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ストラテラおばさんのクッキー
2020年6月10日 20:03
突然ですが、私はかわいいです。自分でも思うし、17年生きてきた中での周りからの扱いを見ても、そう言えます。学校でも、snsでも、街を歩いていても、買い物していても、バスに乗っていても、旅行をしても、それなりの扱いを受けます。女の子はニコニコしているだけで仲間に入れてくれて、男の子はどれだけ雑に扱っているつもりでもずっと優しくしてくれます。女の子は、可愛いだけで生きていけるとよく言われます。
2020年7月28日 16:14
子供にとって母親というものの影響は、思っている何倍も大きい。何も知らない子供にとっては、母親が真実であり世間であり全てであるように思える。そして、小さい頃に刻まれた価値観というものは、何年経っても、大人になっても、なかなか抜けきらないものである。私が小学校1年生や2年生のころ、世間はちょうどAKB48などのアイドルの全盛期で、周りの女の子たちはほとんどファンになっていた。けれど私だけは、な
2020年6月15日 12:44
昔から人がたくさんいるところが好きです。人混みにいるだけで何だかワクワクして楽しくなります。誰かに対して、どうしてそういう考え方をするのか、どんな生い立ちで今こういう事をしているのか、とかを考えることも好きです。だけど誰かと直接話したり関わったりするのは、上手くできないし、上手くできてるかなって時もすごく疲れてしまいます。コミュニケーション自体も多分苦手で、今までで聞いた他人の会話の仕方を参考
2020年6月11日 14:05
学校にあんまり行かなくなってからよく考えることは、やっぱり私には友達が全然いないんだということです。思えば、いつからか私はいわゆる恋バナというものを聞かなくなりました。自分に話を振られて話すことはあっても、(多分彼氏がいた時だったからであろう)誰かの恋愛相談なんかを聞くことはもう全くと言っていいほどありません。つまり、恋バナをしてもいいと思われるぐらいの信頼を得ることが、できなくなってしま
2020年9月3日 12:27
私の書く文章は、いったいどういうジャンルだと言えるのだろう。思ったことを気ままに書いているだけなのでエッセイを書いているつもりでいたが、ふと自分の今までの文章を読み返してみると、最近と過去で結構な違いがあることに気がついた。過去の文章は、もう明らかにエッセイと言えるだろう。自分の中身と身の回りで起きたことを比較して追求して、ある程度の着地点が見つかって初めて一つの作品となっている。それに
2020年8月26日 22:41
この世界はどうやったって吐きそうなんだ。そう思うのは私がまだ不完全と言える年頃の人間だからだろうか。青春を爽やかだなんて最初に言った人は誰なのだろう。爽やかに見えるいかなる部分も紐解くとほぼ全てが決して爽やかとは言えない。誰かの幸せは誰かの不幸、とか言った綺麗事のことではない。全部気持ち悪くてぐちゃぐちゃに渦巻いている。でもそれを醜いと簡単に言うことはできない。苦しみも憎しみも間違いも全部美し
2020年8月24日 14:21
私はこれからどこに行けばいいのでしょうか 何をして生きればいいのでしょうか私の唯一の生きる希望であった出来事も無事に終えることができました 可もなく不可もなく大団円でした 10代の私の心の殆どはそれに占められていました 取ったら何も残りませんでした どこに向かって歩けばいいんですか 歩かなきゃいけないんですか 歩く体力ももう残っていませんこんな弱すぎる私は受験戦争に打ち勝つ事もできませんでした
2020年7月12日 17:23
久しぶりに部屋の片付けをした。ここ最近心の調子も体の調子もよくなくて、ずーっと部屋が散らかったままだった。なんだか今だけはできるぞ、という気持ちに急になって片付けを始めた。数ヶ月放置していたから、私が不登校になる前のものも、まだなりかけで多少希望があったときのものも、全てそのままになっていた。いろいろな締め切りのプリント、やりかけの問題集、付箋がついたままの単語帳。高校3年生にして不登校となり
2020年7月10日 14:31
※この記事は漫画『うみべの女の子』(浅野いにお)のネタバレを多少含みますが、知らない人でも楽しんでいただけるように書いたつもりです。突然だが、私が大好きな漫画の一つに、浅野いにおの『うみべの女の子』という作品がある。簡単に言うと、中学生の男女が体だけの関係になると言う、かなり性描写も多く読む人を選ぶ作品なのだが、そういうのを抜きに、あの漫画の世界観とか空気の匂いとかそういうものにはとても惹き
2020年7月4日 00:47
この2020年の現在、いろいろなものが発達しすぎて、どれだけ頑張っても絶対に叶わない人とか、世界中のいろんな種類の不幸な人とか、そういうのに必要以上に出会ってしまう社会になった。多様化や選択の自由は良いことばかりとはかぎらない。どう足掻いてもどうにもならないことの苦しみと、どれを選んでも変わらないことの苦しみは、どちらが重いと言い切ることはできない。ましてやその2つを併せ持っているので
2020年6月17日 14:31
インスタのDMやLINEを返すのがとても苦手です。大事な用件はすぐ返すようにしていますが、それ以外はすごく疲れるしつい後回しにしてしまいます。それで結局返すタイミングも失ってずーっと未読無視をしてしまいます。そのおかげで常に通知が、両方合わせてたぶん100件以上は溜まっています。そもそも、文字だけで気持ちを伝えるのがなかなかに難しいです。自分自身の内面を発信したいと思ったときに、Twitterや
2020年6月13日 13:59
女の子にとって可愛いという言葉は、絶対に穢したくない、真っ白な綿飴のようだと思う。みんな、大好きな誰かや自分自身がその綿飴を食べる時のために、一生懸命戦っている。潰してしまわないように、さらに大きくて甘くてふわふわになるように。どんな形であれ、その誰かの綿飴を潰したり穢したり勝手に食べようとする人は、世界一大嫌い。言うべき可愛いを言わない人も、言わなくていい可愛いを言う人も、みんな大っ嫌
2020年6月12日 22:36
やっと夢ができた気がする。私はずっと普通の人間なんだと思っていました。比較的充実した生活、そこそこ中身のあった青春、だいたい年齢相応ぐらいの様々な経験。私はうまく生きてきたし、これからも同じようにやっていけるんだ、と信じていました。日々の生活で感じていた違和感は、気づかないうちに全部無かったことにしていました。自分の奥底に押し込めて見ないようにして、時には「みんなもそうなんだ」と言い