名曲といった印象ですが、バルトークのエッセンスが凝縮

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「威風堂々」 エルガー ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第391曲

「威風堂々」 エルガー ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第391曲

<タイトル>

行進曲「威風堂々」 作品39

<作曲者>

エドワード・エルガー

<おすすめ音源>(第1番 ニ長調)

ジュゼッペ・シノーポリ(指揮)
フィルハーモニア管弦楽団

<解説>

 イギリスの作曲家エルガーの手になる行進曲で、全部で6曲あるうち、第1番が特に有名です。

 正確には彼が完成させたのは第5番までであり、残る第6番は未完に終わっていて、アンソニー・ペインという人がのちに

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「ハンガリー舞曲 第5番」 ブラームス ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第390曲

「ハンガリー舞曲 第5番」 ブラームス ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第390曲

<タイトル>

ハンガリー舞曲 第5番 ト短調(ピアノ連弾原曲は嬰ヘ短調)

<作曲者(編曲者)>

ヨハネス・ブラームス

<おすすめ盤>

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
(パーロウ版)

<解説>

 ドイツの作曲家ブラームスの全部で21曲ある「ハンガリー舞曲」の中で、もっともポピュラーなナンバーです。

 テレビなどのメディアでも頻繁に使用されます

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「ライド・オブ・ザ・ヴァルキュリーズ」 ブラザーズ・オブ・メタル ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第389曲

「ライド・オブ・ザ・ヴァルキュリーズ」 ブラザーズ・オブ・メタル ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第389曲

<タイトル>

ライド・オブ・ザ・ヴァルキュリーズ

<収録アルバム>

エンブラス・サーガ

<アーティスト>

ブラザーズ・オブ・メタル

<解説>

 スウェーデン出身の男女混合8人組からなるメタルバンド、ブラザーズ・オブ・メタルによる日本デビューアルバムからの一曲です。

 正確には3枚目のアルバムになるようで、最初の2枚はこの「エンブラス・サーガ」の人気を受け、あとから国内盤がリリースさ

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「管弦楽のための協奏曲」 バルトーク ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第388曲

「管弦楽のための協奏曲」 バルトーク ~ 心が折れそうになったときのプレイリスト 第388曲

<タイトル>

管弦楽のための協奏曲

<作曲者>

ベラ・バルトーク

<おすすめ盤>

ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

サー・ゲオルグ・ショルティ(指揮)
シカゴ交響楽団

<解説>

 ハンガリー出身の作曲家バルトークによるオーケストラ楽曲であり、彼の作品の中でももっとも演奏機会の多い代表作です。

 「オーケストラのためのコンチェルト」なので、特

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