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無農薬玄米

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2023年11月の記事一覧

玄米に含まれるビタミンB2

玄米に含まれるビタミンB2

ビタミンB2は、糖質、脂質、タンパク質の代謝とエネルギー産生にかかわる酸化還元酵素の働きを補助します。
このビタミンは成長促進や細胞の再生に寄与し、特に皮膚や粘膜、髪、爪の健康に重要です。
そのため、「発育のビタミン」と呼ばれ、美肌効果もあります。また、老化防止にも寄与し、細胞を傷つける「過酸化脂質」を分解・消去して抗老化作用があります。

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玄米に含まれるビタミンB1

玄米に含まれるビタミンB1

ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変える際に必要なビタミンです。

このビタミンを摂取することで、疲労感を軽減し、疲労回復の効果があります。

また、ビタミンB1の不足は脚気の原因となります。

脚気は、食欲の低下やだるさなどの初期症状から始まり、手や脚の知覚障害、動悸、息切れなどが進行する病気です。

脚気は白米が主食だった時代に流行し、「江戸わずらい」とも呼ばれました。

現代ではビタミン

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玄米に含まれるビタミン E

玄米に含まれるビタミン E

ビタミン Eには抗酸化作用があり、体内の脂質の酸化を防ぐことができます。
老化の主な原因は細胞組織の酸化(体の錆びつき)と糖化(体の焦げつき)であり、ビタミン Eは特に酸化を防ぐ働きがあります。
活性酸素と呼ばれる物質は脂質を酸化させ、過酸化脂質という物質に変えることがあります。
これが老化現象を引き起こす原因となりますが、ビタミン Eはこれを防ぎます。

ビタミン Eは動脈硬化や血栓の予防、血圧

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玄米は低GI食品

玄米は低GI食品

血糖値は血液中の糖分濃度で、食べすぎると急上昇して「食後高血糖」になり、これが続くと太りやすくなります。
特に、脂肪がたまりやすい状態が続くと、体は「インスリン抵抗性」と「レプチン抵抗性」という状態になり、ますます太りやすくなります。

しかし、低GI食品(例:玄米)を食べると、血糖値の急上昇を防いで、太りにくい体をつくります。
さらに、適切な食事によってインスリン抵抗性とレプチン抵抗性を正常化す

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玄米に含まれるビタミン

玄米に含まれるビタミン

玄米はダイエットに効果的な食材と言われています。
その理由は、玄米には体のエネルギーを調節するのに役立つビタミンB1と、血糖値を安定させるのに役に立つビタミンB6が豊富に含まれているからです。
ビタミンB1は食べた食べ物をエネルギーに変える際に必要で、不足すると血糖値が上がりやすくなります。
ビタミンB6はインスリンの分泌をサポートし、血糖値をコントロールするのに役立ちます。

ただし、単に玄米を

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玄米に含まれる食物繊維

玄米に含まれる食物繊維

玄米は白米に比べて多くの食物繊維を含んでおり、特に水溶性食物繊維は腸内で痩せ菌の働きを促進し、食欲を制御し、脂肪の蓄積を防いで体をスリムに保つのに役立ちます。

さらに、食物繊維は急激な血糖値の上昇を防ぐ効果があり、セカンドミール効果によって次の食事の血糖値の上昇を和らげます。

さらに、食物繊維は便秘を解消するだけでなく、体内の余分なコレステロール、糖分、発がん物質など有害物質を排出し、体を内側

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ダイエットにに効果的な【γ-オリザノール】

ダイエットにに効果的な【γ-オリザノール】

玄米にはγ-オリザノールという成分が含まれており、この成分が痩身効果を持っています。

γ-オリザノールは食欲の調整に関与し、食事中の高脂肪への嗜好を軽減し、食欲を抑制する役割があります。

γ-オリザノールは視床下部や小胞体ストレスを調節し、脂肪の多い食事への欲望を減少させます。

γ-オリザノールはドーパミンD2受容体(D2R)のシグナル伝達を高め、少ない食事でも満足感を得るのに役立ちます。

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玄米に含まれる栄養素 ビタミンB1

玄米に含まれる栄養素 ビタミンB1

ビタミンB1は、体内でエネルギーを生成する際に重要な役割を果たす栄養素です。主な効果としては以下のようなものがあります。

エネルギー代謝の促進:ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える際に重要な補酵素として機能し、食物から摂取した炭水化物をエネルギーに変換する代謝過程を助けます。

神経機能の維持:ビタミンB1は神経系の正常な機能を保つために必要であり、神経伝達物質の合成にも関与しています。また、

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