あゆみ

マイノリティの味方でありたいママ心理士。主に発達障害・不登校とその家族について発信しま…

あゆみ

マイノリティの味方でありたいママ心理士。主に発達障害・不登校とその家族について発信します。 2022年公認心理師取得、放デイを経て現在児発勤務中。我が子2人も発達障害と不登校経験あり、当事者目線でもお伝えします。 ブログ→https://hou-day.ryo-kawa.com/

記事一覧

制作準備のちょっとしたコツ(放デイ)

先日、利用者10名超えの日にカレンダー制作のリーダーを担当しました。 10月分ということで、安直ですがハロウィンをイメージ。 ある程度の時間をかけつつ(あっという間に…

あゆみ
2年前
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放デイ・レベル設定の話(工作編)

活動リーダーが週に一度は回ってくるのですが、時には工作をすることも。 その内容の選定や下準備について、個人的基準をまとめました。 ポイント①スタッフと利用児童の…

あゆみ
2年前
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不登校、病院は行くべき?

不登校にもいろいろな状況がありますが、「はっきりした理由はないけどとにかく学校に行けない」というとき、病院には行ったほうがいいのでしょうか? 結論から言うと、か…

あゆみ
2年前
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母親してて「自分軸」とか無理だよね

自己啓発系も好きなので本とか読みますが、よく出てくるのが【自分軸】。 乱暴にまとめると 「人のことじゃなくて自分の気持ちを優先しなよ」 ということだと思うのですが…

あゆみ
2年前
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持ち帰り仕事を減らしたい

福祉の仕事をするようになって思ったこと。 「持ち帰り仕事が多い」 保育士さんもそうですよね。 個人的に仕事は勤務時間だけするものだと思っているので、正直なところ、…

あゆみ
2年前
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いざとなると出てこない知識

娘が登校に波が出てだいぶ経ちます。 小学生の頃から時々休むことはあったけど、中学に入ってからは明らかに休むことが多くなりました。 中2の今年、一学期の欠席が3分の1…

あゆみ
2年前
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休みは子どもたちの用事で終わる

久しぶりの連休でしたが、「担任と面談」「登校付き添い」「早退のお迎え」やらでフリータイムが小分け… なかなかやりたいことができません。 ワーママは休日に予定が詰…

あゆみ
2年前
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どうして放デイで働くの?

私は放課後等デイサービスの職員をしています。 そして子どもたちはいわゆる不登校状態。 日中家にいることが多いです。 そんな子どもたちを家に置いて、他の子どもたちを…

あゆみ
2年前
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活動を考える悩み

勤務先の放デイは、特にプログラムに縛りはなく職員が個々に考えるスタイル。 でも、自由にやっていいと言われるとかえって悩みませんか? レベル設定とメンバーの問題最…

あゆみ
2年前
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登校が難しいお子さんがいる方へ

日曜の夜。 休みが終わり、また一週間が始まるというこの時間がつらい人はいませんか? 「つらいのは本人」と言うけれど…みんなが当たり前のように学校に行く中、我が子…

あゆみ
2年前
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放デイ職員の一日【夏休み編】

長い長い夏休み。 頭が痛いのはご家庭ももちろんですが、お子さんをお預かりする施設も奮闘の日々。 学校のある時期とは違う流れになる、預かり型放課後等デイサービス職員…

あゆみ
2年前
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私の目指すこと

私は今まで「自分の好きなこと」を探していました。 でも、なかなかわからない。 同じような人は多いと思います。 今の日本では、特に女性は結婚・出産で【私】の比重が大…

あゆみ
4年前
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制作準備のちょっとしたコツ(放デイ)

先日、利用者10名超えの日にカレンダー制作のリーダーを担当しました。
10月分ということで、安直ですがハロウィンをイメージ。
ある程度の時間をかけつつ(あっという間に終わると間が持ちません…)、飽きたり興味を失わせず、かつスタッフが個別につかなくてもそれなりに取り組める内容…となるとなかなかの難題。
結局、はさみ不要の【折り紙でかぼちゃを折ってカレンダー台紙に貼る】としました。

折り方はネットで

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放デイ・レベル設定の話(工作編)

活動リーダーが週に一度は回ってくるのですが、時には工作をすることも。
その内容の選定や下準備について、個人的基準をまとめました。

ポイント①スタッフと利用児童のバランス季節ものなど、どうしてもこの時期に!という内容でなければ、まずはスタッフが手厚い日を選びます。
勤務先は支援学校・支援学級・通常級混在なので、特に支援学校のお子さんが多い場合はマンツーマンでつけるくらいの余裕がなければ工作は選択し

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不登校、病院は行くべき?

不登校、病院は行くべき?

不登校にもいろいろな状況がありますが、「はっきりした理由はないけどとにかく学校に行けない」というとき、病院には行ったほうがいいのでしょうか?
結論から言うと、かかりつけの小児科でもいいので、一度は行っておきましょう。

なぜ病院に行くべきなの?特に年齢が低いうちは、身体的な辛さを的確に表現することが難しいことがあります。
本当は身体的な疾患が理由で体がつらいのに、うまく表現することができなくて「学

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母親してて「自分軸」とか無理だよね

自己啓発系も好きなので本とか読みますが、よく出てくるのが【自分軸】。
乱暴にまとめると
「人のことじゃなくて自分の気持ちを優先しなよ」
ということだと思うのですが、自分より幼いくせにしっかり意思のある生命体を育てているときにそんなこと言われても不可能だと思いませんか?

育児がこんなにマルチタスクとは知らなかった
子どもが小学生・中学生のうちは学校の予定もかなり入るし、もともとマルチタスクが苦手な

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持ち帰り仕事を減らしたい

福祉の仕事をするようになって思ったこと。
「持ち帰り仕事が多い」
保育士さんもそうですよね。
個人的に仕事は勤務時間だけするものだと思っているので、正直なところ、プライベートでもやらないとと間に合わないようなスケジュールでの業務はおかしいと思います。
でも、家でもやっていることが生きがいなのかな…という感じの人もいるので、そのへんは「好きでやってるならいいんじゃない?」とも思いますけどね。

イベ

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いざとなると出てこない知識

娘が登校に波が出てだいぶ経ちます。
小学生の頃から時々休むことはあったけど、中学に入ってからは明らかに休むことが多くなりました。
中2の今年、一学期の欠席が3分の1。
体調面がつらそうなので、耳鼻科や小児科を受診しました。
メニエールや起立性調節障害が傾向ありとの結果でしたが、薬を飲んでも大きな変化はなく途方に暮れていました。

基本だけど思いつかなかったそのまま数ヶ月が過ぎ、娘も教育相談を受ける

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休みは子どもたちの用事で終わる

久しぶりの連休でしたが、「担任と面談」「登校付き添い」「早退のお迎え」やらでフリータイムが小分け…
なかなかやりたいことができません。

ワーママは休日に予定が詰まる両親とも仕事をしていると、休日に予定が詰め込まれがち。カレンダー通りの勤務をしていた頃は土曜に習い事や通院・予防接種が固まりがちでした。
平日休みが多くなった今は、不登校傾向の子どもたちの対応がバンバン入ります…
担任の先生とのやりと

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どうして放デイで働くの?

私は放課後等デイサービスの職員をしています。
そして子どもたちはいわゆる不登校状態。
日中家にいることが多いです。
そんな子どもたちを家に置いて、他の子どもたちを見る仕事…
なんとなく矛盾を感じるときもあります。
どうして放デイを選んだのかな?と内省してみました。

接するのに気をつかわずにすむ自分でも正直、なんで放デイなのかな〜と思います。お子さんの支援なら児童発達支援(児発)でもいいわけですし

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活動を考える悩み

勤務先の放デイは、特にプログラムに縛りはなく職員が個々に考えるスタイル。
でも、自由にやっていいと言われるとかえって悩みませんか?

レベル設定とメンバーの問題最大の難所がレベル設定。
私の勤務先は特別支援学校の児童も支援学級の児童も混在しているので、どうしてもできることや内容を理解する力に差があります。
また、その日来所するメンバーによっても雰囲気が変わるので、毎回活動リーダーの日の利用者名簿と

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登校が難しいお子さんがいる方へ

登校が難しいお子さんがいる方へ

日曜の夜。
休みが終わり、また一週間が始まるというこの時間がつらい人はいませんか?

「つらいのは本人」と言うけれど…みんなが当たり前のように学校に行く中、我が子がある日登校できなくなる。
親にとってはショックですよね。
日中一人にさせられないお子さんのいる共働き家庭にとっては、死活問題にもなりかねません。

行くの?行かないの?毎朝の確認が負担

我が家の中2&小3の子どもたちも、いわゆる不登校

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放デイ職員の一日【夏休み編】

長い長い夏休み。
頭が痛いのはご家庭ももちろんですが、お子さんをお預かりする施設も奮闘の日々。
学校のある時期とは違う流れになる、預かり型放課後等デイサービス職員目線で、裏側をお伝えします。

とにかく時間がない!

療育が必要とされている小学生以上のお子さんが通う放課後等デイサービスは、学校のある時期はお子さんのいない午前中にスタッフの打ち合わせや活動準備を行っています。
しかし夏休みなどの学校

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私の目指すこと

私は今まで「自分の好きなこと」を探していました。
でも、なかなかわからない。
同じような人は多いと思います。

今の日本では、特に女性は結婚・出産で【私】の比重が大きく変わります。

妻は自分より夫の事情を優先するべき。
母は自分より子供のことを優先するべき。

そんな見えない圧力、感じませんか?

そうやって「空気を読んで」自分を後回しにしているうちに
自分が本当に考えていることがぼやけていきま

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