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「美味しいね」って言うと美味しく感じる話【心理学】

読者の皆様は仕事の方異性の方食事に行かれた経験はあると思うのですが、そこの店の雰囲気イマイチだな料理があんまり美味しくないなっていう経験をしたことがありますか?

ちなみにまひろ(筆者)は残念なことにそういう経験は沢山ありますよ「料理よりもここのシェフの味覚について詳しく知りたい。」と思ったことが。

多分皆様もそんな経験をされたことはあると思います。

「頂きまー…美味しくない…ナニコレ。」

みたいに。


ただせっかく自分も相手も時間を使って一緒に行っているのだから、そんなせっかくの機会を店の雰囲気や料理の味になんかに邪魔されたくないし、左右されたくないですよね。


どうせなら、楽しい空間を作りたいと思いませんか?


じゃあそんな時はどうすれば良いのか、もっと言えばどこに行っても何を体験しても相手を楽しませることができる心理学、について本日はお話ししていこうと思います。



心理学歴10年、まひろです。

僕の記事では心理学を10年間勉強することによってわかった、人間の本質的な行動原理である「自然の法則」を元にビジネスメソッドの発信をしています。

要するにまひろは心理学の知識を使ってビジネスのやり方を発信している者です。



ところで自己紹介にもある通り、まひろは心理学を割とやってきたのですが、まひろという生き物は知識を蓄えたら、実際に使ってみたり試してみたくなる衝動が抑えることができない生き物でして、心理学で蓄えた知識を一通り僕は本当に正しいのか人に実験してみたりするという、可愛らしいことを普段からします。


例えば、人は他人の視線の先や物事の流れを目でたどるという習性があります。

だから今度誰かと話す時に読者の皆様も実際に実践されると面白いことになると思うのですが、友達や知り合いと話している時に、何も言わず急にその人の後ろを眉毛を上げなら見てみてください。

そうすると9割型の人は面白いことに「ん、何かあるの?」とか「私の背中に何かついてる?」みたいに振り替えるんですよね、自分は眉毛を上げただけなのですが。


こんな感じで日頃から実験を気づかれない間に心理学を試してみたりするのですが、その中で僕が面白いと思った実験があり、その実験が今回のお話しにも繋がってくるのですが、プラシーボ効果という現象が心理学にはあります。

プラシーボ効果…1955年にヘンリー・ビーチャーが報告をしたことから知られている。偽薬(本当は薬ではない成分)を投与したにも関わらず、症状が回復したり和らいだりする現象。元々は医療の用語です。

プラシーボ効果は結構有名なのでご存知の方が多いのではないでしょうか?


他にもスタンフォード監獄実験※1・ミルグラム実験(別名アインヒマンテスト)※2という他の実験からもわかる通り、人って結構自分の置かれている状況や環境や思い込みに性格や感情を左右される傾向があるんですよね。


※1スタンフォード監獄実験…1971年から1971年まで、アメリカ・スタンフォード大学が模型の刑務所で行なった実験。心身ともに健康な21人の被験者が集められ2週間の間その内10人が看守役11人が囚人役に徹するようにし、その結果、時間が経つに連れ、看守役の被験者はより看守らしく、受刑者役の被験者はより受刑者らしい行動をとるようになるということが証明された。実際に看守役の暴言や暴力がエスカレートしすぎて6日で中止になりました。警察が街でいつもあんなに偉そうにしている理由がなんとなくわかりますね。
※2ミルグラム実験…イェール大学の心理学者、スタンリー・ミルグラムが1963年に発表した実験。これは被験者に教師役として生徒役の人間に問題を出題し、間違えれば電気ショックを生徒の人間に与える。そして1問間違えるごとに生徒に対して与える初期値が45vの電気ショックを15vずつ上げていき、電圧の上限が450vになるようにするが、教師役の被験者が5回辞めたいと言えばその実験は中止できるようになっています。教師が生徒を見ることができる状態や見えない状態など4パターンほど実験は試されたが、結果的に30~60%の教師役の被験者が最大電圧450vまで上げました。ちなみに最後には試験監督役の人が「我々は一切責任を負わない」と言ってもその実験を続行した教師役の人もいました。学校の教師が偉そうにしていた理由がなんとなくわかりますね。


僕はこれらの知識を得て、あることを思いつきました。

人は自分が感じたことは自分が体験したことではなく、自分の立場や状況や環境や思い込みによって変わる側面もある。ならコレはどうなのだろう?」

と思い、学生時代に居酒屋でバイトをしていたことがあるのですが、一つの氷を友達の首に後ろから「熱い!」って言いながらピタッとくっつけてみたんですよね。

それとか、友人とトイレを一緒に出て同じ洗面台で手を洗うように促して、自動でが出てきて一緒にそので手を洗おうとした瞬間に自分だけが「熱い!」って手を引いてみたんですよね。


するとね、多くの人は僕と同じように「熱っ!」って反応したんですよね。中には拗ねちゃった人もいましたが…めちゃくちゃ面白いので読者の皆様も試してみたければ、仲の良い人限定でやってみてください。(笑)

まあしかし、このままではまひろはただの悪戯好きなクソガキ程度にしか写らずこの記事を終えてしまい不毛な結果を招いてしまうのでここで良い例を出すと、これは例えば冒頭で書いた仕事の方異性の方会食デートに行った時なんかも同じことが言えるのです。


実はその場の空気が盛り上がらない原因って、店の雰囲気とか料理の味ではなく、自分や相手どう振る舞えるかという部分が大きいのです。


と言うのも、僕も悪魔ではないのでこういう良いことも試してみました。

例えば仕事や友人とレストランに行った時に、あえて相手と同じものを注文して自分が先に口をつけ「おいしい」自分からさりげなく嬉しそうに呟きます、自分がその料理を美味しいと思っていなかったとしても。

それとか、女の子とデートに行く時にデートに行ったところが「めっちゃ楽しいここ!」自分からテンションを上げてみます、自分が楽しいと思っていなかったとしても。


すると、どういうことが起こったのかというと、9割型の人「美味しい」と言い、「楽しい」と言うのです。それも自分と同じように相手の顔は笑顔になり声のトーンは上がり、あからさまにテンションが上がるのです。

まああまりにも床にゴキブリが走り回っていたり、料理がぐちゃぐちゃだったらそれはもうお手上げですが、幸いなことに日本はそこら辺はちゃんとしていますからね。

そしてコレは余談で僕の独り言ですが、その相手が女性の場合「な!美味しいよな!」「ね!楽しいよな!」共感を示すと、その後の会話がもっとうまくいきますよ。


ただコレは逆で、例え料理が美味しくても、デートが楽しくても自分が「まずい」「何ここ?つまらんな」と言えば、相手もそれと同じようにテンションは下がるのです。

こうしてその不快感は自然と相手にも伝染します。


だからめちゃくちゃ簡単にこの記事の結論を言うと


人と食事に行ったり遊びに行ったりする時に例えそこが楽しかろうが楽しくなかろうが、どうすれば”環境”や”状況”に左右されず楽しい雰囲気を作れるのかと言うと

自分が楽しむ姿勢を相手に見せれば良いのです。



どうですか、超シンプルですよね。僕自身、心理学をしていていいろんな知識が蓄積されていって、過去にはこんな記事でもお話しさせていただいたのですが

人は論理的な生き物でも、合理的な生き物でもありません。感情的な生き物なのです。

これは頭が良い人ほど勘違いしやすいことなのですがね。


人は「これはこうだからこうする」「あっちの方がこうだからをこれしよう」みたいに物事を決めません。

「あれをやりたいから、これをする」のです。


客観性主観性の上に成り立ちます。


全ての人の行動や決断の根本は全て感情と衝動です。


そして、本日まひろがお話ししてきたことは、まさしくその相手の感情プラスにする方法です。主観性がプラスになれば、客観性もプラスになります。それを心理学では認知バイアスというのですが。

だから相手と楽しい空気を作ることは、相手から見て自分もプラスに映るので、仕事の面でも恋愛の面でも良いことづくしなんですよね。


と言うことで”環境”や”状況”に左右されない、楽しい雰囲気の作り方についてお話ししました。



本日の雑談「ウラワザ


さて、と言うことで本日もまひろのくだらねぇ雑談をお話ししていこうと思うのですが、本日お話しするのは本編のウラワザについてです。

上の記事ではね「楽しい」とか「美味しい」とか言うと相手もそう思うし、「まずい」とか「つまらない」とか言うと相手もそう思ってくると言うことをお話ししてきたのですが、実は「まずい」とか「つまらない」とか言っても大丈夫なウラワザがあるんですよね。(もう言っちゃうのかよ。)


まあ実際、マジでまずいものとか、ガチでつまらないところを無理やり楽しいって言っても切り抜けられるのですが、どうしてもそれをしたくないという正直な方も多分いらっしゃると思います。

じゃあそんな方々が使えるウラワザは何のかと言うと、これまた登場するのですが「ユーモア」です。

このユーモアがあれば、例え「まずい」とか「つまらない」とか言ったとしてもその場を楽しい雰囲気にすることができるんですよね。


レストランに行った時そこの料理も雰囲気も自分的にはイマイチだった。

そんな時は上でも話したように「美味しい!」「楽しい!」って言えば、簡単にその場の雰囲気を楽しくすることができるのですが、高等テクニック「ユーモア」を使ってでも楽しい雰囲気は作れますよ。

例えば「出てきた料理がイマイチで残してしまった。どうしても全部食べられない、無理だ。」と思った時は

「どうして残してるの?」

「別に美味しくないとかそういうことじゃないよ?あのさ中国には美味しい料理をあえて残す”食べ残し文化”っていうのがあるんやけど、俺って多分前世中国人からその名残かもしれへんな。まあ許してやってや、別に美味しくないとかじゃないよ?」

と僕はよく言っていました。いやそりゃこうやって真面目に書いたらスベりますけどね?実際に聞いたら絶対笑ってますからね?


こほんっ。ということで、まあこんな記事で「ユーモア」というウラワザがあるので、できる人なら是非こっちの方法をお勧めします。



それでは、あなたの人生がより豊かになるようにまひろは心の底から応援しています。

最後まで読んでくださり、ありがとうござい…絶対に直接聞いたら笑ってますからね!

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