山口義宏 Growth X / Insightforce

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山口義宏 Growth X / Insightforce

マーケティング人材育成SasS グロース X 取締役COO / ブランド・マーケティング戦略コンサルティング会社 インサイトフォース 取締役 / ダイヤモンド社主催マーケリアルサロン等。話題は経営・ブランド・マーケ等。

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    noteで #マーケリアル つけて書籍「マーケティングの仕事と年収のリアル」感想やキャリアの振り返り~展望の投稿をしていただくと、こちらの「私たちのマーケリアル」マガジンに紐づけ格納。 あなたのキャリア経験が他の誰かの参考になります。 ハッシュタグ #マーケリアル をつけて投稿してみてください。 筆者の山口義宏とダイヤモンド社の編集担当が全の投稿に目を通しますので、ぜひ!

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  • 勝手に戦略考察ソフトバンク

    ソフトバンクの主に事業・ブランド・マーケティング戦略面を勝手に考察したシリーズ記事です。

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山口義宏 プロフィール略歴株式会社グロース X 取締役COO インサートフォース株式会社 取締役 ----- ・ベンチャー企業にて創業メンバー 取締役 ・東証一部メーカー子会社にて、戦略コンサルティング事業部 事業部長 ・東証一部コンサルティング会社にて、ブランド・コンサルティング・デリバリー統括 ・デジタルマーケティングエージェンシーにて新規事業マネジャー 上記を経て2010年にブランド・マーケティング領域の戦略コンサルティングを提供するインサイトフォース株式会社を

    • 「教育好き」ではないが「事業で成果を出したい人」が考えた人材育成サービス

      「グロースXの発想は、既存の人材教育業界からは出てきにくい発想」 上記は、採用の面談をしていたら、ある人材育成企業出身の方から言われたひとこと。 気になったので、そう思われた背景を掘り下げてお伺いしたら ・人材教育の業界は、研修など教育現場が好きで関心ある人が多く、研修現場に立ち会い、現場の高揚感を本能的な喜びとしている人が多い ・だけど、グロースXのサービスは、教える部分のコアをアプリに代替させ、教える現場がユーザーそれぞれのアプリのスキマ時間で分散しているので、そ

      • コロナ禍の小学校リモート授業を眺めて感じた”教育の型の未来”

        今年の6月、マーケティング人材育成サービスを提供するグロースXの取締役COOになり5ヶ月ちょっとが経ちました。 日々の経営執行で走りながら、手を動かしながら、過去の経験から感じていたこの点が線になりつつあるConnecting the dotsな備忘録noteを。 教育コンテンツをデジタルで提供することの意味 ずいぶんと前に経験したコンサルティング案件で、BtoCの教育コンテンツをデジタルで提供している企業を支援させていただきました。その経験を通じて強烈な印象に残ったの

        • BtoBビジネスのマーケティングで、個人~組織~事業が健全成長するループ

          自分は、マーケティング関連の仕事を22年くらい(その大半はコンサルティング)やっているが、よくも22年も飽きずに、この仕事を楽しんでいるなと自分でも思う。 BtoBビジネスの醍醐味~楽しめる理由 僕が仕事として続けてきたマーケティングコンサルティングは、典型的な(無形サービスにおける)BtoB法人取引で、営業提案も納品デリバリーも、ひたすら法人取引の枠組みのなかで人が人とコミュニケーションをし続ける仕事になる。 それが、なぜ、楽しく続いたのか?と問われると・・・ ・対面

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        記事

          「マーケティングが弱いコンプレックスで投資を見誤る」 #マーケの落とし穴 09

          世の中では、自社のマーケティング力に強い自信を持った会社はごくわずか。皮膚感覚としては90%以上の会社の経営層は「自社のマーケティング力に大きな課題がある」と感じており、マーケティングの強化策を(潜在的には)求めていると感じます。 マーケ力の実際は、一発で施策を当てる華麗な力ではなく、軌道修正を積み重ねる組織力企業の売上・収益が成長したときの話は、さも凄腕のキーマンがマーケティング施策を一発で華麗に狙いすまして当てたようなストーリーになりがちです。でも、現実は異なることが多

          「マーケティングが弱いコンプレックスで投資を見誤る」 #マーケの落とし穴 09

          「商品・サービスは強いのに企業価値・株価が冴えない」 #マーケの落とし穴 08

          世の中には「商品・サービスは強い~知られているのに、企業価値・株価が、商品・サービス力に比べると冴えない会社」が一定数存在します。現場ではなく経営者の目線だと、企業価値の悩みや懸念を持つ方は多いのが実情です。今回は、そんな企業のブランド戦略の落とし穴について。 株価は、企業ブランド力の影響を受ける顧客市場に比べて特殊に見える株式市場も、投資家が「数多くの選択肢から企業を認知・理解して株を買う」というプロセスは顧客市場と同様です。 2022年3月30日現在、日本国内の上場企

          「商品・サービスは強いのに企業価値・株価が冴えない」 #マーケの落とし穴 08

          「ブランドの名前・ロゴ過剰投資の誘惑を退ける」#マーケの落とし穴 07

          ブランディングとは、雑に言えば「顧客・社員・株主など様々なステークホルダーに対して企業や商品・サービスの優れた価値のイメージを浸透させる全ての行為」です。 ブランディングの効果としては、各ステークホルダーとの関係構築と関係維持のコストを低減させるケースがあります。 ただ、特にCI(コーポレートアイデンティティ)と呼ばれる、ブランドの理念・名前・ロゴを変える投資は、顧客市場に向けた投資としては経済合理性のあると言えるものは限られているのが実情です。今回は、ブランディングの中

          「ブランドの名前・ロゴ過剰投資の誘惑を退ける」#マーケの落とし穴 07

          「大手でも小規模でもない中堅企業は市場で埋没しがち」 #マーケの落とし穴 06

          業界において、売上や組織規模が最大級規模でもない、でも、小規模とも言えない。そんな中規模な中堅企業には、中堅企業なりの悩みがあります。 中規模な中堅企業は、“市場におけるポジショニングが中途半端になりやすい”という構造的な問題があり、今回はその対処について。 *説明がしやすいので、この記事ではBtoBサービス企業を念頭に説明します 大手ほど総合力に説得力がなく、小規模な会社のようにニッチにも振り切れない中堅企業の難しさ 企業の規模に応じたポジショニングのセオリーパター

          「大手でも小規模でもない中堅企業は市場で埋没しがち」 #マーケの落とし穴 06

          「創業期の“強み”は過去ではなく未来に求めよう」 #マーケの落とし穴 05

          会社の創業期は、0→1の生みの苦しさを味わい、過酷なプレッシャーにさらされ、経営者をはじめ多くの人が不安の大きな時期です。 事業が立ち上がっていない創業期は、事業のお金がまわるかどうか不安な最大の危機でもあるのですが、見方によっては、過去からの慣習や、さまざまなやり方を変える最大の機会でもあります。 今回は、そんな創業期に「自社の強み」を設定する際の機会と落とし穴について。 創業初日の「会社の強み」は、創業メンバーの能力・経験・信用しかないよほど優れた企業の子会社として

          「創業期の“強み”は過去ではなく未来に求めよう」 #マーケの落とし穴 05

          「資産とマネタイズが釣り合わず、組織が疲弊」#マーケの落とし穴 04

          ビジネスの世界には「売上をあげるマネタイズで疲弊している企業」と「疲弊が少ないまま、ヘルシーに売上を伸ばしつづける企業」があります。 その差の理由には様々な複合要因がありますが、ここでは「ビジネスにおける資産」の視点で説明します。会計上の資産の定義に囚われず「実際のビジネスにおいて、お金に換えられるもの」をビジネス上の重要資産と定義して話します。 マーケティング成果は、“資産価値”との掛け算で決まる マーケティングで成果を出す考えのひとつの断面からみた捉え方ですが、マーケ

          「資産とマネタイズが釣り合わず、組織が疲弊」#マーケの落とし穴 04

          あなたの会社はテスラ?トヨタ?マーケの型と市場フェーズの適合を見極める / #マーケの落とし穴 03

          多くの企業は無自覚ですが、それぞれの会社に「マーケティングで得意としている型」と呼べるものがあります。 それらのマーケの型は、業種、ビジネスモデル、事業ライフサイクルのステージである程度規定されてしまう部分もあるのですが、同じ業界内の会社でも得意とする型が大きく異ることは少なくありません。 むしろ「型」が違うからこそ、アウトプットであるブランドや商品・サービスが異なり、その結果、同じ市場の中で棲み分けているとさえ言えます。 「型」は視点次第で、無限にレイヤーと分類がある

          あなたの会社はテスラ?トヨタ?マーケの型と市場フェーズの適合を見極める / #マーケの落とし穴 03

          「時間とお金を使う順番を間違える」#マーケの落とし穴 02

          巨額の資金調達をしたスタートアップ、すでに売上・収益の規模が大きな大企業には潤沢なマーケティング投資資金があります。 しかし、世の中の大半の企業は、巨額の投資資金は持たない企業です。そのような大半の企業は、マーケティングの何から投資すれば良いのでしょう? マーケ投資は、顧客獲得=売上と距離の近いところから投資するのが原則 投資リソースの少ない企業のマーケ投資の鉄則は、 1.売れるものをつくる~調達する(顧客と接点があったら、一定の確率以上で売れる需要のあるもの) 2.

          「時間とお金を使う順番を間違える」#マーケの落とし穴 02

          「会社が“忙し貧乏”に陥っている」#マーケの落とし穴 01

          多くの企業が、「仕事が忙しいのに、儲からない」という、経営者が辛いだけでなく、社員の給料も上げようがない、シビアに言えば事業に関わる全員が将来に希望を持ちにくい事業構造にはまりこんでいます。 収益性が低い儲からない事業は、将来に向けた投資もできないので、経営として選択肢が狭まり、良いことはなにひとつありません。別に「儲からない事業に価値がない」とか、「関わる人は全員不幸」だと見下したいわけではありません。ただ、儲かったほうが、もっと事業の価値や関わる人の幸福度を上げる投資が

          「会社が“忙し貧乏”に陥っている」#マーケの落とし穴 01

          ”インサイトの筋の良し悪し”を分かつ経験格差を考える

          弊社インサイトフォースは、社名にインサイトとつけちゃうだけあって、非常に振れ幅の大きな「インサイトの筋の良し悪し」を、社員の採用においても、また、プロジェクトの振り返りレビューにおいても企業文化として大切にしている。 しかし、この「インサイトの筋の良い人と悪い人の見極めや育成」は実に難しい。正直、育成のなかで一番難しい。ということでインサイトフォースの経営11期目で、マーケの仕事21年目の私の雑感を書いてみる。 筋の良いインサイトは、形式知な知識の蓄積量と比例しない現実人

          ”インサイトの筋の良し悪し”を分かつ経験格差を考える

          #マーケリアルサロン 3~7月ゲスト発表&受講生枠あります

          新型ウィルスのニュースが続き、さまざまな不安が漂う空気ですが、早期収束を期待しつつ、3~7月のマーケリアルサロンのイベントゲストが固まりました。 素晴らしいゲストの方々が快諾してくださり、本当に嬉しく、深く感謝するばかりです。 --- 3月17日(火):「わらしべ転職によるキャリア構築」 田岡敬さん(ETVOS(エトヴォス)COO) *コロナウィルス蔓延防止の観点より、一堂に会するイベント開催を避け、会員向けオンライン配信Zoomに変更 --- 4月23日(木):「

          #マーケリアルサロン 3~7月ゲスト発表&受講生枠あります

          自分には意味不明or嫌悪感あるけど、他人が惹かれているもの

          TwitterをはじめSNSを見ていると「自分にはさっぱり良さが理解できないけど、他の人は惹かれている、称賛しているコトや人」をたくさん目にします。(目にしないなら、かなり同質の志向の人しかフォローしていないということ) 「良し悪し」と思うとパブリックにdisりやすい罠音楽、映画、車、ファッション、外見が好みの有名人みたいなものは、わりと嗜好性の強いものと理解されているので「人によって好みが違う」に割とコンセンサスがあります。なので、よほど好戦的な人でないと、わざわざ他人の

          自分には意味不明or嫌悪感あるけど、他人が惹かれているもの