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記事一覧
西武ファンの夢の同窓会:「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」
まさに「夢の試合」という感じの試合に行ってきた。
友人に誘われ、16日にベルーナドームで行われた「LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024」に足を運んだ。西武球団初のOBが集結する一戦である。自分がリアルタイムで知らない選手もユニフォームを着こんでプレーするということもあり、ずいぶん前から楽しみにしていた。
入場の前に、今回の試合を記念した展示ブー
イチローの「フィールド・オブ・ドリームス」:高校野球女子選抜 VS イチロー選抜 KOBE CHIBEN
21日、東京ドームで行われた高校野球女子選抜 VS イチロー選抜 KOBE CHIBENを観戦に行った。オリックス時代のイチローを西武球場で観た記憶が頭の片隅にあるのだが、幼稚園児のころなので、もう25年以上昔の話だ。
水道橋からドームに向かう道中、ドキドキが止まらなかった。我々平成一桁生まれ世代にとって、イチローこそ「野球」そのものであり、そんなスーパースターと自分が場を共有してもよいのだ
杜の都のボールパーク:楽天モバイルパーク宮城へ(と仙台旅行)
31日・1日は遅めの夏休みでした。この2日間を利用して、仙台に行ってきました。
旅の目的は楽天の本拠地球場、楽天モバイルパーク宮城。仙台くらいならいつでも行けるだろうと思いつつ、なかなか行けていませんでした。
試合は隅田知一郎、藤井聖両先発の好投もあり、序盤はかなり速いペースで展開。2巡目以降の西武打線はペースをつかみ、楽勝ムードかと思いきや、7回の浅村栄斗の「恩返し2ラン」を皮切りに、あ
野球と「復刻ユニフォーム企画」の相性を考えてみる
横浜DeNAが『GET THE FLAG!SERIES 2023』と題し、埼玉西武との3連戦で98年日本一のユニフォームを着用していた。
このモデルは西武ファンの私にも印象深いものだった。
横浜が日本一になった98年の日本シリーズは西武とだったのはもちろんのこと、佐々木主浩、谷繁元信らスター選手も多く、個人的には権藤博監督も私と同じ誕生日(12月2日)ということで、好きなチームだった。
『ファンは宝物』をチームスローガンにした、新庄剛志BIGBOSSの素晴らしさ
佐々木朗希の完全試合を含めた、5回のノーヒットノーラン、村上宗隆の56号と「盛りだくさん」という言葉では収まり切らない2022年の球界だったが、監督で一番話題をかっさらったのは日本ハムのBIGBOSSこと、新庄剛志監督だろう。
賛否両論呼んだ「BIGBOSS流」だが、私個人はおおむね好意的に受け止めていた。
「おおむね」と書いたのは、手放しで首肯していたわけではなく、「優勝を目指さない」発
「野球好きタレント」の頂点に立つ‟元メジャーリーガー”?:『日本生命 presents 石橋貴明のGATE7』
野茂英雄のMLB(大リーグ)挑戦の前年の1994年に公開された、クリーブランド・インディアンズ(22年からガーディアンズ)を題材にしたコメディ映画、『メジャーリーグ2』にはこんなシーンがある。首脳陣が補強について話し合う。
かくしてとんねるず石橋貴明演じるタカ・タナカはメジャーリーガーの一員となった。当時はギャグだったであろう“日本から外野手を獲得する”というシーンも、イチローや大谷翔平が大
メヒアにもう一度、心を込めて「Gracias(ありがとう)」を言いたい
「打った瞬間(スタンドに)入ったとわかる当たり」という表現がある。弾道の角度と打球の速さが最高のカタチで合わさった、数ある野球のプレーのなかでも胸踊る場面のひとつだ。
エルネスト・メヒアにはそうしたホームランが多かった。ガッチーン!という感じで白球を掬い上げ、数々の打球をスタンドインさせていった。伊集院光はラジオで「メヒアの打撃練習は、もはや“ボールへの虐待”だった」と形容していたくらい
平成の2つの伝説による奇跡の「クロスプレー」:『古畑任三郎ファイナル フェアな殺人者』再放送
5月18日、俳優の田村正和が4月に亡くなっていたことが明かされた。日本人ならハリウッドザコシショウをはじめ、古畑任三郎のマネしてる人を1度は見たことがあると思う。平成のドラマではあるが、『古畑』シリーズは放送当時から大御所クラスだった俳優が多く、何人も訃報のニュース映像で古畑が使われているのを見ていたので、とうとう……という気持ちになった。
フジテレビの「伝説のドラマ」といえば『古畑』と『北の