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#小説
掌編小説 | 梅の花 | シロクマ文芸部
梅の花がいいと言ったら、渋いねと言った。その女は、オフショルダーのカットソーを着ていた。肌には、背中から肩へ這い上がってきたような格好のヘビが彫られている。悪戯な表情のヘビは、もう少しで彼女の鎖骨を丸呑みしそうだ。
「テスって呼んで。ヘビじゃなくて、アタシのこと」そう言って笑った。外人の男の子のような顔。色白で、後ろを刈り上げた金髪のショートヘアがよく似合う。
テスに、わたしはタトゥー入れそ
わがままを聞いていただきました。
ちっちです。
前回の日曜日、こんな記事を投稿しました。
その中で、あるお願いをしてみました。
それは、
描いたイラストにストーリーをつけていただけないか
というもの。
ふふふ。
詳しい事情は上の記事に書きましたが、なかなか無茶苦茶なお願いです。ダメ元というやつです。
しかし!
なんと投稿した当日に嬉しいお声掛けがあったのです!
それもなんと既に出来上がっているとのこと!汗
嬉しいを通り越
「変化する目をもつ少年の話 雪が見たい編」
私の夢で放映されたお話。
これを気に入ってくださった方に、続編は、と言っていただいたのを喜んで、書きました。
それでは、どうぞ。
転校生が雪を見たいと言った。
彼の目は素直で、その言葉はただただ感情が溢れたままにおれに届いた。
休み時間、転校生は必ずまわりをクラスメイトに囲まれる。
その中にはクラスのなかで目立つ男子のグループもいて、
彼はその中に入ってもまったく屈託がなかった。
今まで、ど