星井るるめ
超短編、超ショート、読切など
季節を感じながらちょこちょこ書いた短歌風の詩のまとめ。
リリーと僕のただの雑談。
「30」その日が来たら 僕は自由になろう 世の流れにそった まともな人生は終わらせて 「30」その日が来たら 僕は孤独になろう 無理して馴れ合う日々は もう充分やり…
今夜、 あの人に会うことが 叶わなければ 僕は未完成 心のどこかが ほんの少しだけ 足りないまま 星のふちを するすると彷徨う
美しい星だ 未熟で憐れで救いようがなくてさ 一見澄んでいる表面を 切り開いてみるとわかる 内側の滅びかけた世界で 必死に生き繋ぐ個体達 生き生きと眩しいのは ほとんど…
この愛に 命があったのなら 誰が殺してしまったのだろう ざらざらと残った灰のような 止みかけの雨音のような 薄まったスープのような 使用済みカイロのような この…
ああ わたし とうとう本当に 自由になったけれど 世界は鮮やかじゃなくて 宇宙は無限じゃなくて まだここにいる 始めの青い水溜りから 抜け出せないでいる 行って…
今から8年くらい前。対人関係で同じようなトラブルが立て続けに起こり、とにかく気持ちが落ちていた時期があった。 そんな頃に、詳しい経緯はもう忘れてしまったが、…
あの人が この星の人じゃ なかったらよかった 好きなゼリー 理想の空 涙の種類 未来の色 ゆるしたいこと ゆるせないこと 愛したいこと 愛せないこと 分かり合え…
情熱があっても才能がなければ 才能があっても情熱がなければ その両方があっても運がなければ 同じ星に生きてることすら きっとあの人に伝えられない 回る 回る 音の…
2024年4月12日 21:40
「30」その日が来たら 僕は自由になろう 世の流れにそった まともな人生は終わらせて「30」その日が来たら 僕は孤独になろう 無理して馴れ合う日々は もう充分やりきった 「30」その日が来たら 僕は身軽になろう 期待どおりも望みどおりも 何もかも背負わず置いてゆく「30」その日が来たら 僕は貪欲になろう これ以上興味のないふりは きっと体に悪いよ「30」その日が来たら 僕は正直になろ
2024年4月6日 02:07
3月からあっという間に4月へ。新作もなかなか完成させられないまま目まぐるしく過ぎてゆく日々ですが、作ることは絶対にやめたくないのでこれからもマイペースで続けていきたいと思います。「lara」:詩 ※過去作より
2024年3月25日 14:30
今夜、あの人に会うことが叶わなければ僕は未完成心のどこかがほんの少しだけ足りないまま星のふちをするすると彷徨う
2024年3月23日 13:41
美しい星だ未熟で憐れで救いようがなくてさ一見澄んでいる表面を切り開いてみるとわかる内側の滅びかけた世界で必死に生き繋ぐ個体達生き生きと眩しいのはほとんどが作り物で鈍くぼやけているのが本物その中身といったらどれもどこかしらが傷み蝕まれている望んだ未来が先にあるのかそもそも未来を望んだのかすらもうわからないような頭で眠って起きたら始まりの日だといい全部夢だといいなんて
2024年3月8日 21:24
「無への交信」:詩見えざるものに心惹かれ聞こえざる声に導かれたくなるそんな感覚を僕らは知っている知っていたはずだけど
2024年3月6日 12:36
この愛に命があったのなら誰が殺してしまったのだろうざらざらと残った灰のような止みかけの雨音のような薄まったスープのような使用済みカイロのようなこの愛に本当に命があったのなら僕らが殺してしまったのだろうもっと愛してくれたならあるいは愛してあげられたなら
2024年3月6日 07:51
2024年は「星」を大きなテーマにしているのでタイトルや文章の中にも意識してたくさん星を使っています。過去作品で星が入っているものもかなりあるのでいつかまとめて記事にできたらいいな。
2024年2月29日 21:54
ああ わたしとうとう本当に自由になったけれど世界は鮮やかじゃなくて宇宙は無限じゃなくてまだここにいる始めの青い水溜りから抜け出せないでいる行ってしまえと泣いたあなたは今頃どうしてる
2024年2月24日 11:21
今から8年くらい前。対人関係で同じようなトラブルが立て続けに起こり、とにかく気持ちが落ちていた時期があった。 そんな頃に、詳しい経緯はもう忘れてしまったが、友達の先輩でお互い「なんとなく名前を知ってる」程度の知人タクマくんと2人で飲みに行くことになった。 タクマくんは噂に聞いていた通り、ちょっとキザで自分の世界を持ってる感じの人だった。 お酒が入ったのとお互いをよく知らないっていうの
2024年2月22日 12:48
猫の日だと聞いたのでなにか猫作品ないかなと探してみました「fairy neko」:詩と写真
2024年2月22日 12:42
「抑揚」:詩と風景あちらを見てもこちらを見ても思うんだ幸せも不幸せも長くは続かないこと
2024年2月11日 18:51
あの人がこの星の人じゃなかったらよかった好きなゼリー理想の空涙の種類未来の色ゆるしたいことゆるせないこと愛したいこと愛せないこと分かり合えないその全てを生まれた星が違うせいにすれば柔らかな気持ちでもっと長く一緒にいられた
2024年2月9日 22:53
いろいろなことがとても難しくて悩みの日々です。でも苦しいばかりの昔とは全然違う。諦めずに良い流れになるよう頑張りたい。「水になりたい」:詩
2024年2月6日 07:46
情熱があっても才能がなければ才能があっても情熱がなければその両方があっても運がなければ同じ星に生きてることすらきっとあの人に伝えられない回る 回る 音の宇宙船が放つその周波数は今日も薄い心臓を突き抜けて僕を生かし 僕を空虚にする
2024年2月5日 21:37
これを書いた時はどん底で毎日辛かったけれど今はそれも「思い出」として振り返ることができる。生きるというのは良くも悪くも本当に修行のよう。この「q-」というタイトルの意味だけどうしても思い出せない。
2024年2月5日 08:24
「夜明け前の歌」:詩もうすっかり朝ですが…。今日は月曜日。気負わずいつも通りで頑張りたい。