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Secret Story Pat Metheny
Pat Methenyの「Secret Story」に出合ったのは、大学生のころ。このアルバムを聴くたびに、心の中の風景が広がっていくのを感じていました。このアルバムは、まるで映画のサウンドトラックのように、心の中に物語を描き出してくれます。
私のお気に入りは、2曲目の「Facing West」。ドライブにパーフェクトな楽曲です。車の窓から広がる景色が一層鮮やかに見えてきます。この曲のリズムとメ
A LONG VACATION 大滝詠一
子供の頃の夏休み、家族で九十九里の成東海岸(本須賀海水浴場)へ海水浴に行くのが毎年の楽しみでした。東京都大田区から、首都高速、東関道を経由して、海に向かいます。そのドライブのお供は、大滝詠一の「A LONG VACATION」。父がカーステレオで繰り返し流してくれたこのアルバムは、私にとって特別な思い出の音楽です。
佐倉インターをおりて、成東に向かう道中、「君は天然色」が流れると、窓から入ってく
Larry Carlton Discovery
この作品は、ラリー・カールトンによる1987年に発表された作品になります。前作のAlone / But Never Alone(1985年)に続く、アコースティックギターによるものです。
特に私のお気に入りは、最初の曲"Hello Tomorrow"と最後の曲 "Her Favorite Song"です。THE DOOBIE BROTHERSのカバー "Minute by Minute"もいい感
『ビジョナリー・ピープル』ジェリー・ポラス、スチュワート・エメリー、マーク・トンプソン
『ビジョナリー・カンパニー』の著者であるジェリー・ポラス氏他による、「個人の永続的な成功」に必要なことを明らかにしてくれている本です。
20年以上、その分野で長く続く影響を与えられるようになった人々へのインタビューがそのベースになっています。
これまで何度も読み返すほど、勇気が湧いてくるアドバイスが詰まっています。
特に、私が印象に残ったメッセージは、
という部分です。
日々の忙しさを言
『じぶん時間を生きる TRANSITION』佐宗邦威
じぶん時間を生きる、いいタイトルだなぁと思い、書店で手に取りました。
トランジションを日々考えている自分にとって、たくさんの気づきをいただけました。読んだ直後よりも、しばらくしてからじわじわ考えさせられる本でした。
著者は、ワーカホリックの状態になっていることで、心の底にある「内なる声」に気づくことを阻害していないか、と警鐘を鳴らしています。
特に印象に残ったのは、「やりたいこと格差」という
純粋な関心を寄せることの大切さ
小学校5年生の時の先生が、フツーの目立たない生徒に、純粋な関心を寄せてくれたという話です。
僕は、小さいころ電車に乗って旅行をするのが大好きでした。
小学1年生の時に1人で電車を乗り継いで、2時間位かけておばあちゃんの家に遊びにいったり、少し学年が上がると新宿から小田原まで小田急線の各駅停車の旅をしたり、千葉の外房線と内房線の各駅停車を乗り継いで、駅弁を食べながら房総半島を一周したりしていまし
『TAKE NOTES!』ズンク・アーレンス
ドイツの社会学者であり、58冊もの著書を残したニクラス・ルーマンが実施していた「ツェッテルカステン」というメモの管理方法を紹介しながら、メモをとることの本質を説明してくれています。
自分のようにメモをたくさんとる方には、有益な部分や考えさせられたりすることが多いと思います。ノート術の本の中では、かなり読みごたえがある本でした。
ただし、ニクラス・ルーマンの具体的なノートの管理方法は学術論文をア
『「処方せん」的読書術』奥野 宜之
この本を読むまで、自分は「こういう本は読まない方がいい」、「こういう本を読むべき」など、少し読書を力んで捉えていました。
著者は、タイトルにあるように、心をメンテナンスするために、不安を鎮めるために、いま読みたい本を読むべきだと言ってくれています。
そうか、カッコつけずに、読書をそう捉えていいのだと、少し肩の荷が降りた気がしました。
それから、以下のようなアドバイスもしてくれています。
著
『本日順風』野田 知佑
カヌーイスト、エッセイストである野田知佑さんの著書です。
アウトドアから人生相談に至るまで様々な読者からの悩み相談と、野田さんのアドバイスが続きます。それが痛快で面白く、そして勇気付けられます。