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「母さんの花てまり」ー詩ー


母さんは
よく 春陽の
まぶしい 縁側で
手まりを
作ってました

カラフルな 絹糸を
辛抱強く
巻いて 巻いて
八重菊 桔梗
さくらなどの
花てまりが 生まれます

花てまりは
転がりながら
陽ざしを 浴びると
絹が光ります

「母さん どれだけ 
糸を 巻くの??」

「坊やが ピーマンを
ちゃんと 食べれるように
なるくらいかなぁ・・・」

「じゃあぁ・・ ずっと
ずっと 巻いてることに なるよぉ!!」

「う~ん・・・・
坊やが 夢の世界に
遊びに 行って
そこの 人になろうかなぁと
思うくらいかなぁ・・」

その言葉を 聞きながら
僕は そのまま 眠って
しまうのが 常でした

母が いなくなり
部屋の 隅で
埃をかぶった
手まりを 転がすと
何故だか ねむくなるのは
母の あの 
魔法の ことばの
せいかもしれません

最後まで 読んでいただきありがとうございます。
これからも お心をなごますような詩を投稿して
まいりますので、スキ、コメント、フォローなどを
いただければ 子手まりのようになつきます🐱🐱🐱🐱

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