どうして放デイで働くの?

私は放課後等デイサービスの職員をしています。
そして子どもたちはいわゆる不登校状態。
日中家にいることが多いです。
そんな子どもたちを家に置いて、他の子どもたちを見る仕事…
なんとなく矛盾を感じるときもあります。
どうして放デイを選んだのかな?と内省してみました。

接するのに気をつかわずにすむ

自分でも正直、なんで放デイなのかな〜と思います。お子さんの支援なら児童発達支援(児発)でもいいわけですし。
実際児発の個別療育も半年やりましたが、やはり小学生くらいが楽しいと感じて放デイに戻ったわけです。
それは恐らく、小さい子と接するのが苦手だから。保育士資格もないし、ちょっとした私の力加減でケガさせそうで気を遣うんですよね…
小学生なら我が子と接する感覚で対応できるのがやりやすいんだと思います。

職場の理解が得やすい


不登校や発達面の課題など、我が家と似たようなお子さんたちもいるのが放デイ。そして職員も何かしら身の回りにそういう人がいることが多いので、理解を得やすいのがいいところです。
完全な主観ですが、児発や放デイで働く人は、ご自身のお子さんなどの身近な人に発達障害などで支援が必要な方がいる(いた)ことが多いです。
なので、変に上からではなく、共感してもらえることが多いです。
実際、我が家の子どもたちが不登校状態で、小学生の息子が給食なしの午前登校した場合は昼休みに送迎で抜けたいと相談したら、二つ返事でOKがもらえました。
状況を知った人からは、「実はうちも昔…」と体験談をお聞きすることも。
いろいろ聞いておきたい私にはとてもありがたい環境です。

リアルな支援の情報がわかる


これは放デイ勤務を始めて気付いたことですが、「どんな支援があるか」「どうやったら受けられるか」を利用をすすめる側として知ることができるというのはとても大きいです。
経営母体が相談支援も行っているので相談員とも直接関われますし、施設も6年ほど運営しているため中学生やその先の進路についても時々話題が出ています。
どんな状況でどんな支援が受けられるのか。どんな条件なら受けられるのか。なにげない職員間のやりとりから知ることもあり、自分で調べるだけではわからないこともあるなぁと日々感じながら働いています。
もし児発や放デイを利用されているなら、ささいな困り事もどんどん相談されることをおすすめします!

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