711,712,713日目 Excelの関数も使えない50歳代を介護する若者

大企業に入るとやらなくても良い仕事が多々あります。
その中の一つがデジタル介護です。

デジタル介護とは、
「パソコンを使って仕事をしているものの、
 ワープロ時代と対して変わっていないスキル
 しか持っていない50歳以上の人の業務支援をすること」
です。

今の50歳代は、ブラインドタッチでタイピングができる世代です。入社した頃から、ワープロを触っていた世代です。
今の60歳代はブラインドタッチが怪しい世代でした。

なので、今の50歳代はメールやワード、文字たっぷりのパワーポイントを作成するには得意です。

しかし、ワープロ世代なのでパソコンは苦手です。
Excelで表を作ることはできますが、関数を使って処理することは苦手です。四則演算と合計の計算ぐらいしかできません。
マクロはウイルス、ピボットテーブルはバグだと思ってます。

ワードで文章を作らせると、見出しは直打ちでスタイルは使ってないでしょう。

パワーポイントは紙芝居ではなく、小説のように文章を書いてくるでしょう。

ググるのも苦手で、検索することはできますが、解をマイニングすることができません。

そのようなデジタル介護要の人材が大企業に多々います。

50歳代だと、部長や役員とそれらになれない人材に完全に二極化しています。

部長や役員クラスは外部のコンサルタントから、騙されて、DXだ!AIだ!とバズワードを連呼しています。

DXって、流行語でみんな使ってますが、実態が存在するわけではないです。単なる標語です。

それを理解できていない人が大半だと思います。

部長や役員になれない人材は、新しい事を覚えるより、自分の経験を下の世代に継承しようと手抜きに徹しています。

そのような人たちのデジタル介護をしていくのは、20歳代、30歳代です。

デジタル介護をサボると、非効率な業務指示が飛んでくるので無駄な作業が発生します。

なので中々サボれません。

このスキルは20年後に役に立つのか?
全く役に立たないでしょう。

20年後に介護される側にならないようにしましょう。

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