やまざきまりこ

「自分の周りが、ごきげんに生きる人で溢れますように。」 はたらく人の不調を予防し、暮ら…

やまざきまりこ

「自分の周りが、ごきげんに生きる人で溢れますように。」 はたらく人の不調を予防し、暮らしに寄り添うことを軸に活動しています。 日常の中に、彩りをひとさじ。 #暮らしの雑貨 tsumugi主宰

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記事一覧

暮らしを支えたものづくり #ぎふのーと(仮)

前回、「そもそも岐阜ってどんな場所?」というのを少し触ってみました。 岐阜城のことを調べたら大河ドラマ「麒麟がくる」がヒットして、これは岐阜に行く前に見なければ…

ぎふのーと(仮) プロローグ①海士町で迎えた誕生日

岐阜へ移住するからと、岐阜について知るためのnoteを始めました。 「どうして移住を決めたの?」 今回は重い腰を上げたきっかけのひとつ、海士町での旅について。 海士…

わたしによる、わたしのための岐阜探索note「ぎふのーと(仮)」

こんにちは、またはこんばんは。 2022年8月ごろに、岐阜県郡上市で新しい暮らしを始めます。生まれてから32年間生きてきた横浜を、ついに離れることとなりました。 いろん…

文字を整え、自分と向き合う

仕事やプライベートで文章を書く時間は多い。でもそのほとんどはキーボードで文字を入力して、言葉を紡いでいる。これを書いているのも、PCからだ。 そうすると、どんどん…

手から手に渡って変化する感性【陶芸家・青木浩二さん】

手にすっと馴染むこの器は、手びねりという技法で作られている。 手回しろくろで成形するものもあるが、青木さんはタタラ成形を取り入れている。粘土を伸ばしてカットし、…

大切な器のお直しを、自分の手で。 #金継ぎワークショップ

2月に行った金継ぎワークショップ、好評につき第二弾の実施が決まりました! あなたは大事にしているうつわ、ありますか? 落として割ってしまったり、ぶつけて欠けてしま…

ミモザが欲しくて「今日は何の日?」と彼に聞いた #ミモザの日だから伝えたいこと

「3月8日は女性へ感謝の気持ちを伝えるために、ミモザを贈るんだって」 冬に終わりを告げ、暖かい春が来たことを知らせる幸せの花。 花言葉は「思いやり」 イタリアでは…

椿の花が散るころ、わたしは髪を切りにいく #ぶんしょう舎 添削後加筆記事

この記事は #ぶんしょう舎 の添削チームである池田あゆ里さんからもらった、丁寧で温かなフィードバックをもとに加筆修正を行ったものだ。 何がどう変わったのかを記すため…

金継ぎで見える景色がある。 -ayako.ceramicsインタビュー

“再発見する陶磁の魅力と素材” このテーマでアクセサリーを作陶しているのは、ayako.ceramicsの小川文子さん。 釉薬の艶や色合いを活かすのが得意だ。 画像:ayako.ce…

2020年で吹っ切れたわたしからの、明日のわたしへ向けた挑戦状

2020年、なんというかいつの間にか終わってしまった。実はまだ2020年13月なんじゃないか?と一人で思ったりもする。いつもとは違う年だったからこそ、なんとなくで終わらせ…

椿の花が散るころ、わたしは髪を切りに行く #私が美容室に行く理由

「あ、そろそろ髪の毛切りたいな」 伸ばそうと思っていた髪の毛が肩にようやくかかり、結べる長さになったちょうどそのころ。わたしは髪を切る。 それは冬真っただ中のと…

「これ話さない?」雑談は凝り固まったものをほぐしてくれる

明日、介護福祉士をゲストに招き、「介護」をテーマに話すイベントを行う。というか、わたしが介護について聞きたいことを聞きまくるイベントになるといったほうが良いかも…

初めて知る世界へのドキドキと、

先週、友人の菊池さんから「和ろうそく職人さんとおしゃべりする会」に誘われた。 以前ツイッターで和ろうそく職人である大西さんのnoteをシェアされていて、ずっと気にな…

今までのしくじりを振り返ってみよう。誰かの失敗から学ぶこともあるよね、きっと。

今、仕事でイベントの企画をしている。その中で「学生時代、こんなことでつまづいたよね~」「あるある~」と共通の話題に話に花がさいた。 なんなら、打ち合わせの本命は…

在宅ワークを無理なく続けられる、わたしレシピ

皆さんこんにちは。 緊急事態宣言がでましたね。 わたしの住む神奈川も指定エリアに入っています。 これを機に、より多くの企業がリモートワークに踏み切るのではないか…

好きな人が作ったもので身の回りを固めたい。”tsumugi”というもう一人のわたし

この前、とある打ち合わせのときに個人プロジェクト「フクバコ」の活動紹介をしたのだけど、そういえばぽつぽつnoteを書いてるだけで、活動内容をまとめていなかったことに…

暮らしを支えたものづくり #ぎふのーと(仮)

暮らしを支えたものづくり #ぎふのーと(仮)

前回、「そもそも岐阜ってどんな場所?」というのを少し触ってみました。
岐阜城のことを調べたら大河ドラマ「麒麟がくる」がヒットして、これは岐阜に行く前に見なければ…!と思い立ったので、見終わったら感想・考察noteをきっと書く予定。

ぎふのーと(仮)、どこからでも攻められるな…どんな切り口で調べていこう…と悩んだので、まずは郡上のある中濃地域について調べることにします。

旧国名「美濃国(みののく

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ぎふのーと(仮) プロローグ①海士町で迎えた誕生日

ぎふのーと(仮) プロローグ①海士町で迎えた誕生日

岐阜へ移住するからと、岐阜について知るためのnoteを始めました。

「どうして移住を決めたの?」
今回は重い腰を上げたきっかけのひとつ、海士町での旅について。

海士町から帰ってきた日に、メモに日記を残していました。改めて読み返すと、大切な気持ちが散りばめられていたので、そのままここに転記することにします。

◇ ◇ ◇  

凪。波の影響を受けずにゆっくり進む船のようだ。いまの、わたしの気持ち

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わたしによる、わたしのための岐阜探索note「ぎふのーと(仮)」

わたしによる、わたしのための岐阜探索note「ぎふのーと(仮)」

こんにちは、またはこんばんは。
2022年8月ごろに、岐阜県郡上市で新しい暮らしを始めます。生まれてから32年間生きてきた横浜を、ついに離れることとなりました。

いろんな人が地域へ移住する姿を見てはうらやましく思っていたけど、どこか他人事でした。あれこれと理由をつけては地域で暮らすことを諦め、いや、面倒がって決めずにいました。そんなわたしが、重い腰をあげられたのはいくつか理由があるのだけど、それ

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文字を整え、自分と向き合う

文字を整え、自分と向き合う

仕事やプライベートで文章を書く時間は多い。でもそのほとんどはキーボードで文字を入力して、言葉を紡いでいる。これを書いているのも、PCからだ。

そうすると、どんどん文字を手で書く時間がなくなっていく。
文章を書いて、相手に思いを届けることをしているはずなのに、手触り感のない文字をたくさん書いている。もちろん、デジタルだからこそ届けられるものもたくさんある。けどそこからこぼれ落ちてしまう”なにか”が

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手から手に渡って変化する感性【陶芸家・青木浩二さん】

手から手に渡って変化する感性【陶芸家・青木浩二さん】

手にすっと馴染むこの器は、手びねりという技法で作られている。

手回しろくろで成形するものもあるが、青木さんはタタラ成形を取り入れている。粘土を伸ばしてカットし、型にのせて器を作っているのだ。 手で成形したとは思えないほどに薄く、そして軽い。

鮮やかな青色の器はそれ単体で食卓を華やかにするが、どこか存在感は控えめだ。スーパーで購入したお惣菜をポンと乗せてみると、小料理屋でいただく一品に早変わり。

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大切な器のお直しを、自分の手で。 #金継ぎワークショップ

大切な器のお直しを、自分の手で。 #金継ぎワークショップ

2月に行った金継ぎワークショップ、好評につき第二弾の実施が決まりました!

あなたは大事にしているうつわ、ありますか?
落として割ってしまったり、ぶつけて欠けてしまったり、、、
大切なものほど出番が多いから、傷つけちゃうこともありますよね。

そんなとき、直すという選択肢があったら…
捨てることなく、傷つけた自分に落ち込むこともなく、
自分らしい味わいを楽しむことができるかもしれません。

tsu

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ミモザが欲しくて「今日は何の日?」と彼に聞いた #ミモザの日だから伝えたいこと

ミモザが欲しくて「今日は何の日?」と彼に聞いた #ミモザの日だから伝えたいこと

「3月8日は女性へ感謝の気持ちを伝えるために、ミモザを贈るんだって」

冬に終わりを告げ、暖かい春が来たことを知らせる幸せの花。

花言葉は「思いやり」

イタリアでは、男性が女性に感謝の気持ちと共に贈ることから「ミモザの日」と呼ばれるようになったそうだ。

「ねえ、3月8日って何の日か知ってる?」

すてきな習慣だと思い、ミモザが欲しいわたしは尋ねた。

「え、なんだろう?」

彼は首をかしげる

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椿の花が散るころ、わたしは髪を切りにいく #ぶんしょう舎 添削後加筆記事

椿の花が散るころ、わたしは髪を切りにいく #ぶんしょう舎 添削後加筆記事

この記事は #ぶんしょう舎 の添削チームである池田あゆ里さんからもらった、丁寧で温かなフィードバックをもとに加筆修正を行ったものだ。
何がどう変わったのかを記すために、前の記事はそのまま残すこととする。

「あ、そろそろ髪の毛切りたいな」

伸ばそうと思っていた髪の毛が肩にようやくかかり、結べる長さになったちょうどそのころ。わたしは髪を切る。

それは冬真っただ中のときもあるし、春先の温かくなるタ

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金継ぎで見える景色がある。 -ayako.ceramicsインタビュー

金継ぎで見える景色がある。 -ayako.ceramicsインタビュー

“再発見する陶磁の魅力と素材”

このテーマでアクセサリーを作陶しているのは、ayako.ceramicsの小川文子さん。

釉薬の艶や色合いを活かすのが得意だ。

画像:ayako.ceramics

陶芸を始めてからもう15年が経つ。
陶芸の何が彼女を魅了するのか、どうして金継ぎをはじめたのか。

1時間のインスタライブでたっぷりと話を伺った。

―いい意味で裏切られた、土の感触

そもそも陶

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2020年で吹っ切れたわたしからの、明日のわたしへ向けた挑戦状

2020年で吹っ切れたわたしからの、明日のわたしへ向けた挑戦状

2020年、なんというかいつの間にか終わってしまった。実はまだ2020年13月なんじゃないか?と一人で思ったりもする。いつもとは違う年だったからこそ、なんとなくで終わらせずに振り返りたいと思う。

自分のための備忘録であり、2021年の挑戦状だ。

◇ ◇ ◇

2020年はわたしにとって、コロナ前と後の2つに区切られる。1月と2月に関していえば、まだ1年前だったのかと驚くくらい、ずいぶん前のよう

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椿の花が散るころ、わたしは髪を切りに行く #私が美容室に行く理由

椿の花が散るころ、わたしは髪を切りに行く #私が美容室に行く理由

「あ、そろそろ髪の毛切りたいな」

伸ばそうと思っていた髪の毛が肩にようやくかかり、結べる長さになったちょうどそのころ。わたしは髪を切る。

それは冬真っただ中のときもあるし、春先の温かくなるタイミングのときもある。髪の毛を切るのは、本当に気分。

でも、ひとつだけ。何か嬉しいことや乗り越えたいことがあったとき、わたしは髪の毛を切る。

 ◇ ◇ ◇

椿の花が色づくころ、門をくぐった。

松の木

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「これ話さない?」雑談は凝り固まったものをほぐしてくれる

「これ話さない?」雑談は凝り固まったものをほぐしてくれる

明日、介護福祉士をゲストに招き、「介護」をテーマに話すイベントを行う。というか、わたしが介護について聞きたいことを聞きまくるイベントになるといったほうが良いかもしれない。w

皆さんは「介護」ときくとどんなイメージを持つだろうか。

身の回りの世話を全てしないといけない。
老々介護や介護施設で起こる事件など暗いイメージがある。
精神的なストレスが大きそう。

そんな風に思う方もいるかもしれない。わ

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初めて知る世界へのドキドキと、

初めて知る世界へのドキドキと、

先週、友人の菊池さんから「和ろうそく職人さんとおしゃべりする会」に誘われた。

以前ツイッターで和ろうそく職人である大西さんのnoteをシェアされていて、ずっと気になっていたので一言返事で参加した。(超前のめりだったと思う。笑)

少し遅めの21時から。オンラインには30名を超える人が集まり、大西さんの話に耳を傾けた。

サステナブルな灯り当日までの間、菊池さんはイベントページにさまざまな、大西さ

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今までのしくじりを振り返ってみよう。誰かの失敗から学ぶこともあるよね、きっと。

今までのしくじりを振り返ってみよう。誰かの失敗から学ぶこともあるよね、きっと。

今、仕事でイベントの企画をしている。その中で「学生時代、こんなことでつまづいたよね~」「あるある~」と共通の話題に話に花がさいた。

なんなら、打ち合わせの本命はこれだったんじゃないか?というほど、盛り上がった(笑)そうしてできたのが、「しくじり先生をやろう!」という企画。

至ってシンプルだ。某番組のように先生として登壇するのではなく、2人でゆる~く「こんなことでしくじったなあ」と話すのだ。学生

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在宅ワークを無理なく続けられる、わたしレシピ

在宅ワークを無理なく続けられる、わたしレシピ

皆さんこんにちは。

緊急事態宣言がでましたね。
わたしの住む神奈川も指定エリアに入っています。

これを機に、より多くの企業がリモートワークに踏み切るのではないかと思います。
そこで、すでに在宅ワークしてる私から、これから在宅ワークを始めるみなさんへ無理ないリモートワークの続け方をお伝えします。

仕事のスイッチの切り替えオフィスへ行くと、ある程度仕事のスイッチが入ります。

でも、在宅ワークだ

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好きな人が作ったもので身の回りを固めたい。”tsumugi”というもう一人のわたし

好きな人が作ったもので身の回りを固めたい。”tsumugi”というもう一人のわたし

この前、とある打ち合わせのときに個人プロジェクト「フクバコ」の活動紹介をしたのだけど、そういえばぽつぽつnoteを書いてるだけで、活動内容をまとめていなかったことに気づいたので、まとめることにした。

ー屋号は「tsumugi」実は屋号は前から使っているものがある。「tsumugi」だ。

繭から糸を紡ぐように、商品に込められた作り手の想いを紡ぎたい。そんな思いから「tsumugi」という名前にし

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