マガジンのカバー画像

のぶさんメモ

15
山本ノブヒロが日々もやもやと考えていることを 忘れないように文章化しているメモ帳ですよ (Facebookよりバックナンバーも引用)
運営しているクリエイター

記事一覧

「バカにするな」という言葉ほど バカにされる行為も無い、という話

「バカにするな」という言葉ほど バカにされる行為も無い、という話

「バカにされる」っていう日本語の表現がすごく興味深い。
劣等的な扱いを受けている側の人が、それに対する反発で用いることが多いわけだが、

この言葉、どんなタイミングで、どんな構造で出てくるのか。ていう。

まずは、他者の評価と自己の評価のギャップを受け入れられない場合に生じるように思う。ヤンキー気質の人が使う時がそう。
あとは、揚げ足取りや弱者側のマウンティングに使われる場合。馬鹿にしないでくださ

もっとみる
「大人数で食事をする」のが嫌いな理由に気づいた話

「大人数で食事をする」のが嫌いな理由に気づいた話

儂は、大人数での食事が苦手…というか、嫌いなんですね。

たとえば、人とランチに行く時は、2人もしくは3人が理想です。4人が限界で、5人以上だと強いストレスです。

より大人数のパーティみたいな空間だと、嫌気がさします。

ただ、不思議なことに、一期一会のイベントのあとの、いわゆる「懇親会」と名のつくものは、比較的ストレスが少ないかもしれません。なぜか知人どうしの飲食の場だと、大人数になるのが、か

もっとみる
「遅刻をしない いい方法を ご存知ありませんか?」という質問に対応した話

「遅刻をしない いい方法を ご存知ありませんか?」という質問に対応した話

少し前になりますが、これ、実際にLINEで入ってきたんです。
「遅刻をしない方法」

…おお、儂にこの質問をするのかぁ、と。

というのも、儂、かなりの「寝坊魔」だったんです。
しかも肝心な時に限ってゴリゴリに寝坊する人間だったんです。

大学院生のとき。信頼関係のある友人と一緒に意気込んで某所の採用試験を受けることになり、緊張しながら寝床につきまして、
朝。時計をみると、とっくに採用試験が始まっ

もっとみる
「なんかいろいろ忙しくって」というコトバのモヤモヤ感の話

「なんかいろいろ忙しくって」というコトバのモヤモヤ感の話

たとえば会う機会やLINEが減ってしまった恋人同士の会話だとしましょう。

たとえばNPO等で、会議に顔を出さなくなったり、チャットツールで返信しなくなった数年目のボランティアSTAFFだとしましょう

「なんかいろいろ忙しくて、できてなかった。ごめん」

具体的な理由を言うわけでもなく「忙しい」と言われてしまうと、
儂は、とてもモヤモヤします。

世の中「忙しいならしょうがない」という理屈が、

もっとみる
【のぶさんメモ】損して得取れという言葉の意味の話

【のぶさんメモ】損して得取れという言葉の意味の話

・世の中には「良質なもの」と「悪質なもの」が混在している
・できれば良いものを選びたい
・できれば悪いものには当たりたくない
・しかし、上記を実践するにはふたつの難点がある

・ひとつめ「良し悪しの基準が一定でない」
・ふたつめ「触れてみなければわからない」

・良いものにも悪いものにも触れた方が「豊か」になると思う
・良いものの良さ、ダメなもののダメさ、を体感して、自分の感性を知ることだ
・食べ

もっとみる
「教える」に本気で向き合うこと(1)

「教える」に本気で向き合うこと(1)

歳をとったなあ、と感じる瞬間がある。
昔よりも早く階段で息切れするようになったり、疲れが取れなくなったりといった、「身体的要素」も多分にあるのだが、

ここ数年で特に感じている変化は、

【教わる】機会が減っていき、【教える】機会が増えていくことだ。

オトナになると、なんか「ジブンより若い人に、教える」場面が、しれっと自然に設定されていて、当たり前のように、それを責任として求められることがある。

もっとみる
金払いのいい人でありたい

金払いのいい人でありたい

昨日の夜、友人とのLINEのやりとりの中で、今後のお仕事に繋がるかもしれない話をさせていただく機会があった。
やはり「値付け」がいちばん難しいなあ、と改めて強く感じた。

消費者として、自分が カネを払う側 に立つときとはまた違った感覚で、「単価」について考えることになる。
生産者、提供者として、人様からお金をいただく側に立って考えることは、ある意味「社会人の醍醐味」でもあるだろう。

相手に対し

もっとみる

褒められる事について(後編)褒められ方について

前編では、褒められてもリアクションに困る、でも、褒めてもらえたのなら、それを素直に喜べる自分でいたい、という話をしました。

今回は、素直に喜べる褒められ方と、そうでない褒められ方がある、という話です。

もう結論から言いますが、俺は明らかに

人格 よりも 成果物 を褒められたほうが嬉しいのです。

のぶさんは〇〇が上手いね、のぶさんの〇〇はすごいよね、みたいな「俺自身に対するポジティブ評価」を

もっとみる
「インプロの稽古」の話

「インプロの稽古」の話

最近また劇団での稽古熱が上がってきている。
とにかく気付かされることが多い。
ここで得たものが日常生活や他の活動、仕事などに生きてくれるとよいのだが…
ただ、無理にそれを頑張ってしまうと、インプットの感性がまた曇りそうでもあって、なかなか悩ましいところ。

劇団員として、稽古を受けているわけですが劇団ClownCrownの劇団員になったのは2017年の春。
もうすぐ2年になります。
「人前に立つこ

もっとみる
褒められる事について(前編)リアクション編

褒められる事について(前編)リアクション編

俺は褒められるのが苦手です。

いつ頃からそうなのかは忘れましたが、とにかく、苦手です。
叱られたり責められたりすることには慣れていますが、褒められるのは苦手です。

なぜか。

そういう時、どんな顔したらいいのか分からないからです。

別に格好つけるわけじゃなくてですね。
ガチで、困るんですよ。褒められると。

人は皆、「嬉しければ喜んだらいい」とか
碇シンジばりに「笑えばいいと思うよ」などと気

もっとみる

だって世界の半分は夜なんだから という話

(初出:2016.1.3 at Facebook)
・今更ながら、SNS上には批判的発言が多くなりがち
・その大半は批判になってないけど
・論理破綻していて、自身の無知や論理性の欠如を晒してるだけのものが多い

・一例として、さっきも、クソみたいなdisりツイートを見た
・どこぞで 私は76歳の元慰安婦の話を聞いたことがある というツイートがあったらしい
・沢山の人々が【70年前に6歳やんけ、

もっとみる
【のぶさんメモ】どんなものに幾らまで払えるかという話

【のぶさんメモ】どんなものに幾らまで払えるかという話

(初出:2015年4月25日 on Facebook)
・表題のとおりです
・人それぞれですよねー
・あなたはそれに幾らまで払えるんですか、という価値観と嗜好性の問題ですね

・まあ単純に、金持ちはポコポコ金払ってんのかもしれんけど
・俺は金持ちではないので

・そんなにお金に余裕がない場合、何かにお金を払うという事は
   「捻出」
 という作業を伴う
・その○○円は、どっから出んねん、という営

もっとみる
【のぶさんメモ】反省だらけの毎日を生きてる話

【のぶさんメモ】反省だらけの毎日を生きてる話

・毎日、反省ばかりしている

・あの時 発した、あの言葉は、ほんとうに彼に届いただろうか

・嫌われ覚悟で反対したが、真意は伝わっただろうか

・あのシートでほんとうに見やすかっただろうか

・そんな感じで、毎日、反省ばかりしている

・日常生活でも、そんな文脈で反省という言葉をよく使うが

・たまに「そんな反省することでもなくない?のぶさんの責任やないよ」と指摘される事がある

・意味がわからん

もっとみる

【のぶさんメモ】綺麗になってゆく街で感じたことの話

(初出:2014年12月11日 on Facebook)

・西武池袋線 池袋駅、地下一階改札内には、なんとも言えない雰囲気の立ち食いフードコートがあった

・まずい焼きそばと、まずい うどん / そば が食えるところ
・いかにも立ち食いって感じのカレーを出すところ

・絵に描いたような、昔ながらの駅の立ち食いフードコート

・ボイラーの故障が原因で、焼きそばしか作れなくなった、のが昨年の夏くらい

もっとみる