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不妊治療

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記事一覧

1年前の今日

1年前の今日

1年前の10月16日は
妊娠が発覚した思い出の日です。

息子は体外受精2回目で、私のお腹に来てくれました。

今でもあの日のことは鮮明に覚えています。

妊活をしているとフライング検査という言葉をよく耳にします。
市販の妊娠検査薬は、通常生理が遅れて1週間経ったら使うのですが
今販売されている殆どのものは性能が良い為
早めに検査をしても、わずかなホルモンに反応して薄く陽性の線が出ることがあるんで

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不妊治療で感じた孤独感を軽やかに乗り越える方法

不妊治療で感じた孤独感を軽やかに乗り越える方法

不妊治療の期間が長引くと

仕事やプライベートでの制限が増え
次第に付き合う人も減り

孤独感を感じるようになっていく
ということがあります。

夫とも意見が食い違い
子持ちや独身の友人とも
話が合わなくなっていく。

この「孤独感」を
5年以上経験した私が

この期間の乗り越え方を
提案します。

私は
28歳で結婚。
29歳から不妊治療を開始。

2度の流産とバニシングツインを経て
現在は残っ

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判定日を前に:40歳、不妊治療はじめる前のはなし

採卵周期、移植周期とnoteで沢山の方の記事を読んで励まされた。特に飾らず正直な想いを吐露している記事には助けられたと思う。

noteをはじめてすぐに不妊治療を始めた成り行きについては書いてみた。

この記事では判定日を前に、もう少し深い自分の想いをシェアしてみようと思う。

まず私はこれまでの人生で子供を欲しいと思ったことはなかった。
そもそも子供は好きではないし、親戚にも子供が少なかったので

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2回目移植日決定!心に響いた言葉。

2回目移植日決定!心に響いた言葉。

8/29(d11)
内膜の厚さチェックと移植日を決めるために
クリニックへ。

前回の移植の時はこのタイミングで充分な厚みに内膜が育っておらず
移植日が後ろにずれてしまったので、
今回は厚くなってるといいなと思いました。

受付後、内診室に呼ばれ、
女医先生によるエコー診察がありました。

「8!」

と言う先生の声が聞こえ、

あ、8mmあるんだ…よかった…!と
ほっと胸を撫で下ろしました。

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不妊治療と3つの体力・気力の話

不妊治療と3つの体力・気力の話

ここで伝えたいのは、ただ一つ。不妊治療には①治療そのもの、②仕事とキャリア、③家庭とパートナーシップ、3つのことがらに向かう体力と気力が必要だってこと。

そして、結論としてあなたに伝えたいこと。

「心の奥底にある、デモデモダッテはさっさと決断しちゃっていい」

ってことだ。

例えば、

治療を一旦ストップすること

ストレスが強すぎてメンタル不調なら受診して傷病休暇を取ること

家事代行やミ

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私には子供を育てる自信がない

私には子供を育てる自信がない

体外受精しか選択肢がなかった私にはきっと体外受精しか授かる方法がないんだろうなぁと薄々気づいているものの、どうしてもその選択を決断できない私。

以前の職場や知人でも、体外受精で授かってる人が何人かいて話を聞いてみたけれど、みんなに共通していたのは『子供が欲しい』という強い気持ちを持っていたことです。

その熱量が私には ない のです。。泣

気持ちをそこに全力で注ぐことがどうしてもできなかったん

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【体外受精】お腹に子どもが来た日から1年 

【体外受精】お腹に子どもが来た日から1年 

子どもが生後4ヶ月になりました。
今の私は朝目覚めた時に、おしっこでタプタプになったオムツを交換する時間が好きです。
1年前のこの時期は、ちょうど受精卵を子宮に移植しソワソワとしていた時でした。

本来なら生理が1週間来ないことで「ひょっとして…」となり、検査薬で陽性を知る
大多数の人がそれで妊娠に気づくように、私もそうなるんだろうなぁと長いこと思っていました。

だけれど、現実は違った。
自然妊

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【不妊治療】子どもを授かるということ。

【不妊治療】子どもを授かるということ。

「不妊治療をしているんです」

そう言うとおのずと「この人は子どもを授かることを望んでいるんだな」と思われる。不妊治療=子どもを授かるための治療なんだからそれは当たり前のことかもしれない。

でも、子どもを授かりたいという気持ちの大きさ・強さは人それぞれだと思う。そしてわたしの場合、その大きさはかなり小さい方だ。

どれほど小さいのかというと、子どもが欲しいか?という問いの答えが「欲しい」「いらな

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「子どもは必要か」悩んだ私の考え

「子どもは必要か」悩んだ私の考え

私は子どもは要らないと思っていました。
子育ての大変さと、命の重みを感じていたからです。
しかし色んな心境の変化があって、結果として私は子どもを産むという決断をしました。

子ども=めんどくさい私は中学時代に妹が生まれて、それから大学生になるまで一緒に過ごしてきました。
当初は、あまり育児に大変さを感じていなかったと思います。母がそれほど私に気を遣ってくれていたからなのか、単純に私が子どもだったか

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ずっと「子どもが欲しい」と思えなかった

ずっと「子どもが欲しい」と思えなかった

出産予定日まであと1週間程度。もういつ産まれてもおかしくない時期になりました。

ここまで来て、妊娠して一番良かったと思うことは「妊娠するか・しないか」の悩みから解放されたことだと思います。
私の11年間のキャリアと、計7年・2回の結婚生活を支配してきた「妊娠」がやっと終わった、とホッとしているのです。

「子どもが欲しい」と思えない私はおかしい

これまで正直、私は子どもがかなり苦手でした。

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温活養生で体質改善!冷え性と妊活に効く東洋医学アプローチ

温活養生で体質改善!冷え性と妊活に効く東洋医学アプローチ

温活と妊活の関係性とは?

温活(体を温める活動)は、妊娠を望む女性にとって大きな助けになります。冷え性が妊娠に悪影響を与える理由は、体が冷えることで血流が滞り、子宮や卵巣への十分な血流が行き届かなくなるためです。
これにより、卵胞の成長が阻害され、排卵が正常に行われない可能性が高まります。
温活によって体の冷えを改善することで、血流を促進し、妊娠力を向上させることができます。

体温が低い状態で

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胚移植前後にやってたエクササイズ:ヨガと指もみ

胚移植前後にやってたエクササイズ:ヨガと指もみ

不妊治療中、とくに移植周期にしていたエクササイズと利用したYouTube動画を記録しておきます。
移植周期1では現地のダンスレッスンに1、2回行ったけど、移植周期2では面白そうなクラスが見つからず、ほかに特に運動らしき運動はしてませんでした。

採卵のときからのお気に入りは妊活・妊娠に特化したヨガインストラクターの@BettinaRaeチャンネル。
私はふだん全然ヨガとかやらない人なんですけど、体

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お医者さんからのパワーワード「自力で排卵は無理ですね」

お医者さんからのパワーワード「自力で排卵は無理ですね」

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)ゆえに飲んでいるフェマーラの副作用が強くて、薬を半分で飲み終わったところで病院に電話し、服薬を辞めた今期。

昨日病院に行き、卵の様子を見てきました。
D12で、13.5。
微妙ーーーー。

ポケモンみたいな名前の注射、フォリルモンを打っていただき、様子見ることに。

先生は「うーん、行けるかな〜注射打ってだめなら、今回はダメかもね〜」的なことをおっしゃってました。

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体外受精への不安が爆発ー不妊治療をふりかえる

体外受精への不安が爆発ー不妊治療をふりかえる

採卵周期に入る前に

11年続けていた仕事を退職して、いよいよ体外受精に臨みます。
最後の人工授精(有休消化中)から採卵周期に入るまで、2周期お休みしました。
健康保険の手続きが複雑で、高額な医療費がかかる採卵周期は夫の扶養に正式に入ってから始めたいという思いがきっかけでしたが、通院も薬も何もない2ヶ月は夫とサンライズ出雲に乗って旅行に行ったり、短期のバイトで小銭稼ぎをしてみたり、気ままに過ごすこ

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