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好きな考え方

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noteというどこか懐かしく、暖かさある街で出逢った、時に心を鷲掴み、時にはそっと心のストーブのスイッチを押してくれる文章の格納庫。
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#コラム

年齢で人生を諦めない人たち

先日「やめる練習」と関連していくつかの記事を書いたら、転職を迷っている人からたくさんの反響がありました。

いただいたメッセージに「もう歳だけれど、頑張ってみます」という表現が結構あって。
このことについて、ちょっと考えてみました。

確かに、いろんなことをやって適性を知るのは、若い方が有利かもしれません。
トライ&エラーをするのに、年上であることのプライドも邪魔しないし、門戸も広い。若ければ一つ

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「思考の暴走」による不安をどうやって止めるか?

「思考の暴走」による不安をどうやって止めるか?

英語コーチの杉原健さんが「思考が走ってしまう現象」について書かれていました。

例えば一緒に過ごしているときなんかに彼女が「あー疲れた…」と言ったりすると「え、オレと一緒にいると疲れるってこと?」って思っちゃったりとか。

勤務していた病院なんかでも、精神科医の先生とか課長とかでもいいんですけど、仕事で大事な連絡事項や申し送りがある時とかに「ちょっと忙しいからあとにしてくれ!」って言われると「なん

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私たちは、絶対にわかりあえない

私たちは、絶対にわかりあえない

日本語のTwitterを見ると、誰かに対する違和感であふれています。

「最近の親は常識がない」とか。
「上司がわかってない」とか。
「夫が子育ての辛さを理解してくれない」とか。
「子供が出したものを片付けない」とか。
「ツイートしたことを誤読するバカがいる」とか。
「新人の礼儀がなってない」とか。

要するに、全然、わかりあえてないんですよね、日本人の私たち。
同じ日本語話してて、同じ日本人でも

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心を凪にする。―弁護士に聞く「批判」への考え方―

心を凪にする。―弁護士に聞く「批判」への考え方―

Twitterの通知欄にぽこっと数字がついたので、タップする。誰かが私のnoteをシェアしてくれたらしい。添えられた感想を嬉々として読むと、サーッと心臓が冷えていった。

「殺意が沸く」

私の書いたものを読んだせいで、ひどく気分を害されたようだった。

そのツイートをした人のことを、便宜上「彼」と表現する。

彼が読んだのは、私が一年と半年程前に書いた『「学生時代に戻りたい」なんて言う大人になる

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夢をかなえる働き方

夢をかなえる働き方

2021年8月現在、私は「派遣社員」として「週4日」働いている。社会人になってから7年、これまでずっと「正社員」で「週5日」働いてきた私が、なぜこの働き方を選んだのか――今日はそんな話がしたい。

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7年前、大学を卒業したばかりの私が「最初の職場」として就職先に選んだのは、教育系の広告代理店だった。

どうしても文章を書く仕事がしたくて、卒業ギリギリまで粘った就職活動。ようやく内定を勝ち取

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システムから外れる恐怖をどう克服するか

システムから外れる恐怖をどう克服するか

親しい友人から「人生を考え直したいけど、もう遅いかなー」と言われました。

彼女は、新卒で入社した会社に20年以上勤めています。ただ、最近「これでいいのかな」と考えてしまうそうです。でも怖くて動けないと。

この恐怖の正体っていろいろ因数分解できると思うのです。お金がなくなる恐怖、他人からどう見られるかという恐怖、安定した生活がなくなる恐怖……。

中で一番得体が知れないのが「システムから外れる恐

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雑記:ビジネスという言葉が嫌い。というか向いてない。

雑記:ビジネスという言葉が嫌い。というか向いてない。

そうだ。全ての仕事を投げ銭制にしよう。

「ビジネス」って言葉が出ると、

ああ面倒くさい。

と感じてしまう時期があった。

最近ちょっとずつリハビリできてる気はするけど。

ビジネスの本質が嫌いなわけじゃない。

人と人の交流・循環のしくみ考えるの好きだし、

世の中に面白いことが増えるのも好き。

この面倒くささを伴う"ビジネス"という言葉が登場するのは大抵、

どこで"自分"の利益を得るか

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雑記:無料ワーク・投げ銭経済実行中。

雑記:無料ワーク・投げ銭経済実行中。

前回の続き自分のしたいことは仕事か趣味かの二項対立。

ビジネス=お金を稼ぐ行為

という固定観念の枠組みの外のしくみを探し続けた結果、

シンプルになったという話。

どうシンプルになったのかこういう思考回路になった。

①やりたいことをやろう。

②やりたいことをやる中で手に入れた、
自分の中では当たり前になっていることがどう人の役に立つのか考えよう。

③その役に立つことが「欲しいな」と思っ

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じぶん許しの時間をつくる

じぶん許しの時間をつくる

はぁーーだめだ、ちゃんとできなかった……

今日はこれをしなきゃいけなかったのに……

常日頃からそんな風に考えてしまい、じぶんを責めてしまうという人も多いのではないだろうか。まじめな人にならよくあることだと思う。

わたしもそんなうちの1人だ。

完璧主義で、何かにつけて完璧に仕上げたくなってしまう。あれもしなきゃ、これもしなきゃと考え、結局できなかったときはじぶんにがっかりする。

こういうn

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