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福祉的就労にあって、一般就労にはないもの【心のケアのていねいさ】
『福祉的就労』と『一般企業の就労』
どちらにも必要であると思うものが、
健常者だけが働く場ではあまり重要視されていない?
と思うことがあります。
それは、
働いている人たちへの『心のケアのていねいさ』です。
精神面でのサポートが、仕組みの中になく、
心の状態を整えていくことへの優先度が、福祉の就労からみると、
かなり低いのではないかと感じます。
もちろん、メンタルヘルス対策をしていないわけでは
自分らしい働きかたを追求する【定着支援の裏側】
就労系福祉サービスの中に、
『就労定着支援』というサービスがあります。
就職して、その職場に長く定着して働いていけるよう
ご本人と企業との橋渡し役として支援していくものです。
発達障害や精神疾患のある方にとって、
就職先での困りごとは、
はじめはなかなか職場の方に相談しにくいということもあるので、
とても心強いサービスだと思います。
でも、
この定着支援には、よく誤解も生じます。
それは、ど
仕事ができない自分は、価値がない【自分を責める思考パターン】
あきらかにパワハラを受けているのに、
される方が悪いかのように自分自身を責め続ける、
という方がときどきいます。
そこまでではなくても、
そうなりがちな方の共通点として、
自分は仕事ができない、能力的に劣っている、人として魅力がない・・・
などと思っていることが多いです。
だから、そんなふうにされても仕方がない自分なんだと、
そう認めてしまう思考の癖があるように思いました。
自分には価値がない