見出し画像

かっぱ寿司の社長逮捕と10月からの物価上昇の相性が最悪すぎて…

どうやら前に勤めていた「はま寿司」のデータをインサイダーしまくって逮捕されたみたいです。

記事をぎゅっとまとめると

以前「はま寿司」に勤めていた現カッパ寿司の社長が「はま寿司」時代のデータを存分に流用してかっぱ寿司で活用していたという普通に違法なことで逮捕されました。

正直社長の気持ちも仮にその立場を想像してみますと、ほんの一部は分からなくはないです。
競合他社である「はま寿司」より優位に立つ為に前職の知識を活かすのは多少は仕方ないでしょう。
共通する部分はあるし。

でもダメなのは「はま寿司」時代の書類を共有して普通に仕入れ値や仕入れ場所、原価などの比較などを社内でデータとしてまとめて商品価格の比較までやってしまっていたので完全にアウトです。
日本に派遣して学ばせて(もしくは単に学びに行った人への買収をして)そのまま本国に取り込んでの情報流出とまったく同じパターンですね。

インサイダーというのは仕事上知った社内情報を活用して利益を出すこと。

カッパ・クリエイトのかっぱ寿司社長田辺公己たなべこうき(46)さん、やっちゃいましたね。

        ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

しかもタイミングがすごい。
捕まったのは9/30なのですがこの日は10月からの全国物価上昇のタイミング。

値上げラッシュの波というマイナス要素が来るこのタイミングでのカッパ寿司での不祥事…………ん?狙われた?

言わずもがな現在アメリカの利上げによる世界全体の物価が上昇している状態です。
日本はまだ耐えている方ですが、それでも大きな波をギリギリ分散させて凌いでいただけでダメージ自体はどうしてもあります。
今はアメリカの利上げに耐える時期なんです。

アメリカも意地悪しているのではなくコロナでばらまいたお金の回収をしないとどこかでコントロールが完全に聞かなくなって世界不況に陥ってしまうのでバランスを取るのにとても忙しい状態です。
本来ならもっと余裕があったのですが、ロシアのせいでより難しく複雑な状態になって早9か月が経ちました。
今年(2022年)はまだ2回くらいは利上げする可能性が高いです。

その状況なので食品などの値上がりが一般家庭や企業を圧迫していて安く早く提供している回転寿司業界も打撃を受けていてかっぱ寿司も例外ではありませんでした。

ここに来ての不祥事はスシローやはま寿司など低価格で提供している競合他社にとっては思わぬ(?)追い風ですね。
結局物価上昇はあるのでどこまで活かせるかは未知数ですが…。

いやぁ割と家の近くにあるそこそこ好きなかっぱ寿司なだけにどうしても「あ~…」という気持ちになってしまいますね。

今回はこんなところでノシ

メルカ


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,541件

#多様性を考える

27,868件

応援頂けると嬉しいです。 毎日書いてもっとスキ・フォローしてもらえるよう頑張ります(*'ω'*)