スポーツ🥍❌中指❌学食【幼少期頃・日常の怪我健忘録】

私は子供の頃から人の100倍活発で、とにかく走り回るのが大好きだった。

スポーツも好きだし、友達との鬼ごっこ（＆木の上だけ鬼ごっこ：地面に足が着いたら負けだけど、木から木へ移るのはOK）や探検、虫取りも大好きだった。そのためか、打ち身だらけ、擦り傷だらけが当たり前の子供時代を過ごした。（大体の傷は、気がついたらいつの間にかできていたといった感じ。）

ある日の体育の時間でラクロス🥍をやっていた。（私は身体能力が高く、本人の希望もあったので、私は男子チームでプレイすることが多かった。この時は男女混合だったのだろうか？記憶が曖昧……）

男友達はディフェンスを切り抜けゴールまっしぐら。既に飛び上がってスティックを振り上げたのが早いか、私がダッシュで回り込むのが早いか、私は必死でゴール阻止に努めた。彼がスティック🥍を振り下ろす斜め前ゴール側（けど彼の左若干外側。ゴールは私の背に右側）からシュートも防ごうと、手で持ったスティックを目一杯突き出してした。体育だったので、誰一人ラクロスの防具は着けずにプレイしており（多分ラクロス防具はなく、学校が持ってた防具はホッケー用のみ）、スティックは素手で握っている。その私の手に、全力で友人が振り下ろしたスティックが激突した。しかも、このスティックの網の骨格部分は割れていた（あるいはこの時割れた？機材よりも私の手が強いなんてことある？）（臆さずに全力で果敢に挑む精神や自分のリーチが長いことも怪我に関わっているかもしれない🤣）

中指に激痛が走った。

見てみると、肉が捲れている。砂箱でショベルを突っ込んだ跡のようにに組織が断裂した部分が盛り上がった感じで捲れて、流血している。

ゴールは阻止できなかったんじゃないかな？　悔しく思った記憶が朧げ（おぼろげ）にある。ただ、私の怪我でノーゴールになったのだったろうか。悔しさ半分、点の阻止に満足半分といったところ。とはいえ、私の手にお構いなしに、躊躇なくラクロスのスティックを振り下ろした友人には少し驚きつつ、彼の表情を見た。ゴール入れたゼ〜イェイって感じで私と目があった彼は笑顔。

まぁ、どっちかというと、思いっきり全力でシュートしてる最中の動作真っ只中に、俊足の私が追いつき、腕を伸ばした、超ファインセーブ😤🤣😂😅。（私の運動神経凄すぎ🤣な〜んて。）

とはいえ、怪我を負った私は先生に保健室へ行くように命じられて、それに従った。一度は、「別にそこまでせずとも、絆創膏を貼っておけばプレイ続行できるんじゃない？」と尋ねて、「深そうだから、保健室に行きなさい」と指示を受け、従った。

怪我を心配した女子の友人達が集まってきて声をかけてくれた。

その中に一人、泣いている女の子がいた。わりと仲が良い娘（コ）で、血が怖いっぽいことを言っていた。ついつい、イタズラ心に火がついたのと、他人の傷の血液なんぞが、涙を流すほどに怖いというのが理解できなかった。

同時に、私はもう傷の痛みも感じておらず、本当に結構平気だった。なので、颯爽と保健室に歩うために体育館のど真ん中を軽快に歩いて体育館出口に向かっていた。だから、本当に「本人が大丈夫」という様子を見て、それを彼女も理解すれば、彼女の恐怖心も払拭されるに違いないと考えた。

なので、「ほら、なんともないよ。痛くもない。見てご覧。」っぽい感じのことを言ったんじゃないかな？

傷を負った手を胸くらいの高さに保持したまま、彼女に笑顔で近づこうと数歩そっちに歩いたら、叫んで大泣きされてしまった。（まさか本当に怖がってなどおらず、ただびっくりして泣いちゃって、血が怖いと言ってるだけとも思い……イタズラ心で「ほ〜ら🤣」ってのもやった可能性は否定できない。いや、でも、だって……本人が笑ってられる傷が怖いなんて、やっぱり思わないでしょ…… 男友達の中で育ったから、武勇伝は語っても、怖いなんて態度や口に出す人いなかったし…… 血を怖がると言う人を見るのは、生まれて初めての経験…… 色々な人がいる。自分の理解や経験の範疇で、色々思い込まずに、寛容と想像力を養うのも大切だよね……）

彼女の本気の怖がり方と泣き方に驚き、私は一目散にちょっと駆け足に体育館を抜け、保健室に歩いて行ったとさ。私は私で、この時初めて本人よりも傷を怖がったり、血液に恐怖を感じる人もいることを知った。

結局、この時も包帯をグルグル巻きにされてしまった。昼食時間にも食い込んでしまったものの、幸いにも昼食には間に合った。

〜〜〜学食の背景〜〜〜

この時、カフェテリアでの食事は、早い者勝ちで購入できるシステムだった。そして、一人１食までという規制があった。毎日、全校生徒が授業終了のチャイムと同時にダッシュでカフェテリアに全力で走り、私は２階から１階の階段半階（10段くらい）を上の階からの助走を活かして、角を曲がって、階段下が廊下になった瞬間に、そのまま全部の階段を飛び越えて、廊下には思いっきり膝のクッションを利かせて着地した。着地するのは、足から入るものの、衝撃は膝を曲げて吸収しつつ、膝のズボンで廊下を滑ることで衝撃を逃がす私独自の方法で、完全に緩衝させていた。（後々、陸上のコーチから、走り幅跳びの選手をしないかとスカウトされた😅）一番離れた教室で授業がある日でも、大体は、一番人気メニューが勝ち取れる数十人には食い込めた。近ければ、最初にカフェテリアに並ぶ10人くらいには入れた。（小中高と、学年で一番中距離や長距離走は速かった( ･´ｰ･｀)どや）

美味しいご飯にありつくのは、戦争を勝ち残れる体力と足の速さがある者の特権🤣🤣🤣な〜んてね。

〜〜〜学食の背景完〜〜〜

当時は不人気だったベジタリアン食は、最後の方に行っても買うことができた。

この日、怪我をした際に、昼食時間ギリギリになって急いでいる保健室の先生に「私はベジタリアン食も食べれるから、遅くなっても大丈夫」と声をかけたら、「ちゃんと食べないとダメよ。ご飯を抜いたらダメ」と説教じみたことを言われてしまった。

「いや、ご飯抜くんじゃなくて、もう学食争奪戦負けちゃうけど、残り物でも美味しく食べれるから良いよ」っていうフォローのつもりだったんだけどな……（ベジタリアンは栄養不足と考える人もいたし、たしかに中学生は摂食障害に注意が必要になってくる年齢かな？ 友達と一緒に、誇りと勝負魂をかけて、昼食にありつくことしか考えていなかったガキンチョの私には、食事を抜くという発想すらなかった😅）

この日も保健室に入り浸っていた、色白でちょっとツンとした、しょっちゅう授業を抜けて保健室に行ってずっとそこにいた女の子を横目に、とりあえずその場はスルーした。

昼食の会話以降くらいから、慌てていた保健室の先生も落ち着き、止血や包帯巻きを終え、私は無事にカフェテリアの友人達にベジタリアン食を持って合流できた。

怪我への労いの言葉もあったかな？ きっと、あったのだろう。（あんまり覚えていない😅）この日、ベジタリアン食になったことや、私の分を買っておけなかったこと等の労いというか愛のある笑いで盛り上がったのは、覚えている。

アハハ、花より男子？🤣🤣🤣　怪我よりも食事🤣🤣🤣

サクッと完食して、いつもの自販機で飲み物を買って、色々混ぜて新種の飲み物を皆であーだこーだ言いながら作っては、飲み回しして美味しいとか、こっちをもっととかをワイワイ言いながらまた混ぜた。その後の昼休みを楽しく皆で笑って過ごした、普通に楽しい一日だったとさ。（回し飲みは、色々な感染症を気がつかないうちにうつしあいっこしちゃうので、やめましょう〜）

今を大切に生きよう！