見出し画像

2020年で吹っ切れたわたしからの、明日のわたしへ向けた挑戦状


2020年、なんというかいつの間にか終わってしまった。実はまだ2020年13月なんじゃないか?と一人で思ったりもする。いつもとは違う年だったからこそ、なんとなくで終わらせずに振り返りたいと思う。

自分のための備忘録であり、2021年の挑戦状だ。



◇ ◇ ◇


2020年はわたしにとって、コロナ前と後の2つに区切られる。1月と2月に関していえば、まだ1年前だったのかと驚くくらい、ずいぶん前のように感じる。それくらいに、コロナウィルスは私たちに猛威を振るってみせたのだ。


この年はずいぶんと暗い海を潜っている感覚だった。どっちが海面なのか、光が差さないからわからない。しいたけさんが「水瓶座は本当にすごい」と褒めてくれるたびに、わたしは自己嫌悪に陥った。もうとにかく、自信がなくて仕方がなかったのだ。



でもそんなわたしにも、自信を持たせてくれる場があった。


画像1

さとのば大学だ。

2020年はさとのば2期と3期(半年/夏季コース)を実施し、延べ30名ほどのさとのば生と触れ合った。わたしの役割はラーニング・アシスタントで、講師とさとのば生を繋ぐ役割だ。とはいってもさとのば生の中にはわたしよりも年上で経験も豊富な方もいた。どう接すればいいか分からず、かといって背伸びしたところでそんなのもお見通しだ、素直に等身大で臨んだ。


ラーニング・アシスタントを行う上で、大切にしたことがある。

ひとつは参加者全員が安心・安全と思ってさとのば大学に参加している状態をつくること。一人ひとりの名前を呼び、声をかけ、「ここにいていいんだ」と思ってもらえるよう努めた。

もうひとつは、ゆっくり聞くこと。ブレークアウトセッションに分かれ、対話の場面にうつったとき、その場に入ってさとのば生の話をじっくり聞こうと思った。自分の問い質に関しては未熟だったが、しっかり聞くことは意識した。そうして入ってきたことばから、一緒に考えようと思ったからだ。


画像2

ラーニング・アシスタントを行う上でルーブリックを作成した。3名のLAそれぞれで「どんな力が身につくといいのか」を考えた。


ぶっちゃけ、自信なんて最初はなかった。「これでいいのか?」と思いながら日々行っていた。毎回100%を出せたとは思わない。それでもさとのば生から毎回何かしらのフィードバックをもらえたこと、そして講師から「LAがいたことで安心して講義ができた」と言ってもらえたことは、確かな自信へと繋がった。

大好きなライター杉本恭子さんに執筆をお願いしている #ウワサのさとのば
今回はわたしたちラーニング・アシスタントをフューチャーしてもらった。


それでもわたしはずっと、さとのば大学に対してモヤモヤがぬぐえなかった。というより、自分自身にモヤモヤしていた。


受け身なわたしは、他のメンバーのように自分で講義を作りたいイメージなんてまるで湧かず、教育のシステムをアップデートしよう!という熱い想いもなく、いつも宙ぶらりんな気持ちだった。

”ごきげんな人を増やしたい”という自分の想いを叶えるには十分な環境のはずなのに。自分の想いとさとのば大学でやることが中々重ならず、悶々としていた。けれどそれは、あるひとことでモヤモヤしていた視界がぱっと開くことになる。


いるのが仕事なんだよ


いい問いを投げかけたり、講師のペースとさとのば生のペースを合わせたり。もちろんそういうことも仕事のひとつなのだが、それ以上に”いる”ことが仕事になるのか。びっくりした。同時に、すごくやりがいを感じた。


今やっている「学びの場づくり」「インタビュー」「販売」すべてに共通して言えるのは”そこにいる”こと、そして”その人が心地よい場づくりをする”こと。その土台があって初めて、それぞれが機能しはじめる。今までやってきたことが一本の線で繋がったような気がした。


◇ ◇ ◇


2020年から始めたこともある。


個人の活動である"tsumugi"で、去年から腰を据えて拠点を設けた。横浜から各停で5駅のところにある弘明寺、その商店街のアキナイガーデンで月に一度お店を開くことにしたのだ。

画像3


毎回テーマを変えながら花器やキャンドル、渋うちわに海を守る洗剤といった色んなジャンルの雑貨を紹介してきた。

tsumugiのコンセプトは「繭から糸を紡ぐように、商品を通して作り手の想いを紡ぐ」だ。モノを通して作り手の想いに触れることで、モノを大切にする人が増えてほしいし、自分の気に入ったモノを生活に取り入れることで自分自身も大切にしてほしい。そのお手伝いをしていこうと、イベントやフクバコを始めた。

画像4


商店街には、雑貨屋がない。

服飾を扱うお店はあるが、値段が安いものも多くあり、つい商品を”値段”で見てしまう。だからtsumugiで扱うものは少々手をだしにくと思う。

だからこそ2021年は「販売」するだけでなく、手触り感のある「体験」をつくっていこうと思う。それはモノづくりWSかもしれないし、レンタルサービスかもしれない。それはやりながら、決めていけたらと思っている。


2021年、緊急事態宣言が発令され、なかなか苦しいスタートをきるが、商店街にわたしが”いる”ことで、皆に温かさを届けられたらと思っている。前に友人が「縁側みたいなあったかさ」と言ってくれたことがあるのだが、そんな場所をここから、そしてオンライン上でも作っていけたらと思う。


◇ ◇ ◇


と、いうわけで。


2021年、こんな風に生きたい。宣言のような、目標のような。


さとのば大学の新しいプログラム「さとまなプログラム」でサブファシリテーターを目指す
コーチングとファシリテーターを学び、LAに活かす。さとのば生全員の名前、特性を理解できるように。講師がいなくても場を回せるような筋力をつける。

instagramのフォロワーを2000人
今は688人なので、+1000人を目指す。なんとなくやってきた今までにさよならし、「発信」「コミュニケーション」「世界観」の3つを意識してやっていく。

書く仕事を増やす
今までは3足のわらじを履いていたが、2つに絞り、成果をだしていくことに集中する。

47都道府県を巡るオンラインイベント「お茶しよっ」を50人のコミュニティにする
今まで4回行ってきたお茶会を月1開催し、noteサークルで50人を目指す。オンライン上に心地よい居場所をつくる。

運動を習慣化する
1月は毎朝ストレッチを行う。家にいる時間が長いからこそ、身体を動かしていく。


夏の終わりの穏やかな午後_210108

笑いながら、軽やかに生きたい。


皆は今年、どんな1年にする?




/ ありがとうございます☺ \ スキやサポート、とってもうれしいです。 いただいたサポートは新たなプロダクトに出会うための交通費やイベントに役立てさせていただきます!