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役立つものまとめ。

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#マーケティング

ami.SaaS:解約率は成長の上限を決める

ami.SaaS:解約率は成長の上限を決める

ユーザベースの佐久間です。

SPEEDA(日本事業)、entrepedia、FORCASと3つのSaaSの経営を経験してきたレアキャラなので、少しでもSaaS関係の方の役立ちそうなことをアウトプットしたいなと、ami.SaaSという名前でSaaSについて書きます。最後に宣伝もあります。すいません。

今回は、私が作成した1つのグラフを取り上げます。(年間)解約率毎の売上高成長を可視化したグラフで

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これからは「一番最初に思い出してもらえる第一想起ブランド」しか生き残れない

これからは「一番最初に思い出してもらえる第一想起ブランド」しか生き残れない

(2024年1月4日 追記)
この記事が含まれる内容が本になりました! 2024年1月17日出版です。

(追記ここまで)

世界に冠たるマーケティングカンパニー、P&Gがとても重視している指標があります。

それが、Evoked Set(想起集合)です。

Evoked Setとは、何かをしよう(買おう)としたときに、頭に浮かぶ好意的な選択肢の集合体のこと。

あらゆるモノやコトで(どれを買って

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10年つかえるMEOの基本。変わらない"考え方"をおさえよう:これからのGoogleマイビジネスの話をしよう#12

10年つかえるMEOの基本。変わらない"考え方"をおさえよう:これからのGoogleマイビジネスの話をしよう#12

毎週火曜日、Googleマイビジネスのノウハウやトレンドなどをお届けする『これからのGoogleマイビジネスの話をしよう』というマガジンの第12回です。

今回のテーマは、テクニックやトレンドに左右されない「10年つかえるMEOの基本」。ナイルの土居健太郎さんの『10年つかえるSEOの基本』を読み、いまのMEOとリンクした学びが多かったため、重なる箇所を抜粋しながら、GoogleマイビジネスやME

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スタートアップにおいて最も重要なPMFの図り方と達成方法

スタートアップにおいて最も重要なPMFの図り方と達成方法

スタートアップにおいて重要なのは、ただ一つ。プロダクト・マーケット・フィットに到達することだけだ。

「インターネットの覇者」とも呼ばれるNetscapeの創始者、そしてFacebookやeBayのボードメンバーとしても知られるマーク・アンドリーセン氏が発したスタートアップに関する格言です。

自身の起業経験や投資家としてスタートアップを知り尽くしてきたアンドリーセン氏が、スタートアップにとって唯

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最高の来店体験をどうデザインする?:これからのGoogleマイビジネスの話をしよう#4

最高の来店体験をどうデザインする?:これからのGoogleマイビジネスの話をしよう#4

毎週火曜日、Googleマイビジネスの未来やトレンド、ニュースなどをお届けする『これからのGoogleマイビジネスの話をしよう』というマガジンの第4回です。

今回の特集では「良い口コミやリピーターを作る最高の来店体験のデザイン」を、接客のエキスパートに取材してきました。

・特集:最高の来店体験をデザインするには?
・今週の気になる関連ツイート
・今週の気になる関連記事

Googleマイビジネ

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MEO、お前は一体何者なのか?:これからのGoogleマイビジネスの話をしよう

MEO、お前は一体何者なのか?:これからのGoogleマイビジネスの話をしよう

毎週火曜日、Googleマイビジネス(Googleビジネスプロフィール)の最新情報や個人的な考え、トピックス、ニュースなどをお届けする『これからのGoogleマイビジネスの話をしよう』というマガジンの創刊号になります。

・特集やコラム
・最新トレンド記事やツイート
・エキスパートたちのヘルプコミュニティの回答

すでにGoogleマイビジネス(Googleビジネスプロフィール)を聞いたことある・

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マクロデータでミクロな視点は持てない

マクロデータでミクロな視点は持てない

先日、MarkeZineから受けた取材録が掲載されました。

デジタルマーケティングを扱う媒体の総本山に登場して、データを腐すなんて勇気の要る所業です。阪神ファンだらけの甲子園球場ライトスタンドで、私1人だけ巨人を応援するようなもの。何か1つ間違えれば血祭り…!

総スカンを食らうのではないかと心配して、めちゃくちゃエゴサーチしていたのですが、思ったより評判が良くて安心しました。それだけでなく、私

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マーケティング調査の使い方の誤解

よく、潜在顧客の調査をやったときに「競合の王者ブランドA社は◯◯が強く、チャレンジャーである自社は◯◯が弱い。じゃあ、自社の◯◯を強くすれば、もっと顧客に選ばれるはずだ。」一見正しいようで、この場合の多くは◯◯が強くなっても顧客に選ばれないという罠があり、実に多くの企業で蔓延しています。

これは調査やマーケティングが悪いのではありません。調査の限界と戦略の原則を知らないことで起きてしまうことです

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