メンタル不調になっても遠慮はいらない【あなたが、働き方のモデルになろう】
体調不良で仕事を休むことになってしまったとき、
言い知れぬ不安、もうこのまま戻れなくなるのでは・・・という危機感を感じることがあります。
他人に対しては、
休んだ方がいいよ、と簡単に言えるけれど、
いざ自分がそうなると、
そういう気持ちがわきおこり、
なかなか休めなかったりしますね。
実際に休みがとれたとしても、
仕事を続けることに不安をもちながらでは、
全然気が休まらず、
かえって自分の不安な感情が大きくなっていくだけだった、
ということもあります。
あなたの職場は、
そんなとき、
安心して休むことができる職場でしょうか。
これは、
障害者雇用をすすめる、
もう一つの理由にもつながります。
https://note.com/miminoteire/n/n5c1dc924a0df
メンタルが落ちる。
仕事ができなくなっていく。
そういうあなたの存在が、実は誰かのため、会社のため、になっている。
ということがあります。
え?迷惑かけているこの私が?
と思うかもしれませんが、
そういう方をどうしていくかということが、
企業のありかたを問われていることにもなるからです。
企業としては、
体や心にあきらかに異変を感じている人を、
休ませてあげなければなりません。
だから、まずは休んでいいのだと知ってください。
さらに、
短時間勤務、業務変更、環境を変える、部署異動、特別なシフト、
定期的な面談、などなど。
休んで戻ってきたあとも、働き方を相談できると知ったら、
希望を持てるのではないでしょうか。
たとえメンタル不調になっても、
なんとか働ける方法を一緒に考えてくれる。
企業側としては従業員にそれを見せられる、絶好の機会となるのです。
不調にならずにすむことに、こしたことはないですが、
もしも、そんな兆候があっても、
安心して相談できる環境があれば、
休んだら仕事に戻れなくなる、もう辞めるしかない。
という選択へ簡単にはつながりません。
むしろ、あなたがいるからこそ、
働き方のモデルとなって見せてあげることができるのです。
また、不調になることは、
なにも特別なことではなく、
あなたの責任でもありません。
精神障害の方も、
かつては元気にふつうに暮らしていたころがあり、
まさか自分が病気になるとは思っていなかったでしょう。
ある日突然、ガンになる。
事故で身体不自由になる。
何かのストレス要因で、メンタル不調になる、精神疾患になる。
そういう思いもしないことが、
誰の人生でも起きる可能性はあります。
そんな自分に、
会社はどんな対応をとるのか?
そして、あなたはどんな働き方をしたいですか?
会社側にとっても、それは我慢や強要ではなく、
ここまでならば自分たちも、無理なく(または、ちょっとの心配りで)
配慮ができるという線引きも、
そういう方たちのおかげで決められるのです。
もしものことがあっても、大丈夫なんだ!
という、今の自分と変わってしまっても、なんとか働けるのかもしれない。
そういう何とかなるかもしれないという、
可能性を捨てずに相談してみるということは、とても大事なことです。
メンタル不調になっても、決して遠慮しないで。
あなた自身のためにも、会社のためにも、
新しい働き方を模索していきましょう。
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