637日目 フィルムは写真だけではない。デジタル化すべき情報はフィルムにある。

デジタルカメラを買うか?
フィルムカメラを買うか?

高校生の時に悩んで、フィルムカメラを買いました。

この頃は携帯電話にカメラが付いておらず、カメラを買うという需要がありました。

ビックカメラやヨドバシカメラも名前の通りカメラ屋でした。

フィルムカメラが歴史もあり、機種やフィルムの種類も多かったです。デジタルカメラは画素が荒かったり、充電がなくなってしまったりまだまだ改善の余地がありました。

結局、デジタルカメラを買ったのは大学生になってからでした。

社会人になってからは、フィルムカメラのフィルムをデジタル化できる機械を買いました。

大量のフィルムを捨てた記憶があります。

フィルムは写真だけでなく、書類をフィルムにして保存する方法があるにはご存知でしょうか?

マイクロフィルムといいます。

デジタル化で古い情報マイクロフィルムに保存されていたりします。

PDFに変換して、フィルムは捨ててしまえば良いのですが、マイクロフィルムリーダーと呼ばれる専用の投影機で投影したものを撮影するという地味な作業を1枚1枚やって行かなければいけません。人力でデジタル化が必要なので、コストがかかる作業です。

紙をスキャナーでスキャンする以上に手間がかかります。
また、古い情報なので、必要となる頻度はかなり低いです。

デジタル化が騒がれていますが、こう言った情報をデジタル化しないといけないのですが、DXと騒がれていて重い腰を上げて地味にデジタル化していくことをする人はほぼいません。

実は価値のある情報は過去にあったりします。

知識は新しい情報を得るだけでなく、こう言ったデジタル化されていない古い情報を発掘して、知識を広げることも大切です。

マイクロフィルムのデジタル化は、重要度は高いが緊急度が著しく低いタスクです。

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