放デイ職員の一日【夏休み編】

長い長い夏休み。
頭が痛いのはご家庭ももちろんですが、お子さんをお預かりする施設も奮闘の日々。
学校のある時期とは違う流れになる、預かり型放課後等デイサービス職員目線で、裏側をお伝えします。

とにかく時間がない!


療育が必要とされている小学生以上のお子さんが通う放課後等デイサービスは、学校のある時期はお子さんのいない午前中にスタッフの打ち合わせや活動準備を行っています。
しかし夏休みなどの学校休業期間は朝からの来所のため、当日はほぼ打ち合わせなし。特にパート職員さんは預かり時間のみの勤務設定になっていたりするので、慌ただしくお子さんたちとの時間に突入です…

活動に制限が多い


夏休みで困るのは、気温の関係で活動が制限されること。預かり型放デイは特性上、屋内で一日を過ごすにはパワーの余ってしまうお子さんもいますので、外に出る活動ができない状況で6時間を集団で過ごすのはなかなか難しいんですよね。
寒い時期でも公園などの外遊びをよくしますが、夏の暑さではそうもいかないのがつらいところです。

職員の休憩問題

通常放デイはお子さんが来る前に常勤の休憩は終わっているし、パート職員も14時など休憩不要の勤務体制。しかし朝から子どもたちのいる日はお昼休憩が発生します。
子どもたちの食事も見守りが必要ですし、お子さんによっては食事介助もあるので、誰をどの時間で抜けさせるかは頭の痛い問題になります。手薄なときほどトラブルは起きやすいですしね…
また、打ち合わせ時間が取りにくい分、休憩で一緒になったときに情報交換ができるという部分もあります。(事業所によっては同室で休憩しない決まりのところもありますが)

安全に楽しめる場であるために

以上、学校のある時期とくらべて大変な側面をお伝えしましたが、時間があるからこそできる活動もありますし、より職員や子ども同士の関わりが増やせる貴重な期間でもあります。
まずは安全に過ごせること。
そして楽しくいられる場所の提供。
そのために放デイ職員は頑張っていますので、ご理解いただけると嬉しいです!


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